この記事には重大なネタバレがあります。
概要
CV:遊佐浩二
西暦2620年、火星より飛来したと思われる「A・E・ウィルス」の治療薬を作るべくテラフォーマーを捕獲する為に宇宙船アネックス1号で火星に向かった幹部乗組員の一人。一見、無愛想に見えるが部下思いの優しい性格。
プロフィール
闇を裂く雷神
しかしデンキウナギの様に水中ではなく、空中放電する必要がある事、また、素手で接触すると危険なので電気を誘導する「避雷針(ワイヤー)付き手裏剣」を駆使して戦う。
公式ガイドブックによると、この手裏剣は投げているのではなくレールガンと同じ原理で射出しているらしい。つまり反応時間0.03秒でテラフォーマー達にも反応させない、超音速での発射が可能。
その電撃はテラフォーマーの内臓を破壊し、一気に機能停止に追い込む程。
デンキウナギ同様、自身も感電するが、安全装置で致命傷を免れている。
また、薬を大量摂取すれば強力な磁場を作り出し、飛来する銃弾の軌道を捩じ曲げる事も出来る。
薬を使わなくても弱い電波を発生させてレーダーの様に周囲を探れる為、便利。
過去
8歳の時に両親をバグズ手術の失敗で亡くし、後釜として軍にM.O.の実験台にされる。
全身に実験で火傷した跡が残っている。口元の傷も火傷が原因。
人生に絶望していたが、後に10年以上連れ合う妻となるローザに会い人間性を取り戻す。
だが、産まれた息子がM.O.を継承していなかった事から妻の浮気を疑い、妻への愛故に葛藤する事になる。
最後の死闘
テラフォーマー軍団の猛攻で心停止状態に追い込まれたが、自身を守ろうとする部下達の姿を見て忘れていた感情を取り戻す。自らの心臓に電気ショックを加える荒技で復活した。
薬を大量摂取し安全装置が外れるが、圧倒的な力でランキング2位の実力を示した。
頭目を倒し逆転勝利に見えたが、敵は驚異的な生命力で蘇生した。既に限界が近かったアドルフは辛うじて銃弾を弾きエヴァを守るが、続く投石に対抗する力は残っておらずエヴァを庇って重傷を負い、息絶える。
そして秘密裏に仕掛けられていた爆弾が作動。アドルフ自身にも知らされていない、技術奪取を防ぐ為の物だった。大爆発に包まれアドルフは壮絶な最期を迎えた。
だが、アドルフの力と意思はとある人物へと確かに受け継がれた。
派生作品
今日のテラフォーマーズはお休みです。
作中きっての苦労人であり、ツッコミの気苦労が絶えない。エロフォーマーに成りすまされて「ドブ川産クソエロウナギ」という不名誉な異名が付いたり、誕生日パーティーを黒ミサみたいにされたりしている。
テラフォポリス
普段は頼りないが、仲間を傷つける奴には容赦しない。武器は勿論スタンガン。
てらほくん
息子が野人であり、明らかに妻が浮気しているが問いただせずにいる。しかし面の皮の厚いカミさんをてらほくんがシバいた時には笑顔を見せていた。
関連イラスト
余談
- 漫画では息子が不義の子だったかは不明だが、回想シーンに鳥類の托卵の解説が入るのでほぼ確実である。アニメ版では息子のDNAが一致しないので不貞が確定している。
- アドルフと言えば有名な独裁者が思い浮かぶが、妻の名はエヴァである。