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井氷鹿の編集履歴

2021-07-16 23:50:16 バージョン

井氷鹿

いひか

日本神話に登場する水の神。

概要

古事記』では井氷鹿、『日本書紀』では井光という漢字で表記される神。


『古事記』では神武天皇が東征で、熊野から吉野に至る途中、大きなである贄持之子の次に出会った国津神で、光る井(川)から出てきた尾のある神(有尾人)であり、天皇が名を問うと「井氷鹿である」と名乗り、吉野首等の祖(吉野の首長の祖)であることがわかったという。


『新撰姓氏録』では加弥比加尼(かみひかね)改め水光姫(みひかひめ)と記述され、女神であるとされている。

センシティブな作品


さらに『古事記伝』では、吉野町飯貝(いいがい)に住んでいたとされ、それを示す伊比加比が訛ったものであるとの説がある


なお、この次に天皇が出会った国津神・石押分之子にも同様に尾があったといわれていることから、国津神と呼ばれる者たちとは、「尾のように何かをぶら下げている民族ではないのか」いう考察がある。

創作での扱い

イヒカ。

人が知性を持つ以前から高度なイヒカ文明を築いていたが、霊穴を支配しようとしたために大暴走を引き起こし、現在では高千穂の地下に細々と暮らしている。

NPCとして仲間になるものもいる。


三博士

紀伊と浪華の二か所にそれぞれ住む一族。とても博識で優れた科学技術を持つ。元は根の一族だったが、戦いに捨て駒として利用されることが嫌になり、出奔してマリの庇護を受けたことで火の一族側についた。

天外魔境Ⅱ』最大の敵ヨミの側近である三博士は紀伊のイヒカ村出身でイヒカの長老の息子たちである。

また、一作目『天外魔境ZIRIA』に登場する大門教十三人衆のリーダー邪神斎や、『天外魔境ZIPANG7』に登場するヨミの側近ジャカアシもこの一族出身だった。


※左側の窓

初出は『真・女神転生Ⅱ』で種族は”妖鬼”。ツチグモイソラアズミとともに異形の先住民族という解釈のイモリ人間といった姿の悪魔である。


井冰鹿

上記の『女神転生シリーズ』にも影響を与えた、少女漫画家山岸凉子による漫画作品。

黄泉の国に通じる井戸の番人である、尾のある美青年「井冰鹿」として登場した。


関連タグ

日本神話 国津神 古事記 日本書紀

イモリ 水神 有尾人

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