「すぐに味見させてあげる」
概要
『美食會』に所属するソムリエール。「死のソムリエール」の異名を持つ。
29.5巻によれば彼女以外に女性会員はいないらしい。つまりは美食會の紅一点。
1人例外がいるような気もするが、こちらは正式メンバーではないのかもしれない。
容姿
足元まで伸びた長い黒髪を持つ女性。スタイルがよく背も高い美女で、ジト目かつタレ目。巨乳とまではいかないものの、服の上からでもよく分かる胸の谷間と膨らみがある。
ボディコン風のミニスカワンピースを着用し、目の下から頬にかけて涙のような模様が走る。刺青かメイクかは不明。口紅は赤色。
動向
アイスヘル編終了後、副料理長トリオやエルグと同時に、アルファロから「グルメ界に行ける者」として名が出されていた。しかし出番はエルグと同様にクッキングフェス編突入時であった。
クッキングフェス以降は失踪してしまい生死すら不明で、最終回直前のトリコの結婚式にも顔を見せなかった(他の支部長もだが)。
なお、アニメでは台詞が一切無く活躍もカットされてしまった。
能力
"ダメージテイスティング"
自身が受けたダメージを相手に返す技。『体内熟成』の後に『開栓』することで発動する。本人曰く「長めに熟成させた方がおいしい」。恐らくはサニーの『フライ返し』のように、受けた攻撃を増幅して返すことも可能な模様。
劇中ではグルメマフィアの集団マシンガンを一身に受け、そのダメージ全てを返して一網打尽にしていた。本人は涼しい顔をしていたがちゃんと出血もしており、返したダメージが自分にも残るのかどうか、詳しい情報は不明。
アルファロの台詞から単純に考えれば、(三虎を除けば)美食會でベスト6に入る程の強さを有していると考えられる。
余談
敵組織だけでなく作品を通しても希少な女性キャラクターの1人であり、尚且つ美女ということもあって(アニメに限りティナもいるが)、少ない出番ながらも隠れた人気を誇る。結局具体的にどんな性格なのかもよく分からず、原作・アニメ両方の不遇が心から惜しまれるキャラクターである。