※劇場版「無限列車編」未視聴及びコミックス未読の方は閲覧注意!
CV:???
※劇場版のクレジット内にて判明。未視聴及びこれから見に行く方々へのネタバレ防止配慮として11月半ばまで表記修正をしないようお願いします。
概要
煉獄槇寿郎は、煉獄家現当主であり、元炎柱である。
今は亡くなっているが瑠火という妻と、そして杏寿郎と千寿郎という二人の息子がいる。
人物
かつて鬼殺隊の柱に選ばれるほどの剣士であり、柱時代は八丈島まで赴いて、鬼に虐げられていた人間を助けたりと精力的に働いていた。
しかし、日の呼吸について書かれた炎柱ノ書を読んでからは自らの才能の限界と無力さに打ち拉がれ、同時期には最愛の妻を亡くしたこともあってか柱としての情熱も失って柱を引退、以後は家で酒浸りの日々を過ごすようになる。
この時によほど劣等感とやり場のない恨み辛みが募ったのか、上述の炎柱ノ書の「日の呼吸」について書かれている書面を読めなくなる程引き裂いてしまっている。また、この頃には隊士としての仕事もいささか怠慢気味になっており、任務中でも常に酒瓶を携帯していたり、追い詰めた鬼をとどめも刺さずに気まぐれに逃したりと問題行為が目立ちはじめている(後にこの鬼は下弦の弐となって大きな被害を出すこととなる)。
柱を辞めるまで息子である杏寿郎と千寿郎には剣の稽古を付けたりしてはいたのだが、辞してからは日がな一日家に引きこもって昼間から酒を飲んでは息子たちにも冷たく当たるようになるなど、元炎柱としても父親としても見る影もないほど落ちぶれてしまい、杏寿郎がほぼ独学で炎柱にまで昇格した時でさえ喜ぶ様子を見せることはなかった。
それは杏寿郎が亡くなっても変わらず、竈門炭治郎がお悔やみを伝えるために煉獄家を訪れた時にも激闘の末に死亡した杏寿郎を侮辱する発言をして彼の怒りを買う。さらに炭治郎の耳飾りから彼が日の呼吸の使い手だと勝手に勘違いし、自身の中に燻っていた炎柱ノ書に記されていた日の呼吸の使い手への劣等感から炭治郎に殴りかかり、取っ組み合いの喧嘩になった挙句、最終的に炭治郎から頭突きを食らってしまう。
その後再び酒に逃げるかと思われたが、炭治郎が杏寿郎から託された「体を大切にしてほしい」というただ一つの遺言を千寿郎から伝え聞いて、今まで辛く当たってきた息子への態度や生活を悔いて涙を流したのだった。
この炭治郎来訪時の一件をきっかけに自らの在り方を見直して悔い改めたようで、後には鎹鴉を通じて炭治郎へ送った手紙の文中で、杏寿郎の遺言を伝えてくれたことに感謝し、大喧嘩の一件を丁寧に詫びており、炭治郎が知りたがっていた「日の呼吸」について千寿郎とともにあらためて調べ伝えようとしている模様である。
鬼殺隊と鬼舞辻無惨との最終決戦が開始された際には同じく元柱である宇髄天元、鱗滝左近次と共に若き当主産屋敷輝利哉の護衛と後方支援に当たり、鬼殺隊の一員として再び立ち上がった。
関連タグ
主人(鬼殺隊当主)
産屋敷耀哉(97代目当主)
産屋敷輝利哉(98代目当主)