ナメゴン
かせいからのけいこく
曖昧さ回避
ゲーム『ドアドア』に登場するモンスターについてはナメゴン(ドアドア)を参照。
データ
身長 | 30m |
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体重 | 1万t |
概要
火星から帰還した無人探査機に乗せられていた金色の卵から誕生。
卵は常温下ではビー玉程度の大きさだが温度が高まると膨張、数分で数十mに成長し孵化する。
巨大化中は熱を加え続ける必要はなく、最初の数秒だけ熱を与えれば活動を開始する。
一ノ谷博士は「火星人が地球人のやみくもな宇宙開発に対する挑戦か、あるいは威嚇」と推測した。
劇中では2体出現し、一体目は離島・大蔵島の温泉熱で孵化後、遭遇した万城目らに襲いかかるが、海に転落して溶解する最期を迎える。二体目はアクシデントから一ノ谷博士の邸宅の庭で孵化する。
一ノ谷博士が助手に塩水の用意を指示し、二体目との攻防は特に描かれないままこの回の話は終了するが、塩水による攻撃で駆逐されたと思われる。
その後、『ウルトラマンメビウス』にも名前のみ登場。
物語開始時の5年前に火星に出現し、バン・ヒロトの母親を殺害していたことが語られている。
『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではガッツ星人が実験場にしていた惑星の野良怪獣として登場。
アイとカネゴンを殺そうとしていたワイルド星人を破壊光線で殺害し、アイたちにも襲い掛かったが、レッドキングによって岩替わりにされてしまいバジリスにぶつけられてしまった。
『ウルトラマンZ』では本編で登場していないが、2020年てれびくん12月号の「セブンガー友の会」の特集ページで22話の防衛軍のロボットキャンペーンで展示物である新聞記事内(但し劇中では新聞記事は登場しなかった)でかつて出現した過去が明かされた。
どのような理由か不明だが本編から5年前の日本に出現、『Q』に登場した二体よりもずっと強力な個体だったらしく、日米の防衛軍が対処するが全く歯が立たず、最低でも緊急事態宣言が出されてから2週間日本を猛進し暴れていた。そこにセブンガーが新戦力として投入され倒された模様。これは30m級の怪獣の討伐は初めての事例だったらしく、この成功をきっかけにストレイジの立ち上げ及び編成に繋がるきっかけへとなった。
能力
動きは遅いが、両眼から放つ硬直光線を武器に暴れる。この光線を食らったものは硬直して死亡する。
弱点は塩水であり、劇中では一体目は海に落とされたことで溶解し
終盤に誕生した二体目についても塩水が用意されている。
余談
「次に火星から送られてくる怪獣は、海水を飲んでますます巨大になり、強靭になる恐るべき怪物に違いない」というナレーションで物語は締めくくられる。
なお、ウルトラQの没プロット『キリがない』の中に、水を吸い上げて無限に成長する怪獣の登場が予定されていたが、上記のナレーションのような宇宙から送り込まれた怪獣として設定されていたかは不明。