曖昧さ回避
- イグニス(ignis)はラテン語で篝火、炎の意味を持つ言葉。
- スズキ・スイフト(初代)の日本国外におけるブランド名。又は2016年1月下旬に販売されたハイブリッドカー。
- ニトロプラスのアダルトPCゲーム『塵骸魔京』に登場するヒロイン。→イグニス(塵骸魔京)
- KOF2001及び2002UMに登場するボスキャラ。ただし、綴りがigniz。→イグニス(KOF)
- 『ファイナルファンタジー15』の登場人物。→イグニス・スキエンティア
- 『ファイアーエムブレムif』の登場人物。→イグニス(FEif)
- 『ブレイブルー』に登場するレリウス=クローバーの使役する人形。→イグニス=クローバー
- 『スーパーロボット大戦D』に登場するキャラ。
- 『ダンまち』に登場するキャラ ヴェルフ・クロッゾの二つ名
- 『愛天使伝説ウェディングピーチ』に登場する敵幹部の一人。本項にて解説。
- 『遊戯王VRAINS』に登場するプログラム。→イグニス(遊戯王VRAINS)
- 『ラストオリジン』の登場人物・ユニット。
イグニス(ウェディングピーチ)
CV:関智一
悪魔界の女王レインデビラに仕える火魔ピュール族の悪魔。いわゆる敵幹部の一人。漫画版ではプリュイに次ぐ2人目の幹部として、アニメ版ではサンドラに次ぐ(サンドラ編はアニメオリジナルストーリー)3人目の幹部として登場した。
愛天使たちの正体と動向を探るため、彼女ら(特に珠野ひなぎく)に近しい少年である雨野たくろうに接近して彼の運動音痴というコンプレックスにつけこみ「私がお前に悪魔の力を貸してやる代わりに、お前は私のために愛天使と聖サムシング・フォーを探し、その排除に力を貸せ」という悪魔の契約を言葉巧みに結ばせた。以降「おまえの体は私のものだ」と、たくろうの体に潜みながら、様々な策謀を巡らせる。
が、ほかならぬ取り憑き先のたくろう自身が、生真面目で心優しいお人よしであったがために要らぬ苦労を背負い込むことが多く、その底抜けっぷりに呆れ果て脱力する日々を送る事に。
結果、たくろうとは「たくろうが状況に翻弄されてイグニスに泣きつき、イグニスがその詳細も聞かずいい加減に悪魔のアイテムを渡す」というのびドラめいた生活を送る羽目になる。ぶっちゃけレッドなイケメンスマートの悪いドラえもん。あるいは、やる気の無い投げやりなカーンデジファー様。
任期途中から自身を慕う少女悪魔である水魔ポタモスが押しかけてきて、彼女のノリ優先な現代っ子めいたはっちゃけぶりにたくろう共々、悩まされていくことになる。
が、そんなぬるま湯めいた生活を送った(あえて言えば、たくろうに感化された)せいで悪魔としての力が少しずつ弱まっていき、それをポタモスに気取られて「裏切者」として誅殺される事になる。最後は「せめて悪魔としての矜持を貫く」という思いから、たくろうの前で自らの最期を見届けてもらい果てる事となった。
備考
上記のような物語を展開してしまったため、ウェディングピーチの二次創作では、たくろう共々、腐ったお姉さまの餌食になりやすい。というかウェディングピーチの腐向けではトップクラス。(次点はプリュイとリモーネ)
そもそも原作作画者の谷沢直と、そのアシスタントであり学年誌版執筆者のたちばな真美という、二人して同人誌でソレをネタにした話をやらかしている。そんなワケで検索には注意。
(一応、たくろうには、ひなたくという公式CPがあるのだが)