「擦り潰れろ!」
CV:坂東尚樹
概要
ムカデ先輩を超絶に強化した様な存在である。
ムカデ先輩が災害レベル「鬼」だったのに対し、こちらは災害レベル「竜」である。
その姿から「天災」や「大怪蟲」とも呼ばれている。
ヒーロー協会の記録によると、過去にも出現し甚大な被害をもたらしたことがあり、以前より巨大になっているという。
戦闘力
千メートル以上はある巨体に鋭い牙や爪を持ち、金属バットの攻撃やメタルナイトのミサイル攻撃を受けても無傷なほど強固な外殻を持つ。
遠くからでも対象を把握することが出来、怪人:フェニックス男との連携を行う等、知性も高い。地底を素早く掘り進み、ジェノスの焼却砲に追い付くスピードを持つ。
また、体内に怪人達を飲み込んでは各地に輸送する役割も担っている。「百足大うねり」という技も持ち、瞬く間にS市を機能停止に追い込んだ。
弱点は頭部に付いている老人の顔の部分であり、そこに攻撃が当たるのを避けている。体内もそれほど頑丈ではないが、体内からの強力な攻撃を受けても再生・進化できる。
来歴(ネタバレ注意!)
かつて、トップヒーローのブラストに撃退されたことがあり、そのことに対する復讐が目的で怪人協会に参加した。
本編で初めて現れた際には、ヒーロー協会の重役の息子を狙って現れたムカデ先輩や、植物怪人達を倒した金属バットと交戦した。
一時は顔に「必殺・気合い怒羅厳シバき」を叩き込まれてダメージを受けたが、金属バットを振りほどいたのち、重役を守るべく逃走していたB級ヒーローのパイナップルとC級ヒーローのモヒカンを追い詰めた。
兵器実験を行うために現れたメタルナイトと交戦したが、地上の怪人達の協力もあり、見事に重役の息子を誘拐した。
二度目に現れた時には、ガロウの生け捕りに現れたフェニックス男の用心棒として登場。
森林公園でシルバーファングとボンブ、ジェノスとの3対1で戦うが、その巨体で圧倒し続けた。
ムカデ長老が市街地に出れば大惨事は免れないため、必殺技を何度も決めることでダメージを与えようとしたが、その度に脱皮・再生・巨大化を繰り返し、彼らに死を覚悟させたほどであった。
しかし、ようやく現場に到着したキングの挑発を受け、怒りに任せて叩き潰そうとしたところで、サイタマの「マジ殴り」を喰らって粉々に砕け散った。
多くのS級ヒーローたちと渡り合い、(サイタマが周りに被害を与えないために配慮したことや、ゲームでキングにボロ負けしてイラついていたのもあったが)サイタマに「マジ殴り」を使わせるまでの強さから、村田版でも屈指の強敵と言えるだろう。
余談
- 金属バットとガロウは、ムカデ長老戦で因縁が生まれ、ムカデ仙人戦で再び相まみえることとなった。