♬オイラはヒーロー オナライダ〜〜♬
♬無敵のヒーロー オナライダ〜〜♬
♬どんな敵でも ゆるさない〜〜♬
オナライダーパンチ!!
オナライダーキック!!
そうさオイラは 無敵のヒーロー
♬無敵のヒーロー オナライダ〜〜♬
概要
おやつの焼き芋を奪った校長を追いかけていたじーさんと孫の前に突如現れた、自称『無敵のヒーロー』。
その正体は、本作のラスボスである科学者のドクター・ヘーデルによって作られたヒーローロボットと呼ばれるロボットである。
人物
一人称は『オイラ』。
見た目に違わず正義感が強く、困っている者がいれば助けようとし悪人は成敗するという、王道のヒーローらしい性格だが、悪人を必要以上に叩きのめすというヒーローとしてはやりすぎな一面もある。
また明るい一面もあり、初対面のじーさんともすぐに打ち解けた。
自分を生み出してくれたヘーデルを自身のヒーローとして尊敬している。
容姿
赤いヘルメット、赤と黒と黄色のスーツ、黄色のマフラーといった如何にもヒーローらしい見た目をしている。その一方でスーツのズボンの部分から尻が丸出しというヒーローらしからぬ面もある(後述の技を出すために、敢えてこのような状態で制作されたのかもしれないが…)。
また腹部には『お』の文字が書いてある。
戦闘能力
パンチやキックなど格闘術に優れているが、最大の特徴はオナラを使った技が得意という事。
作中では『オナラバズーカ』『オナラボンバー』といったオナラ技やを使用している他、バイクの様に高速移動をする事も可能。
なお、このオナラ技は臭いと風圧で敵を倒す物なので、鼻を塞げば威力は半減する。
活躍
上述の通り、じーさんと孫の前に突如現れ、焼き芋泥棒の校長をボコボコにした後、『また悪さをしない様にアジトへ連れて帰ろう』と公衆トイレへと連行し、周囲を確認すると便器に飛び込んだ。
そしてアジトに戻るとヘーデルにその事を報告し、牢屋に入れておくように指示を受けるが、ヘーデルの指摘でじーさんと孫の尾行に気づき、二人を捕らえる。
ヘーデルに自身の失態を謝罪し、二人をロボット工場で働かせるというが、ヘーデルからは「働かせるのはガキだけでいい、…ジジイはめざわりだ… 殺せ!! 」と命令される。
オナライダーはその命令に戸惑うが、ヘーデルに圧力をかけられつつ、もう一度じーさんを殺すよう命令され、罪悪感を抱きつつもじーさんをパンチとオナラ技で殺害する。
ヘーデルからは「オマエこそ真のヒーロー、無敵のヒーローだ! 」と賞賛されるがオナライダーは複雑そうな様子だった…。
…しかし、じーさんは死んではいなかった。
オナライダーが上述のオナラ技の弱点を踏まえた方法(じーさんの顔面にパンチをした時、鼻栓をつけておいた)でじーさんを助けていたのだ(因みに孫も無事)。
そして、ヘーデルの正体と目的を二人に説明すると、ここから逃げるように諭す。
じーさんはオナライダーが自分を助けた事から、彼がヘーデルのやっている事が正しいとは思っていないと理解し、『無敵のヒーロー』らしく戦うように説得するが、オナライダーにとってヘーデルは自身を生み出してくれた『自身を生み出してくれたヒーロー』だったので裏切る事が出来なかった。
それを聞いたじーさんは孫と一緒に逃げ出そうとするが、その直前オナライダーに「 オマエ、ぜんぜんヒーローっぽくないぞ!!」と告げる。
その言葉に少しショックを受けつつも、このアジトにいる他のヒーローロボットに見つからないように願いながら二人を見送る。
が、二人は2秒で見つかってしまった。
流れで二人と共にヒーローロボット達から逃げるが、先程のヘーデルの命令やじーさんの言葉で、疑問を感じるようになっていたオナライダーは、じーさんを捕まえようとしていたヒーローロボットの一人を倒した事で本格的にヘーデルに反逆するようになる。
じーさんと(あんまり役に立たなかったが)お友だち軍団と共にヒーローロボット達を一掃したオナライダーはヘーデルと話をするべく、彼の部屋に向かう(因みに、ヘーデルは一ヶ月ほど前から病気で寝込んでいたため、入る直前にくれぐれも乱暴な事をしないようにとじーさんに釘を刺している)。
ヘーデルに謁見したオナライダーは彼に自身を生み出してくれた事への感謝の思いと、ヘーデルの現状がヒーローとは程遠い事を告げ、そして「ヒーロー」という存在をどのように思っているのかと問いかけた。
余談
- モチーフは仮面ライダーで、名前の由来は『おなら+ライダー』だと思われる。
- ニンテンドー3DS用ソフト『でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪』のオープニングムービーでオナライダーが登場している(今までの大長編に登場したキャラクターの中で映像作品に登場したのは、意外にもオナライダーが(現時点で)最初で最後である)。