概要
ボルトロスがBW2でれいじゅうフォルムに変化した姿。
見た目は人型から龍人のような姿となり、下半身を覆っていた雲は腕につく形となった。
他のれいじゅうフォルムとの関係性からモチーフは青龍ではないかと言われている。
フォルムチェンジしたことで、「とくこう」に特化したステータスになった。プレイヤーからは「レボルト」(れいじゅうボルトロス)と呼ばれる。
ARサーチャーの仕様により、送り先データによって入手レベルが変化する。チェレン挑戦前だと、なんとLv.5になってしまう。だが他の2匹同様冒険序盤から伝説のポケモンを使えるとなると心強い事もないかもしれない。
性能
フォルム | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
けしんフォルム | 79 | 115 | 70 | 125 | 80 | 111 | 580 |
れいじゅうフォルム | 79 | 105 | 70 | 145 | 80 | 101 | 580 |
れいじゅうフォルムでは種族値が大きく変わり、特攻が電気タイプ最高となる145に跳ね上がった。そのかわり攻撃と素早さが10ずつ下がって105、101となった。
素早さ下降は中々痛く、ガブリアスと比べて1だけ遅いという化身とは別の意味で絶妙な数値になってしまった。それでもリザードン(メガ含む)、メガガルーラ、ウルガモスと強豪ひしめくを100族を1だけ超えるという点は大きい。
特性は「ちくでん」で固定になる。
攻撃技としては、タイプ一致の「かみなり」「10まんボルト」「ボルトチェンジ」を筆頭に、
サブウェポンの「きあいだま」「くさむすび」などの特殊技の搭載が基本となる。
ちなみにひこうタイプを持っているが、タイプ一致の特殊技はない。
その点は「めざめるパワー」で代用できるが、そこは氷タイプのものと争う形になる。
「わるだくみ」も覚える為、輝石ラッキーなどの超特殊耐久ポケモンも突破が見込めるようになる。
今までは化身フォルムによるいたずらごころでの麻痺撒きが主流であったが、第7世代ではけしんフォルムが大幅な弱体化を受け、そしてカプ・コケコをはじめとするでんきタイプの流行によってでんきを無効にでき、アタッカーとして特攻も高い霊獣フォルムがレートでは使用率が逆転されることになった。また、第六世代ではけしんフォルム、第七世代ではれいじゅうフォルムと、トルネロスやランドロスと違い、2つのフォルムがどちらも対戦環境に名を残していることからこのポケモンがいかに高性能だったかが分かる。
ポケモンGO
2021年3月にれいじゅうフォルムの第1弾として実装された。
本作にはアイテムでフォルムチェンジさせるという仕様がないため、けしんフォルムとは別枠のポケモンという形で実装されている。
習得技は、通常技が「ボルトチェンジ」「かみつく」、ゲージ技が「10まんボルト」「かみなり」「きあいだま」「ヘドロウェーブ」となっており、けしんフォルムと共通する技は「かみなり」のみ。
見ればわかるように、習得技は基本的に大技が中心(ただしバランス調整のためかワイルドボルトは覚えなかった)。
けしんフォルムが小技を中心としたスピード型のアタッカーだったの対し、こちらは大技を中心としたパワーファイターとする形で差別化されていると言える。
この関係上、トレーナーバトルよりもジム戦やレイドバトルでの方が活躍させやすい。
状況に応じてどちらのフォルムを使うか決めるとよいだろう。
レイドボスとして登場したボルトロスに対しドサイドンやマンムーがいれば少人数で突破可能であるが、きあいだまを覚えていると難易度が飛躍的に上がることに注意。