概要
本編の主人公である剣崎一真とその先輩橘朔也が所属する組織である『BOARD』の所長でありライダーシステムの開発者である烏丸啓が開発した、剣崎が変身する仮面ライダーブレイドと橘が変身する仮面ライダーギャレンを更に強化変身させるためのパワーアップツール。
説明
メイン画像ではスペードのマークがついているが、これはスート・スペードカテゴリーKのカードである『エボリューションコーカサス』のラウズカードがセットされて変化したからであり、素の状態ではマークは記されていない。
また、最大で三枚までのラウズカードを収納するトレイが付いており、後述の強化形態に変身する際にはそこから必要なカードを取り出して以下のような手順で使用する。
使い方
- 変身した状態で左腕にラウズアブソーバーを装着する。
- ラウズアブソーバーを起動させるために必要なカードである『カテゴリーQ』のカードをセットして起動させる。
- 起動させたら、続けて『カテゴリーJ』または『カテゴリーK』のカードをセットする事で、カテゴリーJのカードをセットした場合は『ジャックフォーム』に強化変身し、カテゴリーKのカードをセットした場合は『キングフォーム』という最強形態に強化変身する。
作中での使用者
- 仮面ライダーブレイド
- 本編で強敵エレファントアンデッドとの交戦中に自分は義務や使命感ではなく人を愛しているから(守るために)アンデッドと戦うという事を自覚したことで、嶋昇から投げ渡されたラウズアブソーバーを受け取り、以前の戦いで入手したカテゴリーJのフュージョンイーグルのカードとカテゴリーQのアブゾーブカプリコーンカードを使用して強化形態に初変身した。後に『カテゴリーK』のカードである『エボリューションコーカサス』も入手したことで、最強形態であるキングフォームにも変身できるようになったのだが、それはBOARDの想定外のものだったようで……詳細は個別記事を参照。
- 仮面ライダーギャレン
- ブレイドから4話遅れて30話で初変身したのだが、ギャレンのラウズアブソーバーはチベットにいる烏丸から小包で届けられるという方法で橘の手に渡り、同話でカリスから封印したサーペントアンデッドを封印して入手したアブゾーブサーペントのカードを受け取って初変身するという経由で初変身した。だが、ギャレンの強化形態は勝率が極めて悪く(厳密には初変身をした時の戦闘でしか勝利していない)通常形態の時の方が勝率が高いため、『弱フォーム』という不名誉な呼ばれ方をされている。
関連タグ
カテゴリーQ:ラウズアブソーバーを起動させるために必須であるラウズカード
ジャックフォーム キングフォーム:対応したカードを使用する事で変身できる強化形態
仮面ライダーレンゲル:劇中では強化形態に一人だけなれなかったが、後にジャックフォームになった時の姿や設定が公式で公開された。