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上高地の編集履歴

2020/11/08 23:09:40 版

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上高地

かみこうち

長野県松本市の飛騨山脈中にある盆地。景勝地と登山の基地として有名である。

概要

長野県松本市西端、岐阜県との県境近くにある谷川と一体化した小さな盆地である

別名北アルプスで知られる飛騨山脈の真っ只中に位置する。

北方に槍ヶ岳蝶ヶ岳などがあり、木製吊り橋河童橋越しには穂高岳焼岳が間近に迫り、これらの山々の登山の拠点でもある。

谷の中を梓川が北から南へ流れており、南側は焼岳噴火の泥流でせき止められた大正池になっていて周辺は湿原となっている。

エリア全体が国立公園の中にあり、「特別名勝」と特別天然記念物にも指定されている。

麓にある穂高神社のゆかりの地としてかつては「神垣内」とも表記されていた。

人が本格的に入って来るのは意外と早く、江戸時代には既にを切り出す労働者たちが入っており、修行僧によって槍ヶ岳も初登頂されている。

明治時代に近代登山として旅行客が入り始め、一時期は牧場もあった。

昭和初期には路線バスの乗り入れも始まり、今では帝国ホテルの直営店をはじめとする観光ホテルも多数あり、温泉も湧いている。

現在はバスターミナル付近を中心に、観光シーズンには山の中とは思えないほどの客で賑わっている。

とはいってもかなりの山奥であるため、には道路が通行止めになり同地へは徒歩でしか立ち入れなくなる。

車道が南側(梓川の下流側)から中央部まで通じているが、道幅が狭い上に同地に駐車場の余地がないため一年を通じてマイカーでは入れない。

エリア外にあるいくつかの駐車場に停めてから路線バスやタクシーで向かう事になるが、その駐車場周辺も上高地と大して変わらない山奥にある。

松本からは電車(アルピコ交通上高地線)と路線バスを乗り継いで、岐阜の高山市からは路線バスの乗り継ぎでアクセスが可能。

観光シーズンには長野市東京都などから上高地へ直行する高速バスもある。

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