概要
毛色(もうしょく)が白い馬を指す。白毛。芦毛、佐目毛とも呼ばれる。
白毛は白毛遺伝子やサビノ遺伝子を持つ親から生まれるが、これらの遺伝子は少ないため、結果として出現率は非常に稀となっている。
突然変異によって生まれた白毛からも、白毛遺伝子は遺伝する。
芦毛の場合は生まれた時は黒に近い灰色だが、年を取ると徐々に白っぽくなっていく。
競走馬においては、「白馬は弱い」という認識が強い。
実際のところ鹿毛系統に比べ目立ちやすい毛色で、昭和までは芦毛の場合は色が目立つ割りに重賞戦線で中々好成績を残した馬がいなかったのは事実である。
しかし平成以降は、タマモクロス、オグリキャップ、セイウンスカイの登場から芦毛に「泥臭い」「叩き上げ」のイメージが付き、さらにメジロマックイーン、ゴールドシップ等の優駿の活躍もあり現在ではいわゆる「主人公属性」のようなイメージが付いている。
白毛の場合はそもそも数が少なすぎるため、強さを語れるレベルになかったが、1996年に良血の白毛であるシラユキヒメが誕生。以後その娘であるブチコが白毛の重賞馬で有るユキチャンを産む等、牝系では徐々に広がりを見せている。
そしてついに、ブチコの娘であるソダシがついに2020年に白毛馬としては世界初のG1での勝ち鞍を上げ、同年のJRA年末表彰にて満票で最優秀2歳牝馬部門に選ばれた。
フィクションにおける白馬
古今東西を問わず、ファンタジーや歴史ものの映画、アニメ、漫画などの創作物には頻繁に登場する。
三国志演義
劉備が中盤に手にいれた的驢は芦毛の優駿とされる。檀渓を飛んだあとは特に言及されることは無いが、龐統が馬を怪我した時に劉備の乗馬の白馬を送ったとされ、これが年を取った的驢という解釈もある。
※もしかして
→白馬探
→白馬組
宮中行事の「白馬節会」は「あおうまのせちえ」と読む。元々は青馬(青黒い~青灰色の馬)を使っていて、白馬を使うようになっても読みは変わらなかった。
関連タグ
論理学…公孫竜の言論の「白馬非馬説」(→Wikipedia「名家 (諸子百家)」)に登場。