概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する男性主人公・アンディの股間へ発生するモザイク（これは公式である）。真っ黒な■(しかく)で表現される事から、公式からも通称で「海苔」と言われている（そう公式である）。
この海苔(モザイク)は、なんと毎話発生している（あんだって！？）。その為に公式Twitterでは、第12話より女性主人公・出雲風子がミニキャラになったおまけ漫画で、毎回答え合わせの更新がされている。
その他、海苔(モザイク)解説の詳細は「ヒゲメガネ風子」を参照。
なぜ本作「海苔(アンデラ)」には海苔(モザイク)が発生するかというと、男性主人公・アンディの能力・性格に原因がある。
彼の能力「不死の否定者」とは、自分を死に近付けるあらゆる条理を否定する能力者で、死に関わる負傷・欠損が自動再生される体質。これに加え不死の男は命の駆け引きが頻繫に起こる運命へ立ち向かうゆえに、身体の負傷・欠損が起こって必然的に衣服も破損し、股間が露出しやすいのである。
物語序盤では、この事情もあって頻繫に海苔(モザイク)が発生していた。だが第10話から登場したUMAクローゼス（通称・クロちゃん）を服従（屈服）させ自動再生する衣服を獲得。これにより、今まで仕方なく(？)紛失してしまう衣服問題が改善され、常時露出も防ぐことができた・・・のだが、後に別の問題があった事も判明する。
海苔(モザイク)が発生する原因・・・というか作中の最大要因。それはアンディの性格である。成り行きで運命を共にする事となったUMAクローゼス（通称・クロちゃん）によれば、彼は股間を隠す意識が希薄で優先順位が低いとの事。つまり憑依した相手の心情に左右されやすいクロちゃんは、必然的に股間ではなく外見を優先して変化しざるをえない不服な状態にあるという事（あんだかな…）。
また本作に登場する【機密事項】にも海苔(モザイク)が発生する。
と、ここまでは劇中の発生理由。実は作中の当事者たちとは別で、制作側による発生理由もあるのだった。
2021年5月に更新された公式Twitterのおまけ漫画より。本作の連載初期に編集者が面白半分にか「連続裸体記録更新中！」と発言し、これに悪乗りしてしまったのか、作者も記録更新に挑んだ結果「毎話に最低一つは海苔(モザイク)を登場される」と至ったらしい。これにより創作の都合・謎の発想によって、時には「登場人物の回想内で股間露出の主人公がいる」「小さく衣服が破損した所に今週の海苔(モザイク)を付ける」などと、公式が病気（あんぽんたん）な状態になっているッ！
だがさすがに反省も感じているのか、単行本1巻のカバー表紙にある作者コメントでは〝まさかこんなにモザイクまみれの漫画を描くことになるとは思ってなかった〟と、作者のやっちまった感がうかがえる。
もう後には引けない状況からか、制作では「海苔(モザイク)の貼り忘れ」を危惧している事が、公式Twitterのおまけ漫画で裏話としてネタにしている。
pixivでは
本作『アンデッドアンラック』のファンアート・二次創作でも、海苔(モザイク)が発生している作品が見受けられる。それ故に、原作とは違った雰囲気(ユニーク)を楽しめるかも？
その為、作品投稿サイト「pixiv」で「海苔(アンデラ)」のタグ付けがされる、またはタグ付けされた作品で、何処にどんな工夫で海苔(モザイク)があるか発見する楽しみが発生するかもしれませんね。
関連作品
その発想はあった
関連サイト(外部リンク)
- 戸塚慶文 - Wikipedia
- アンデッドアンラック公式 - Twitter
- 海苔(モザイク)の第一回・第12話【No.012 SPOIL】
関連項目
アンディ(アンデラ) 海苔 / モザイク
なぜ描いたし ネタを挟まないと死んじゃう病 何故ベストを尽くしたのか
ネッ広 作者は正気 どうしてこうなった。 / どうしてもこうなった
ウォーリーを探せ!・・・世界的に有名な「■（何か）を探せ」シリーズ。公式Twitterのおまけ漫画でも発言しており、やっぱり意識しちゃうようだ。
上田次郎・・・ある意味お仲間。彼のコンプレックス、登場作品の作風が合わさり（特に劇場版で）色付きの藻付(モズク)が発生する。
ゴールデンカムイ・・・頻繫にではないが、モザイクネタがある作品。
銀魂・・・本作と同誌に連載していた長期連載作品。その為、ある意味大先輩。作者の独特な拘り？で、たまに不透明な藻付(モズク)が発生する。
