新サクラ大戦
しんさくらたいせん
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作品情報
概要
サクラ大戦シリーズのリブート作品として制作された作品。
『サクラ大戦V』まではレッドカンパニー(現レッド・エンタテインメント)との共同版権だったが、以降同社がセガ傘下を離れたこともあり、本作以降は制作体制が大きく変わり、原作者である広井王子が制作にほぼ携わっていない。
広井はヴォーカル曲2つの作詞担当と少しのアイデア提供のみでメインストーリーの設定等には関与しておらず、実質的にはあくまで制作協力者の一人という扱いである。
これまでのシリーズから主要スタッフが大幅に入れ替えられており、キャラデザ原案は『BLEACH』の久保帯人、脚本監督は『428 ~封鎖された渋谷で~』のイシイジロウ、プロデューサーは『ソニックシリーズ』などを手掛けた片野徹などを採用。
これまでの主要スタッフとして、音楽の田中公平、ディレクターの寺田貴治と大坪鉄弥、メカデザインの明貴美加が続投した。
世界各地の新たな華撃団も複数登場し、組織ごとに違うキャラデザや戦闘がターン制シミュレーションからアクションにジャンルが変更となった。
また旧シリーズからの唯一の出演キャラクターである神崎すみれの人物像や、旧シリーズ華撃団の犠牲に対する意識や哲学など、従来シリーズからの変更点が非常に多く見られる。
その中でも元来帝都・東京周辺にしか出現しないはずの敵キャラの降魔が世界各地にも出現する、一部に人間の姿に扮して静かに暮らしている個体がいるなど大幅に設定が変更されており、もはや前シリーズとはほぼ世界観が違うパラレルワールドとなっている。
メディアミックス
コミカライズ
『新サクラ大戦 the Comic』
2019年9月12日発売の週刊ヤングジャンプ41号(集英社)から連載開始。Web漫画サイトのとなりのヤングジャンプでも配信されていた。
作画担当は野口こゆり。全3巻。
テレビアニメ
『新サクラ大戦the Animation』
2020年4月から同年6月にかけてTOKYOMX、サンテレビ、KBS京都他にて放送されたほか、AbemaTV、Amazonプライムビデオ、Netflixなどでの配信も実施された。全12話。
時系列はゲーム版終了後の翌年である太正30年(1941年)で、かつストーリーも直接の続編に当たる。
ゲームの主人公神山は任務のため欧州へ出張しており、その間に隊長代理を務める天宮さくらを主人公としてストーリーが進行する。
ゲーム版では名称のみだったロシアの莫斯科華撃団が登場し、作画は3Dのフル3DCGアニメーション。
舞台
『新サクラ大戦 the Stage』
アニメ化に続き2019年9月15日の「東京ゲームショウ2019」にて舞台化も発表。
全ての出演者がゲームの担当声優であるサクラ大戦シリーズの舞台とは違い、全く別の舞台俳優が演じている。
2020年3月5日から8日にかけて東京・赤坂の草月ホールで公演が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて公演中止となった。
その後同年11月19日から23日にかけて、東京・有楽町のヒューリックホール東京に場所を移して公演が行われた。
小説
『新サクラ大戦 the Novel~緋桜のころ~』
集英社(JUMP j BOOKS)より2019年12月19日発売。著者は無義歩。
ゲーム開始前のエピソードを描いたプロローグになっている。
関連項目
:天宮さくら、東雲初穂、望月あざみ、アナスタシア・パルマ、クラリスが特別なでんことして登場。