概要
所謂悪トラマンの別名だが、大抵は『ウルトラマンティガ』に登場する四体の超古代の巨人か、『ウルトラマンネクサス』に登場するウルティノイドの事を指す。
本項では前者について記述。
かつての超古代の闇の巨人たちは、元は従来の戦士たちと同じ光のウルトラマンたちだった。しかし後の作品に登場するウルトラマンベリアルと同じように闇の力に惹かれ、闇堕ちしたと言われている。その中でただ一人だけ、ティガだけがユザレとの出会いをきっかけに光の戦士に戻ったとされている。
なお、光の巨人と闇の巨人のリーダー格はカミーラ率いる闇の巨人達に敗れている。
メンバー
闇の巨人のリーダー格であり、かつてのウルトラマンティガでもある。
闇の巨人の紅一点で、ティガの恋人。
氷の剣アイゾードとそれを鞭に変形させたカミーラウィップという技を持つ。
闇の巨人の一人で、ティガの親友。
剛力を生かしたシンプルな戦い方をする。
必殺技は地面に火炎を走らせ、対象を爆発させるファイアマグナム。
闇の巨人の一人。恋人のカミーラ、親友のダーラムと違い、ティガとは行動こそ共にしていたが内心は彼の事を嫌っている。
俊敏な動きで相手を翻弄し、右手に装着したドラフォークを武器としている。
必殺技はドラフォークから放たれる突風ヒューガスト。
客演
『新世紀ウルトラマン伝説2003』
観客として再登場。3人が最後に揃った映像作品となる。
『ウルトラマンフェスティバル2003』ライブステージ第2部では
ワロガの能力によって光の国のクリスタルを奪う為に理性なき傀儡として復活させられた。本作では元は光の巨人だったという設定が掘り下げられ、光の戦士しか通さない光の国のセキュリティを突破してみせた。
ダーラムは持ち前の怪力と装甲でウルトラマンジャックを苦しめたが、ウルトラマンコスモス・フューチャーモードのコスモストライクによって浄化されて成仏。ヒュドラはセブンに苦戦するほど弱体化していたが、クリスタルの欠片でジャックのスペシウム光線を弾き返すほどに強化された。しかし、セブンとウルトラマンが加わった合体光線には為す術もなく爆散。カミーラはティガの元恋人だと知って手を出せないコスモスを傷めつけたが、覚悟を決めたコスモスのコズミューム光線で浄化され、一瞬だけ自我を取り戻して消滅してしまった。本来の計画なら彼女をティガにぶつける予定だったというのだから、ワロガの悪辣さが窺いしれる。
余談
回想シーンに登場した闇と光の勢力のスーツは全てウルトラマンダイナの改造。シルエットになっている為解り難いが、明るさを変えるとダイナの三形態全てが登場している。
関連タグ
柱の男……寡黙な大男、変人、冷徹なリーダーとティガダークを除く闇の三巨人と共通点がある。ただし、こちらは全員男性である。
ウルトラマントリガー:PVに彼らにそっくりな巨人のシルエットが映っている(ちょうど前番組に当たる『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』にて『THE_FINAL_ODYSSEY』が取り上げられる予定だが…?)。ちなみに6月中旬にカミーラ、ダーラム、ヒュドラのソフビが発売予定されている。