「あれれ~?キミは逃げなくてもいいのかな~プクプクプク(笑)」
CV:徳本恭敏
概要
蟹を食いすぎた男性が怪人化し、両腕がハサミになっており石畳を簡単に貫く力を持っている。ブリーフ派。笑い声は「クプクプクプ(笑)」
寝ている間に油性マジックで乳首の絵を描いたガキを殺そうと追い回しており(それ以前に「自分をおちょくったから」などというくだらない理由で市民を実際に殺害している)、それを邪魔したサイタマを痛めつけた。しかし飛び出た目が弱点で、ネクタイを引っかけられてカニミソ…もとい脳味噌を引きずり出されあっさり死亡。この乳首の落書きをした子供は割れた顎を持っており、ヒーロー協会の創設者であり同じく割れた顎を持つ大富豪アゴーニの孫であると思われる。つまり、サイタマは間接的にではあるがヒーロー協会の設立に影響を与えていることになる。
C級ヒーロー以下の一般人に殺されたため、作中でも最弱怪人候補とされることが多いが、後に発売されたファンブックではなんとレベル虎(階級別戦闘力 B級ヒーロー5人分 A級ヒーロー1人分)であったことが判明。つまり5~6mの巨躯を持つ深海族の兵士以上に危険な存在だったということである!
これが本当なら、三年前のサイタマの勝利はまさに奇跡であったと言えるだろう。
ただし、災害レベルは戦闘力ではなく、あくまでも齎される被害の大きさを示す指標なので、過去に何人もの人間を殺傷していたゆえのレベル虎だったのかもしれない。…が、だとしても人間を難なく殺せるくらい危険な怪人だったのは確かである。
アニメでもほぼ原作通りの展開で退場したが、死亡シーンは色と動きと音がついて結構グロい。苦手な人は注意しよう。
ちなみに、この回では最後の一仕事とばかりに次回予告のナレーションを担当している。心して聞こう。