概要
村田版『ワンパンマン』第138話に登場した怪人の一人。
災害レベルやカラーリング、果ては名前など一切不明な、いわゆるモブ怪人である。
登場時間わずか6コマ、しかも戦闘シーンも一切なく、童帝の毒ガスによりなすすべなく倒れ伏すという、よくある「その他大勢の怪人」の扱い。
しかし妙に完成度が高く色気のあるキャラデザにより、脇役でありながら一部で注目されている。
後に単行本23巻にて、ラプトラという名前であることが明らかになった。更にレプテラという姉がいることも判明した。
外見
2本の曲がった角と長い尻尾を持った爬虫類のようなデザイン。体の各部には刺々しい斑模様と棘が散らばっている。耳まで裂けた口には牙が覗き、大きく尖った耳にはピアス。長いたてがみは腰まで届くが、横髪だけ三つ編みにセットしてある。
少ない出番の中でもわかるスタイルのよさに加えて、服装がまさかの黒のハイレグビキニ。特に下は尻尾を出すためか布面積が極端に小さく、後ろから見るとラインがかなりきわどい。首にはベルトタイプの首輪(チョーカー?)も着用している。
因みに武器は湾曲した大型ナイフ。怪人には珍しく、腰にはきちんと鞘を下げている。
出番
怪人協会の下っ端として登場。人質として連れ去られたヒーロー協会の出資者の子供を、他数人の怪人と共に牢屋の前で見張っていた。童帝のメカに驚き騒ぎ出した子供に対し、冒頭のセリフを呟き危害を加えようとするが、直後に童帝の毒ガスが噴出。真っ先に異変に気付き警戒を促すも、他の怪人と共に倒れてしまった。
この際、白目をむき泡を吐いて仰向けに倒れる彼女、そして強調された胸部に色気を感じたファンもいるとかいないとか。
恐らくはこの時点で絶命したと思われるが、童帝が人質救出を優先したため、明確なトドメの描写はない。もしかしたら奇跡的に生存している可能性も…?
勿論、真相は作者のみぞ知る。
余談
その外見からか、イラストはR-18が多いため注意が必要。
『ラプトラ』という名前は、恐らく『ラプトル』から来ている。本編に登場したモブ怪人が後に単行本などで名前や設定を捕捉されることは非常に珍しい。それだけ読者からの人気が高かったのか、それとも作者のお気に入りだったのか。
関連タグ
レプテラ: 彼女の姉の名前。
怪人姫弩S:同じくリメイク版にのみ登場する、デザインに定評のある女怪人。
170話の女怪人:後に登場した後輩その1。
マナコ(ワンパンマン):後輩その2。後に同じく名前が判明したが、こちらは明確に生存している優等生。