「今度こそ思い知るでしょう……私という人間の素晴らしさを」
概要
演:山崎潤
気取り屋で高級志向のナルシストな性格をしており、人脈の広さや食事も高級レストランで行う辺り、ファンからは本当に上流階級出身の人なのではないかと推測されることも。
しかしながら、オクトパスロードとの2度目の戦いでは強化再生した相手に恐れをなして逃走したり、涼を殺されたと思い込んだ榊亜紀の超能力でバリケードで雁字搦めにされて手巻き寿司がトラウマになったり、翔一のコップと新聞紙を使ったマジックに興味を示し、再現に成功するとドヤ顔をするなど妙にコミカルで人間臭いところがある。
一応、エリート刑事ではあるので、パンテラス・ルテウス撃破後であるにも関わらず、同種の事件が起こっている事に対し(パンテラス・ルテウスの撃破を訝しげに思いつつも)「星は別にいる」と判断し、次に被害者の親族が狙われると推理して尾行に回ったり、オクトパスロードに人質が囚われている事をわかった上であえて発砲し、全弾命中させて少年を救出するといった有能さを見せる。
当初は、G3装着員として氷川誠に敗れたこと等によって自身の功や体裁に拘り、対抗してアギト捕獲作戦やG3ユニットの強奪やV-1システムの開発などを立案したりもした。
だが、G3-XとVー1システムのコンペが終わってからは、氷川の実力を認めて彼のサポートに回ったり、誰よりも早く「あかつき号事件」のもう一つの側面にいち早く気付いたりしている。
終盤ではアギトの危険性を纏めた書類を提出した為に、警視庁はアギトを討伐するアンノウンを保護するという方針に転換。G3ユニットも方針転換を迫られ、北條はG3-Xの装着者として活動する事になる(既にこの頃には闇の力による人類滅亡計画が始まっていた)。
しかし、心の奥底では小沢らを信頼していたのか、小沢らがGトレーラーを乗っ取りに現れた際には彼らに活動を一任した。
以上のキャラクター性から単なる嫌味なエリート刑事という枠に収まらない魅力を放っており、「アギト」の中でもコアな人気を誇る人物となっている。
『仮面ライダージオウ』ではアギト編にて彼らしき人物の記述が作中に登場した新聞記事に記載されており、アナザーアギト襲撃に関して「ノーコメントとさせていただきます」とコメントしている。
関連イラスト
関連タグ
氷川誠:初期は氷川にやたら突っかかっていた。
小沢澄子:犬猿の仲。
琢磨逸郎/センチピードオルフェノク (仮面ライダー555)、日下部章(仮面ライダードライブシークレットミッション)、星埜始/ハゲタカアマゾン(仮面ライダーアマゾンズ):山崎潤氏が後年演じたキャラクター
宝生永夢:同じ「ホウジョウ」の姓を持つ者