もしかして:挑発
データ
概要
第3世代から登場した変化技。
効果は相手の変化技の使用を封じると言うシンプルかつ強力な効果。
主に変化技による積みを得意とする耐久型を封じる目的で使われ、みがわりも貫通する。
耐久型がこの技を使われると大抵は機能停止するため、最強のアンチ耐久型変化技とも言われている。
変化技と言っても自身の能力強化から相手の妨害、フィールド干渉まで様々。
それを無効に出来るだけでも、相手の戦法を挫く事が出来る。この相手の行動を止めた1ターンはバトルでは非常に重要になる。
反面、相手が変化技を使ってくるかと言うある程度の読みは必須であり、「サポーターだと思ったら初手から殴ってきた」なんて事になる可能性もある。
また、変化技なので仕方ないがちょうはつもちょうはつされると撃てなくなるので、この点も用心したいところ。
なお、変化技しか持っていないポケモンがちょうはつを受けるとわるあがきしかできなくなる。
初出の第3世代では、先手後手に関わらず使用したターンとその次のターンにしか効果が無かったため、お世辞にもメジャーな技とは言い難かった。
第4世代ではちょうはつの効果は3~5ターンまで継続し大幅に使用率が増したが、あまりにも効果が強力過ぎたゆえか第5世代では3ターンに短縮され弱体化し、第6世代では特性「どんかん」に無効化されるようになった。
また、マジックコート状態の相手に撃つと反射されて自分がちょうはつ状態にされるので注意が必要。
それでも十分強いので使用率の高さは変わらないが。
…と、変化技がメインの耐久型にはめっぽう刺さるが反対にフルアタ型だと腐る。その為撃つ相手に対しての情報が重要になってくる技でもある。
第7世代ではZワザによる補助(ちょうはつされてても発動できる)により、何も考えずにちょうはつを打つと返り討ちに遭う場面も出始めている為注意。
第8世代ではZワザこそ廃止されたが、ダイマックスの影響で攻撃技を半ば積み技や天気変更技のように使用する例が増えており、やはり見極めが肝心。一応、ダイウォールの使用を封じることはできるのだが。
変わったところでは、マックスレイドバトルでも大いに役立つ。敵のダイマックスポケモンは通常技とダイマックス技を使い分けることができる。その際に変化技を使用することもあるのだが、ちょうはつ状態にして封じることもできる。ただし、ふしぎなバリアが張られていると防がれるので要注意。
もちろんこれは味方にも有効で、変化技を多用するNPCポケモンに対して使用されることもある。
NPCポケモンにはふしぎなバリアを壊してもらうことが重要なので、1ターン割いてでもちょうはつを撃つ価値はある。
……が、約1匹は自発的な攻撃技が1つもないので、ほぼ効果がないどころか上述した通りわるあがきしかできなくなるようなものだが。
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技の仕様上ネタ寄りなイラストも多い。
関連タグ
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いばる:相手を怒らせる技繋がり