ラプトラ

らぷとら

村田版『ワンパンマン』に登場する怪人の一人。毒トカゲ姉妹の妹。

「もうヒーローたちは突入してきたんだ　人質の安否なんてどうでもいいだろ」

概要

村田版『ワンパンマン』第138話に登場した女性怪人で、怪人協会の一員。

実姉にレプテラがおり、二人合わせて「毒トカゲ姉妹」と呼ばれている。

登場はわずか6コマで戦闘シーンも一切なく、童帝の毒ガスによりなすすべなく倒れ伏すという、よくある「その他大勢の怪人」の扱いだが、妙に完成度が高く色気のあるキャラデザにより、脇役でありながら一部で注目されており、もう少し彼女の出番が欲しかった読者も少なからずいたようだ。

2本の曲がった角と長い尻尾を持った爬虫類のようなデザイン。体の各部には刺々しい斑模様と棘が散らばっている。耳まで裂けた口には牙が覗き、大きく尖った耳にはピアス。長いたてがみは腰まで届くが、横髪だけ三つ編みにセットしてある。

少ない出番の中でもわかるスタイルのよさに加えて、服装がまさかの黒のハイレグビキニ。特に下は尻尾を出すためか布面積が極端に小さく、後ろから見るとラインがかなりきわどい。首にはベルトタイプの首輪(チョーカー?)も着用している。

因みに武器は湾曲した大型ナイフ。怪人には珍しく、腰にはきちんと鞘を下げている。

人質として連れ去られたヒーロー協会の出資者の子供ワガンマを、他3人の怪人と共に牢屋の前で見張っていた。童帝のメカに驚き騒ぎ出したワガンマに対し、冒頭のセリフを呟き危害を加えようとするが、直後に童帝の毒ガスが噴出。真っ先に異変に気付き警戒を促すも、毒ガスを吸って他の怪人と共に倒れてしまった。

彼女自身は毒トカゲの怪人であることから、恐らく彼女が吸った毒ガスは麻酔効果も備えた特別製のものと思われるが、童帝が人質救出を優先したため、明確なトドメの描写はない。もしかしたら奇跡的に生存している可能性も…?

勿論、真相は作者のみぞ知る。

彼女が倒れるシーンでは白目をむき泡を吐いて仰向けに倒れる姿、そして強調された胸部に色気を感じたファンもいるとかいないとか。

その外見からか、イラストはR-18が多いため注意が必要。

ちなみに名前が判明したのは単行本23巻の捕捉である。

初登場から実に約2年3ヶ月のことである。