概要
村田版ワンパンマンに登場する怪人。
災害レベル「不明」の大怪蟲であり、ムカデ長老よりもさらにデカくゴツい。
神に仇なす不届きな拳を持つ者を打ち倒すため、「神」によって遣わされた「父なる大地の化身」。
全長は不明だが、その巨体を伸ばせば天辺から地球を一望できる程の長さである。
ムカデ長老の顔が老人であったのに対して、こちらはさらに年老いているのか、まるで死人の骸骨の様な顔をしている。その一方で、脚は人間の腕を思わせる形状になっており、筋骨隆々である。
能力
外殻はおろか、生身の顔部分も非常に硬く、金属バットの攻撃すら受け付けない程。
それに加え、ムカデ長老同様にダメージを負っても再生核を用いた脱皮による即回復できる。
巨体に生えてある無数の脚で殴り続ける「ムカデ大行軍」は強烈で、6666本の脚と巨体を高速回転させ突進する「六千六百六十六足大穿孔」(ムカデだいせんこう)は抜群の連携度と破壊力を誇る。
また、どういう原理かは不明だが、「仙人」だからなのか、対象の考えていることを触角で察知できる。
ストーリー
怪人化したガロウの前に、「母なる海の化身」であるエビル海洋水と共に出現。
エビル海洋水と同時に現れて協力していることから、無感情なはずのエビル海洋水と交流できると思われる。さらに言えば、エビル海洋水に命令できる存在がいることにもなる。
覚醒ガロウの強さに驚愕するも、避難しているタレオで脅しながらエビル海洋水との連携で攻める。
しかし、サイタマの「マジ殴り」によりエビル海洋水が死亡した事で、本格的にタレオ達を人質に取る事に。
金属バットの妨害も振り切り人質を盾にガロウ達に大ダメージを与える。しかし、A級以下のヒーロー達の連携による援護により抜け出したガロウと、ダメージにより超パワーアップした金属バットにより人質は奪取される。
そして、怪人のガロウにヒーローの金属バット、異色の連携攻撃を受け、外骨格を砕かれる。それに動揺し金属バットを吹き飛ばすも、さらに力を高めたガロウにより再生核を奪われ、それを取り返す為に遥か上空まで身体を伸ばす。
しかし、追いついたガロウにより再生核を破壊され、さらには(本人いわく)「武の極地」に達したガロウの拳により、まるで瓦割りが如く真っ二つにされ死亡した。
余談
- 金属バットとガロウは、ムカデ長老戦で因縁が生まれ、ムカデ仙人戦で再び相まみえることとなった。