ワジ・ヘミスフィア
わじへみすふぃあ
概要
CV:皆川純子
中性的な美貌を持つ謎めいた妖しい少年。
零の軌跡では旧市街で「テスタメンツ」という不良グループを率いていた。
碧の軌跡では気まぐれからの行動なのか、特務支援課に加わる。
男の娘や実は女性である疑惑が拭えないほどの容姿を持っている。
特に幼少の頃の姿は天使そのものである。
戦闘スタイルは徒手空拳を基本とした体術で、高い機動力、クリティカル率を持つなど前衛としても強いが、ATSも高いことから後衛に回ってアーツ及び魔法攻撃クラフトで攻めても強く、特務支援課メンバーでは万能の立ち回りを見せることができる。
目的や正体は碧の軌跡終盤にて判明する(後述)が、その正体からして納得できる高性能であることは間違いない。
別名・表記ゆれ
ワジ:略称
ネタバレ
その正体は七曜教会・封聖省に所属する『星杯騎士団』の守護騎士第九位《蒼の聖典》 。
テスタメントのサブリーダー・アッバスは彼の配下である正騎士にあたる。
何故教会守護騎士でありながら不良軍団・テスタメンツを結成したり、あるいはホストをやっていたのかというのも、厳格で知られるクロスベル教区のエラルダ大司教が星杯騎士団のクロスベル教区内における活動の全面禁止を打ち出したためで、ワジもその煽りで実の顔としての活動ができなかったためである。
ちなみに不良としての態度は素で不良集団であるテスタメンツが宗教色を感じるのは彼の趣味によるものらしい。このため『創』においてグループミッションでワジを含めた『不良キャラクター』(アガット・レクター・クロウ・アッシュ)による掛け合いがあり、この際にワジは「バッドボーイズ」と発言している。
碧の大樹事件の解決のあと、グノーシスによる薬物中毒となったヴァルドを総本山のあるアルテリアに連れて療養させ、その後従騎士に任じた。
また『閃の軌跡Ⅳ』においては、かつての帝国解放戦線のひとりで、元・従騎士だったスカーレットをトマス副長との協議の結果、教会従騎士に復帰の上でワジが身元を引き受け自身の飛空艇・メルカバ玖号機に乗せ、黄昏への抵抗のために行動していたことが語られた。
『創の軌跡』ではクロスベル再独立を教会関係者として祝福するところだったが、統一国を推し進めるために現れたルーファス総統率いる黒の衛士と対立、特務支援課・そしてⅦ組と新生帝国ピクニック隊に全面協力することになる。また、Ⅶ組出身で新たな同僚となったガイウス・ウォーゼルとも知己を得ている。
関連タグ
ロイド・バニングス ノエル・シーカー ランディ・オルランド ヴァルド・ヴァレス
ケビン・グラハム リース・アルジェント - ともに『碧』で協力関係にあった七曜教会の騎士仲間。
ガイウス・ウォーゼル - 『創』において共闘した七曜協会の騎士仲間。戦闘後の掛け合いも存在する。