170話の女怪人

ひゃくななじゅうわのおんなかいじん

リメイク版『ワンパンマン』第170話に登場したモブ怪人。

「何じゃ!?」

概要

村田版『ワンパンマン』第170話に登場した怪人の一人。

災害レベルやカラーリング、果ては名前など一切不明な、いわゆるモブ怪人である。

実は彼女の前にも、登場時間わずか6コマの先輩が存在した。しかし彼女はそのさらに上をいくモブっぷり。

なんと登場時間は驚異の2コマ。しかも戦闘シーンがないばかりか、登場した次のコマで既に他の怪人に吸収されているという、「その他大勢の怪人」の中でも際立って不遇な扱いを受ける不憫な娘。

しかし彼女も先輩と同様に、妙に完成度が高く可愛げのあるキャラデザにより、脇役でありながら一部で注目されている。

外見

パッと見は各部に縞模様の入った山猫のような風貌をした女性型の怪人。

しかし黒い体毛におおわれた下半身は偶蹄目に似た蹄を持ち、また首にはカウベルを装着していることから、鹿などの草食獣型の可能性もある。因みに尻尾は短く、どちらとも言えない形状をしている。

そして特筆すべきは、彼女が首輪以外の一切の衣服を着用していない点である。かつての先輩が露出度が極めて高いながらも最低限の部分は隠していたのに対し、彼女は全て丸出し。黒い手袋やタイツを履いているように見えるのは全て彼女自身の体毛によるもの。胸に至っては大事なところが縞模様でぎりぎり目立たない程度である。

先輩にはやや劣るものの、彼女も素晴らしいスタイルの持ち主なのは言うまでもないだろう。

彼女もまた先輩と同様に、ただの名もない怪人でありながら、やたらと凝ったデザインをしている。彼女も短い出番の中で、確かなファン層を確立したのだ。

出番

怪人協会の下っ端として登場。協会の深部に他の怪人と待機していたようだが、とあるヒーローに木っ端みじんにされたとある怪人が心臓部から復活。肉体の再生に必要な血液の補充のために、周囲の怪人たちを手当たり次第に襲い始める。

彼女もそんな騒動に巻き込まれ、困惑の声を上げながらなすすべなく吸収されてしまうのだった…。

トドメを刺された描写が無く、まだ生存の可能性が残っている先輩に対し、彼女は吸収された後の悲しい姿が映されているため、恐らくは再登場することはない。

いや、彼女のように吸収されたのちに吐き出される可能性も…?

勿論、真相は作者のみぞ知る。

余談

現在、イラストは先輩ほどR-18率は高くない。

しかし上記のセリフからとある疑惑が浮上しており、不憫キャラも相まって偏った人気が生まれそうである。

関連タグ

ワンパンマン　怪人(ワンパンマン)

女怪人　女ザコ　モブキャラ

怪人姫弩S：同じくリメイク版にのみ登場する、デザインに定評のある女怪人。

ラプトラ：レプテラの妹。先に登場したその1

レプテラ：ラプトラの姉。先に登場したその2

マナコ(ワンパンマン)：先に登場したその3。同じ怪人に吸収されそうになるもすんでのところで回避し、挙句に名前まで明かされたすごい先輩。