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倉田てつをの編集履歴

2021-02-28 17:09:00 バージョン

倉田てつを

くらたてつを

日本の男性俳優の一人。初主演は「仮面ライダーBLACK」の「南光太郎」役。

概要

100万円の賞金付きの仮面ライダー主役コンテストで見出された。

仮面ライダーの主人公をシリーズを越えて二年間演じたのは倉田てつをが初である。

その後は俳優として徐々に地位を固めていく。

原作者の石ノ森章太郎が劇場版の撮影で「君を超えるヒーローは現れないだろう」と断言する程にヒロイックな青年だった。

このように石ノ森にとってはかなりストライクにハマった俳優だったようであり、続編のRXが始まる際、倉田は断ろうとしていた。自身はBLACKですべてを出し切ったうえ、「俳優が当たり役のイメージが付きすぎると将来マイナスになる(イメージが固着して役柄が狭まる)」のが当時からの定説であり、今後を考えてオファーを断ろうとしたのである。

しかし石ノ森は先の通り「君を超える主役は居ない。その気持ちはわかるが申し訳ない、やってくれ」と言われ、流石に覚悟を決めるしかなかったという。


南光太郎を始め、好青年として役を貰うことが多かったが、ヒーロー役から始まった爽やかなイメージに囚われず、歳を重ねてからは悪役なども演じるようになった。


そんなわけでpixiv上では仮面ライダーBLACK関連の投稿が大多数。


しかし懸念は常にあり、「君の名は(朝ドラ)」のインタビューの際も仮面ライダーの話はNGとしてイメージの固着化を避けようとした。それでも一時期は「仮面ライダーBLACKの南光太郎」としてしか見られず、このことにコンプレックスを抱いていた。このため、そのイメージを払拭しようとかなり苦心していた時期があると語る(と言いつつ、息子の名前はズバリ光太郎だったりする)。

しかし、時が経るにつれてその心は薄れたという。特にきっかけとなったのはステーキハウスの経営に乗り出した時、ファンが大勢やってきて思い出を語ってくれたことが大きかったという。そして、息子や娘と見るようになり、自身も感動したという。

こうした経験から近年ではそのような反発的な感情も薄れ、仮面ライダー関連のイベントに出席する機会が増えた。恐らく自身の店でBLACK・RXをイメージしたステージを出したのもそのためと思われる。


2009年、「仮面ライダーディケイド」でおよそ20年ぶりに南光太郎=仮面ライダーBLACKを演じ話題をさらった。これを皮切りにしばしば光太郎=BLACK役として映画、ゲームと出演するようになっている。


ちなみに、再演まで20年の時を要したはずなのだが、変身ポーズのキレが当時よりも数段増していたことを古株のスタッフから突っ込まれていた。てつを自身も、南光太郎のイメージを壊さないようにというのに加え、何より役者として体型のキープは欠かせないため、スタイルの維持は意識していると語る。


『仮面ライダーディケイド』『仮面ライダー3号』と出演した。どちらも快くオファーを受けた一方で、「これが最後」というつもりで撮影に挑んだとのこと。そのため『3号』では流石に最初は渋ったとのこと。毎回「最後にしたい」とする理由は、「変身は青春の良い思い出であり、今は年齢的にヒーローを演じることに恥が生まれているため」とのこと。よって「南光太郎」としてではなく「倉田てつを」として演じるような心境になってしまうのだという。


ちなみに息子の「柿本光太郎」も俳優であり、若い頃のてつをにそっくりな美青年である。


オーナーとして

現在は俳優業の傍ら、東京都東陽町にあるフランチャイズ・ステーキハウスのオーナーも務める。近年は八王子店も担当しているとのこと。

同店には「ブラックステーキ」「RXステーキ」という無許可だが仮面ライダーをモチーフにした特製メニューも用意されており、連日ライダーファンで賑わっている。

ただの名義貸しというだけでなく、時折倉田てつを本人が接客している時もあり、ファンとの交流の場として用意している側面もあるという。

また、お店主催での旅行企画なども行っている他、家族ぐるみで経営を行っているとのこと。

握手には快く応じてくれるが、サインは現在断っているとのこと。理由は「友達の分も欲しい」と言われて書いたものが転売されたためと言われている。

不祥事

なお21年2月から東映から無許可でBLACKのマークをあしらったマスクを販売したり、“ファンに金銭などを要求”“イベントに参加しないファンをブロック”などといった疑惑が浮上。被害が芋づる式に報告されており、倉田氏の長年のファンたちからのカミングアウトであったこともあり、ネット上で「金の亡者じゃん……」「ちょっとBLACK過ぎる」「これじゃあ仮面ライダーBLACKじゃなくてBLOCKだ。」と話題になってしまった。

なお、氏はこれに対して現時点で声明を出しておらず、尚且つそれに対して引用リツイートで指摘が行ったファンをSNS上でブロックしている為、事態の悪化が懸念され、他のやらかしてしまったライダーたちと同じく、今後二度と仮面ライダーに客演できない可能性もある。


運命の皮肉

前出のとおり、氏は青年時代から壮年時代に至るまで、仮面ライダーBLACKシリーズでついてしまった南光太郎のイメージを払拭しようと躍起になっていた時期がある。だが、彼が19歳~20歳の年齢で扮した南光太郎があまりにはまり役だったため、その後の彼の俳優人生を少なからず狂わせたと言えるところも存在している。

これは奇しくも秘密戦隊ゴレンジャーキレンジャー大岩大太を演じていた故・畠山麦氏が亡くなるまでの苦しみと似た経緯である。

仮面ライダーを演じた倉田氏が結果的にヒーロー役であった俳優によく起こる苦しみを味わうのは哀れである。

氏は青年時代にはイメージの脱却をしようと躍起になっていた。だが、自身の加齢で往年の容貌の面影を失い始め、老境に差し掛かり、もはや俳優として大成できない事を突きつけられた時にすがったものが南光太郎を演じていたという自身が振り切ろうとした過去であったのは、氏への最大の皮肉であろう。



結果、今なお人気があり最大の栄誉ある役を自らの過ちで汚したのである。




YouTuberとして

なんと2020年8月には「てつチャンネルJUSTICE」を開設し、YouTuberデビューを果たした。中身は岡元次郎を始めとする人物との対談などのトーク、倉田自身の散歩動画がメインとなっている。


主な出演作品

南光太郎仮面ライダーBlack仮面ライダーBlackRX

水上始:勝手にしやがれヘイ!ブラザー

徳川秀忠風雲!真田幸村

後宮春樹君の名は(連続テレビ小説版)

田安宗武逃亡者おりん

秋葉和夫渡る世間は鬼ばかり

並河才蔵:水戸黄門(最終回スペシャル)


※仮面ライダーBlackRX放映終了直後の作品ということもあってか、変身ポーズを劇中で披露する等仮面ライダーBlackのネタをよくやっていた。しかし南光太郎の役柄とは真逆の頼りないキャラクターであり、上記の変身ポーズの後はやられてしまうのが定番である。


関連タグ

南光太郎 仮面ライダーBLACK てつを 俳優


高橋文哉2019年12月30日放送の有吉ゼミでてつをと共演し大食い対決に挑んだライダー俳優


外部リンク

Twitterアカウント(個人)

Twitterアカウント(オーナーを務めるステーキハウス)

てつチャンネルJUSTICE(YouTubeチャンネル)

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