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リング(鈴木光司)の編集履歴

2021-06-04 21:26:31 バージョン

リング(鈴木光司)

りんぐ

『リング』とは、鈴木光司による小説。および、それを原作とした諸作品。

概要

"見た者は一週間後に死ぬ"という呪いのビデオをめぐる物語。

ジャパニーズホラーカルチャーの火付け役にして原点。


都市伝説の「不幸の手紙」を題に取った本書は、その作中の通り、口コミで評判が広がり、ベストセラーとなった。

映画化ドラマ化など多くのメディアミックスがされたが、それもまた作中の描写とリンクする仕掛けがなされている。


映画版の印象からホラージャンルとして見られることが多いが、シリーズ全体を俯瞰するとSF色が濃い。

また、著者の鈴木光司はホラー専門の書き手ではなく、シリーズの一部ではヒューマンドラマを成立させようと試みている。


本作の中心的な存在である山村貞子は、そのキャラクター性と映画版で見せたインパクトから、一躍話題の種となり、さまざまなパロディがなされた。

近年はインターネット上の二次創作においては、萌えの対象(貞子たん)にもなっている。

「リング」タグで見られるイラストの大半は、もはや『リング』ではなく貞子のイラストだが、「貞子」タグだけでは同名の人物と被るため、「リング」タグが併用されることもある。

pixivで「リング」 「貞子」をタグ検索


シリーズ一覧

原作小説

いずれも角川書店刊。

『リング』1991年

『らせん』1995年

『ループ』1998年

『バースデイ』1999年

『エス』2012年

『タイド』2013年


漫画

『リング』1995年 - 永井幸二郎作画。講談社刊

『リング』1999年 - 上下巻。稲垣みさお作画。以下、角川書店刊

『らせん』1999年 - 桜水樹作画

『リング2』1999年 - MEIMU作画

『バースデイ』1999年 - MEIMU作画

『リング0 バースデイ』2000年 - MEIMU作画

『貞子』2012年 - MEIMU作画

『貞子さんとさだこちゃん』2019年 - 津々巳あや作画。ComicWalkerでのWeb配信。後述の映画のスピンオフギャグ漫画。


ラジオドラマ・ドラマCD

『リング』1996年 - 角川書店発売


映画

日本映画。東宝配給

『リング』『らせん』1998年 - 同時上映

『リング2』1999年 - 同時上映は『死国

『リング0 バースデイ』2000年 - 同時上映は『ISOLA 多重人格少女』

貞子3D』2012年

『貞子3D2』2013年

貞子VS伽椰子』2016年

『貞子』2019年


韓国映画

『リング』1999年


アメリカ映画の場合はアメリカンホラーアレンジとなる。

ザ・リング』2002年 - ドリーム・ワークス配給(アメリカ)。アスミック・エース配給(日本)

『ザ・リング2』2005年 - アスミック・エース配給


ドラマ

いずれもフジテレビ放送。

『リング ~ 事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念』1995年 - 二時間ドラマ。『リング 完全版』としてビデオ化

『リング~最終章~』1999年 - 連続ドラマ

『らせん』1999年 - 連続ドラマ


ゲーム

『リング』2000年 - ドリームキャスト専用。角川書店発売(開発はアスミックエース)

『リング∞』2000年 - ワンダースワン専用。インフィニティ発売

『CRリング』2007年 - パチンコ藤商事


ジュブナイル

『リトルリングⅠ 死者からの手紙』2010年 - 鈴木光司原案。みずのあき作。角川つばさ文庫


関連タグ

鈴木光司

小説 映画 ホラー漫画

ホラー(ジャパニーズホラー) ミステリー SF ファンタジー

山村貞子 呪いのビデオ 呪怨


関連リンク

映画『貞子』公式サイト

映画『貞子』公式Twitter

Wikipedia

山村貞子 - Wikipedia

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