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天王寺線の編集履歴

2021-04-16 09:39:01 バージョン

天王寺線

てんのうじせん

南海電気鉄道にかつて存在した路線。

概要

南海電気鉄道がかつて大阪市内で運行していた、天王寺駅天下茶屋駅間の路線。

「天王寺支線」と呼ばれることも多い。

南海鉄道(現南海本線の前身)により1900年開業。全線が複線だったが、天下茶屋駅の高架化に際して1984年に今池町駅〜天下茶屋駅を廃止し単線化の上、飛田本通駅を設置した。

1992年度末に、OsakaMetro(当時は大阪市営地下鉄)堺筋線動物園前駅〜天下茶屋駅間の延伸にともない廃止になっている。


接続路線

天王寺駅・・・国鉄JR西日本阪和線大阪環状線関西本線/近鉄南大阪線(大阪阿部野橋駅)/南海〜阪堺電気軌道上町線(天王寺駅前停留場)

今池町駅・・・南海〜阪堺電気軌道阪堺線(今池停留場)/南海高野線(萩ノ茶屋駅)

天下茶屋駅・・・南海本線、高野線


※飛田本通駅のみ接続路線なし。


使用車両

天下茶屋駅発着だった頃は、1521系の2連だったが、短縮後は同じ1521系のモハ1524とモハ1526による単行となり、天王寺駅に検車設備を設けて2両を交互に使用していた。

天王寺支線亡き後、天王寺駅の検車設備は汐見橋駅に移設。岸里玉出駅の高架化工事で、既に高野線(本線)と分断されていた汐見橋線が、一時的に南海本線とも分断され住ノ江検車区に使用車両が出入庫できなくなるため、その汐見橋線の検車設備として転用された。1995年8月24日を最後に、この検車設備は廃止され、翌日から汐見橋線は再び南海本線とレールがつながった。


余談

●南海が同じ大阪市内で運行し、かつ廃止になった路線に平野線があり、こちらもOsakaMetro谷町線の天王寺駅〜八尾南駅間延伸にともなう代替廃止だった。平野線の最終営業日は1980年11月27日。

●天王寺駅の天王寺線ホーム跡は現在、商業施設「天王寺Mio」本館になっている。

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