北欧神話に登場する、魔剣グラム(バルムンク)を以て邪竜ファフニール(ファフナー)を討った竜殺しの英雄。ドイツの英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』ではジークフリートと呼ばれる。
シグルド(聖戦の系譜)
第一部の主人公。青髪碧眼の青年で、シアルフィの公子。一人称は「私」と稀に「ぼく」。
妹のエスリン曰く向こう見ずで、父子揃ってだらしがない。そして困っている人を放っておけない性分。
さらわれた美人の幼馴染みを助けに行ったらしっかり者で気立ての良い妹と親友が駆けつけて来てくれて、功績を称えられて聖騎士に叙されて、互いに一目惚れした美少女の巫女さんをお持ち帰りして、息子のセリスをもうけた所で彼の人生は幸福の絶頂を迎える。しかしそれは壮絶な転落人生の幕開けでもあった。
ほんの少し言葉を交わしただけのディアドラと再会して「私は…きみを愛している…」と電撃告白をしたり(しかもある条件で更に熱烈な口説き文句に変わる)、結婚後色々あって傷心している最中に、妻以外の美女に向かって「そうだ、きみがほしい」と大真面目に宣言したりと、かなり突飛な思考回路の持ち主。
クラスはロードナイトで、シリーズ初の騎兵主人公。十二神器の一つ、聖剣ティルフィングの後継者。