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創造神デミウルゴスの世界の編集履歴

2021-07-20 23:23:09 バージョン

創造神デミウルゴスの世界

とんすきそうぞうしんでみうるごすのせかい

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』に登場する世界観、国家、設定などを紹介する記事の事である。 左図の地図は人族大陸のものである。

とんスキの世界観(創造神デミウルゴスの世界)

【分析】とんスキ世界地図(仮)

ムコーダ曰く「中世ヨーロッパみたいな世界」。よくある剣と魔法の世界である。

ファンタジーに例外なく異種族や魔物が存在する魔法文明である。空気中には魔素という特殊な原子が存在する。

異世界(地球)の方がはるかに文明が進んでおり、物資も共通する言葉はあるが個々によって名称は違う。

創造神デミウルゴスが創った世界であるが、地球の神が創った地球のように召喚された異世界に正式名称があるわけでもない。創造神がこの異世界を作ってから少なくても4万3000年以上経過している。


種族

異世界だけあって、弱者に優しくない世界なので神から子供まで食い意地の張った乞食体質である。乞食体質でも恩を感じた者は恩を返す事もある。

この世界で最も人口を占める種族。能力は平均的。

国によっては信仰上の都合で異種族を迫害している。貴族の8割以上が害悪か無能で占められているが、残りのハゲに悩まされる有能な貴族達と有能組織の冒険者ギルドのお蔭で魔物や他種族に絶滅させられずにしぶとく生き残っている。


耳長で美しい容姿の種族。性格の特性は自由奔放。魔力も高めでアイテムボックス持ちが多く、全種族の中で最も長寿であり寿命は500年程。30歳で成人を迎え、300歳以降になると老いていく。酒は苦手だが、舌が肥えているので「美味いものが食いたければエルフに聞け」という諺が存在する。ハイエルフだと1000~1500年と寿命も長い。

種族魔法は草木魔法。


低身長に筋肉質といった体格を持つ種族。性格の特性は頑固で、無類の酒好きでもある。血気盛んな性質と手先の器用さから冒険者や鍛冶職に就いている者が多い。エルフよりは劣るが長命種で寿命は2、300年程。全種族の中では魔力は低め。


獣の特徴を持つ人型の種族。身体能力が高い。俊敏性の高さについては魔力を利用している。

ドラマCD版によると獣型の魔物と種類が同じだと本能的な上下関係が存在する。


魔族領及び別大陸(魔族大陸)に住む種族。人間やエルフ、獣人に似て非なる容姿を持ち中にはオークやゴブリンに似た種族もいる。寿命は2、300年程。全種族の中でも最も魔力に長けている。

種族魔法は黒魔法。

ムコーダがフェルに見つからないように魔族大陸に行く魔道具をアイテムボックスに隠したのでweb版500話で越えてもムコーダ一行の前に魔人は姿を現していない。


巨人族の島に住む種族。その名の通り長身の種族で魔族と国交を持つ。


地球や異世界とも異なる世界である『神界』にすむ超人種族。創造神が少なくても4万3000年以上生きているが、永遠に生きていられる存在であるかは不明である。女神が美容に気をつかう場面がある為、神界にいる神は身体の年を取る模様。

いくつか制約があるのか、地球や創造神が作り上げた世界などへの直接干渉は基本的には出来ない。主に神が出来る事は神託を与えたり、信用できる者に加護を与えたり、眷属に命令する事位である。しかし、火の女神や戦神の台詞から推察すると神界から下界に降りる方法がある模様。

神には鑑定や心の声を聞く能力もあるので基本的に悪人に騙される事はない。


魔物

冒険者ギルドによって区分されている。魔物の上位種や特殊個体の中には人語を喋る者もいる。魔物の肉は1週間位で瘴気が発生して食べられなくなる。

進化する魔物と進化しない魔物が存在する。

オークの設定にさりげなくゴブリン以上のダークファンタジーを感じさせる設定がある。

異世界に存在する最強に近い伝説級の魔獣の事。国を一つ滅ぼす事も容易な存在であるが、ムコーダが最初に仲間にした魔物でもある。1000年以上生きていけるので寿命はハイエルフ以上である。

フェルの他に過去にまれに神(アグニやルカなど)から加護を受け取ったフェンリルもいた。

フェンリルの言い伝えによるとレベル1000以上になったフェンリルは1万年以上生き、後にこの世界(ムコーダ一行が旅している人族大陸)に飽き、まだ見ぬ世界を求め魔物だらけの海を渡っていったという(web188話)。


異世界に存在する最強に近い伝説級の魔獣の事。ゲーマーズ限定版小冊子1巻登場の緑竜曰く『竜の頂点』。国一つ滅ぼす事も容易な存在である。

創造神デミウルゴスの考えではムコーダ一行がエルマンダンジョン攻略を決めた時点でムコーダと従魔達が力を合わせればエルマンダンジョン最下層の古竜を倒せる可能性はあると考えていたが、駄目だった時は創造神を呼ぶようにムコーダに伝えていた。

なお従魔になる前でもムコーダの従魔達の念話を理解できた。種族的な物なのか、鑑定で見る事が出来ない隠しスキルなのか、ご都合主義なのかは不明。

また身体の大きさを変える能力があるが、鑑定では確認できない。

寿命は2万年と非常に長い。原初の古竜は、ムコーダの従魔の古竜の先々代である為、ムコーダが召喚された時点での古竜世代は3世代目辺りである。古竜は長寿である為、数十年単位で眠りにつく習性がある。

創造神がこの異世界で最初に作った存在であり目的は「抑止力と保険」である。


ファンタジーお約束の最強の魔物種族。

地竜アースドラゴン、赤竜レッドドラゴン、アイスドラゴン、黒竜ブラックドラゴン、海竜リヴァイアサンなど異世界やダンジョンなどで出現する災厄に近い存在。ピクシードラゴンのような大人しく警戒心の強い小型竜もいる。

強さと脅威度は竜の頂点の古竜>海竜>黒竜>アイスドラゴン>ピクシードラゴン>赤竜>地竜>ドラゴンの壁>攻撃力特化のワイバーン>守備力特化のドラゴンタートル>Sランク魔物と思われる。なお緑竜の強さは不明である。

ドラゴン種に竜と認められていないワイバーンでさえ8匹揃えばレオンハルト王国で5番目の規模の都市であるカレーリナを全滅させる事ができるほどの脅威がある。

ドラゴンタートルはワイバーンのような攻撃力はないが、守備力が高くスイやドラちゃんでは一撃で倒す事は出来なかったが、フェルは雷魔法3連発で瞬殺し、ゴン爺はドラゴンタートルを高い所から投げ飛ばして倒した。

ワイバーンは冒険者ギルドで保管されている秘蔵のミスリルナイフで解体できるが、漫画版では地竜を普通のミスリルナイフで解体できないという設定が追加され、スイとドラちゃんが協力して鍛冶を行う事でドラゴンの皮も貫く『ミスリルナイフ+』を創る事に成功した

上級ドラゴン肉は鳥豚牛のいいとこどりの特徴があり、ムコーダ固有スキルの『国産黒毛和牛ステーキ』よりもいい味を出せる。

海竜リヴァイアサンにもなると幼体だと『ミスリルナイフ』よりも強力な『ドラゴンソード』でも解体できるが、成体だと『ドラゴンソード』が数十本ないと解体できず、ムコーダ所持の『魔剣カラドボルグ』を借りて解体する事になった。


ゾンビ、スケルトン、レイスなどの魔物。頭を破壊すればゾンビやスケルトンは倒せるが、レイスはどうしようもない。有効な魔法も高火力の火魔法と聖魔法(召喚勇者や聖女や聖騎士のみ取得可)のみ。フェルの神聖魔法は聖魔法ではないので効かない。

聖印を押した武器で倒せば消滅するが、ルバノフ教の聖印は複製式で効果が薄い割に割高なので冒険者以外には相手にされない。

フェルやドラちゃんにもしぶといアンデットは嫌われており、状況によってはドラゴンよりも厄介な魔物。


貨幣価値

人族大陸またはレイセヘル王国では1か月4人家族で金貨6枚(6万円)あれば最低限暮らしていける。

屋台の串焼きが1本鉄貨5枚(人族大陸web2話)。

宿(レイセヘル王国)は1泊食事付で銀貨4枚(web2話)。

石鹸1個で銀貨3枚(人族大陸web3話)。


鉄貨1枚⇒10円 銅貨1枚⇒100円 銀貨1枚⇒千円

金貨1枚⇒1万円 大金貨1枚⇒10万円 白金貨1枚⇒100万円


人族大陸国家

※人族大陸の国家の説明。

マルベール王国

レイセヘル王国と国境に接している国。人種差別もない平等国家であるが北に魔族領、南にガイスラー帝国、東にレイセヘル王国、ルバノフ神聖王国があり隣国に恵まれない。

しかし、資源には恵まれミスリル鉱山を1つ所有している。

マルベール王国国宝は魔剣ベリサルダ。300年前当時のマルベール王国出身のSランク冒険者がどこかのダンジョンから持ち帰ったと言われているものを買い取った。その価値は国家予算に相当した。(web155話)


王宮は亡命した勇者達であるカイト一行(実力はスイやドラちゃん並に匹敵)を察知してるが、その時点では強者揃いの王国兵達と強さがあまり変わらず、政治問題にもなるなどメリットが少ないとして諸々の事情で放置している。魔族と組んでレイセヘル王国を滅ぼし、接収した領地を治める事になる。

本編ではカイト一行が拠点に冒険者として活動中。


クラーセン皇国

レイセヘル王国の東隣にある国。歴史ある国家であるが皇族による内輪もめにより治安が荒れている(web27話)。

エルランド情報によるとムコーダ召還から130年前の当時クラーセン皇国にあったラッカムという中規模の街がジャイアントコックローチ(ようするにG)の大群に襲われて一夜にして滅んだ”ラッカムの悲劇”が長寿種の中では有名な話になっている(web254話)。


クワイン共和国

海側の小国が併合して誕生した平等主義国家だが、早くも分裂状態(web27話)。

カイト一行のカイト情報によるとマリベール王国、エルマン王国、レオンハルト王国に次いで神々の信仰の自由が認められている小国。


エルマン王国

大陸の東にある国。レオンハルト王国とは協力体制にある。強力な軍事力を持つ差別のない平等主義国家。上層部は一度ムコーダ一行を取り込もうとしたが、レオンハルト国王の警告書簡でそれを諦めてレオンハルト王国と同じ方針を取った。

本編ではweb版389話で入国し、ブリクストダンジョン攻略後、455話にて出国した。


ムコーダがトリスタンとバルトロメオ達と献上品の相談をした甲斐もあり、トリスタンらによって届けられたサファイアで統一した指輪とネックレスとイヤリングの組み合わせが王妃の心を射止め、好印象を与えた。国王も黄金に輝くズラトロクの角を寝室に飾るほど気に入った。王妃が『ムコーダが国家存亡に関わる無理難題や理不尽な要求をしなければ』彼の要望する一般の冒険者と同じ自由に暮らしを叶える為に直接干渉しない事にした。

同時にルバノフ教は国外追放する方針に決まった。

レオンハルト王国に説得されたとはいえ、エルマン王国はレオンハルト王国以上にムコーダ一行との距離感を一番理解している国ともいえる。


書籍4巻のifでは3人の勇者カイト一行とムコーダがこの国を拠点にしている。


レオンハルト王国

大陸の東にある国。北に位置するエルマン王国とは協力体制にある。

レオンハルト王国の国宝は魔剣アロンダイト。この国の初代国王がこの国にあるダンジョン(ドランダンジョンではない所)から持ち帰ったものである。(web155話)

ちなみにムコーダの魔剣(当時)を合わせると国内で二本も所蔵しているが、エルランドの反応を見た後は報告も献上もされなかったが、海竜リヴァイアサンの成体を解体する為に必要になった為、魔剣4本所持がレオンハルト王国や冒険者ギルドに知れ渡る。


有能貴族家の実質真の支配者であるラングリッチ家と有能な冒険者ギルドのお蔭で冒険者Cランクの実力者が王国兵に一人もいなくてもそこそこ強力な軍事力を持つ平等主義国家になる事ができた。

表の支配者である国王は書籍2巻時点の噂では「確実に実を採るタイプ」で王族や貴族はムコーダ一行(正確にはフェル様の怒りで国を滅ぼさない為)を干渉しない代わりに緊急時にはお願いしますという条件で制約していた(実際は王の言う事を聞かない無能貴族が多くムコーダ一行が王都にやってきた時にムコーダが従魔達の勝手な行動を目にした事で制御できていない事を理由に無礼な態度をとられた)。

ちなみに謁見に貴族の良心ともいえるラングリッチは何故か謁見の場にいなかったのでムコーダ一行と無能貴族らが衝突する可能性を察知して欠席した可能性がある。

冒険者ギルドでもギルドマスターヴィレムが唯一認める有能貴族エドワード・ラングリッジ伯爵の政治力のお蔭で強い影響力を与えており、ムコーダはダンジョン初踏破時に普段から平穏な生活を送れているお礼として国王にエルランド経由で『解毒のネックレス』を献上した。

国王はムコーダに会いたがっていたが、従魔リスクによる亡国回避の為、断念していた。個性豊かな有能な国王と思いきや実際は「ムコーダの貢物で只者でないと見抜いた女王に尻に敷かれる残念な凡王」であり、恐らく創造神の神託辺りのフォローがなければムコーダ一行に対する対応を誤って返り討ちにされていた程度の存在と思われる。

それ以前に話の分かる有能貴族家の『ラングリッジ家』がいなかったらフェンリルが直接手を下すまでもなく、貴族嫌いの国を越えた組織である冒険者ギルドがレオンハルト王国を滅ぼすか、戦国体質な小国群に侵略され全く別の国として存在していた可能性が高い。

レオンハルト王国は弱国だからこそ国を越えた組織である冒険者ギルドに支配される事を選び、治安や国防をほぼ丸投げしている状況である。


近年ではムコーダ一行の活躍によりレオンハルト王国内の3つダンジョンが踏破され、異世界の食文化や物資が広がりつつある。


カレーリナ

カレーリナの街はレオンハルト王国でも5番目に大きな街でラングリッチ伯爵領でもある。

書籍2巻時点では冒険者の狩場となっている西の草原にはブラッディホーンブルの群れが発生して立ち入り禁止区域になっており、ムコーダ一行に討伐依頼され58頭の半分の29頭の肉は依頼通り冒険者ギルドに卸された。

ワイバーン襲来があったが、ムコーダ一行によって13匹のワイバーンは倒された。

後に書籍7巻時点でムコーダが家(ムコーダ邸)を買い、ムコーダ一行の拠点となる。スイの大冒険の舞台にもなっている。

ムコーダに触発されて成り上がろうとする冒険者が増え武器防具の素材の需要が急上昇している。


パスクアル山

書籍2巻にてメタルリザード討伐の為にムコーダ一行が向かった山。しかし、いたのはミスリル鉱石を食べて変異したミスリルリザードだった。ミスリルは魔法の威力を半減以下に抑える性質があるが、フェルの雷魔法一発で即死した。

ラングリッチ伯爵領に含まれる為、ヴィレムがラングリッチに報告する事になった。

ムコーダがフェンリル連れと知り、ラングリッチ伯爵はこの時点では引き下がった。

ミスリルリザード討伐と買取、ミスリル鉱山の発見を含め金貨5800枚の報酬となった。


ダンジョン都市ドラン

ダンジョン都市なのでカレーリナよりも大きい街。王都以外でドラゴンの解体が可能な施設がある。地上で倒された地竜や赤竜はここで解体された。

漫画版では冒険者ギルドに支給されていた唯一の『ミスリルナイフ』が地竜の皮を貫けずに折れ解体が中断するアクシデントが発生した。漫画版ではエルランドがムコーダの『ミスリルナイフ+』を借り受けてドラゴンは無事解体された。

魔導コンロ販売店や武具を取り扱う鍛冶屋も存在する。

竜好き変態エルフが住んでいる為、ドラちゃんやゴン爺の精神安定の為にもクール期間が必要と考え目的地を変えてこの場所に来ることを避ける事もあり、王都行きを決める事でドランでの海竜リヴァイアサン解体を見送った。


国境の街ロイカイネン

クワイン共和国や小国群の国境に近い場所にある街である為、治安が悪いが、予め国から通達された為、フェルやゴン爺連れのムコーダには全く問題なく、北門を預かる第四兵団の兵士に連れられて冒険者ギルドに行く事で街がパニックになるのは免れた。ドランと王都以外で魔導コンロを取り扱っている。3件目のアルファーロ魔道具店で目的の大きさ以上の魔導コンロを発見し金貨1200枚で店の在庫と化していた高性能魔導コンロを購入した。


王都

ムコーダが国や貴族の柵に関わりたくない為、意図的に行くのを避け、かわりにダンジョン攻略の度に王族に貢物を送っていた。しかし、ルバノフ教潰しによるルバノフ神聖王国の抗議と小国群ダンジョン攻略による傭兵ギルドといった2つの外交問題発生の可能性とムコーダの従魔ズの海竜リヴァイアサン解体問題解決の為にドラゴンストーカー問題を起こしたばかりのエルランドに頼れない為、ムコーダは王都行きを決意した。ムコーダは王都謁見で緊張した上、従魔達が勝手な行動始めた事によりパニックになりレイセヘル王国との交渉ではやらかさなかった大失敗をし、莫迦貴族達に舐められる羽目になった。

さらに冒険者ギルドが海竜リヴァイアサン解体の為にドラゴンに詳しいエルランドを監視付きで召喚した為ムコーダ一行のドラン行きを避けた理由がなくなり、余計なトラブルに巻き込まれただけの無駄足になった。

ラングリッチ家は王都に滞在しているが、王都謁見には参加しておらずムコーダ一行と莫迦貴族達によるトラブルが発生して巻き込まれる可能性を察知し欠席したと思われる。

王都冒険者ギルドには特級ポーションが保管されている。王都一のレストランがあるが、ムコーダの料理に比べると劣るとエルフ達や冒険者達は語る。

海竜解体見学に薬師も多く集まっている事から薬神の教会も存在する可能性がある。


小国群

小さい国の集まりである為、纏めて小国群と呼ばれている。紛争が多く危険な地域であり、魔族領並に謎に満ちている。その為ムコーダのネットスーパーの品物の多くはこの国から手に入れたという事にしている。

ルバノフ神聖王国に侵入する為に小国群の森で待機し、ルバノフ神聖王国で『デミウルゴス劇場』を実行した。

レオンハルト王国ロイカイネンに寄って魔導コンロを手に入れた後、ムコーダ一行は【箱舟(アーク)】と共に亡国フォンデル王国の手つかずのダンジョンに行き踏破した。

黒竜に乗ったムコーダ一行を目撃した者が多く方々の街でパニックになっていた。


人族大陸の人間至上主義国家・ルバノフ国教国家

※人族大陸の人間至上主義国家の説明。

レイセヘル王国

ルバノフ教を国教とする人間至上主義国家。エルフ、ドワーフ、獣人を奴隷とし、隷属の腕輪で拘束していた。領地拡大を目論み魔族領とマルベール王国に勝つべく禁忌の術である勇者召喚で向田剛志斉藤櫂斗、大野花音、吉田莉緒らを召喚し、鏡型の鑑定の魔道具により四人の能力を確認された。

勇者育成はレイセヘル騎士団の中でも最も能力が高い騎士3人によって行われた。

勇者召喚に巻き込まれたムコーダは王と交渉して王城から金貨20枚の選別を貰ってさっさと脱出。残った勇者達が全て逃亡した後も再び勇者召喚を行ったが、その愚行に神に見放され勇者召喚は失敗し、結局は書籍9巻で神やムコーダ一行が直接手を下すまでもなく魔族領とマルベール王国双方の総攻撃と奴隷の内乱で崩壊し、王族や王派貴族は全て処刑されマルベール王国に併合され滅亡した。

レオンハルト王国と謁見した時のまるで駄目なムコーダ状態だと『従魔契約』の件がなくても王城の脱出すら不可能だっただろう。


フェーネン王国

レイセヘル王国の南東に位置する国。人間至上主義国家。奴隷の扱いは安賃金をもらえる上に最低限の生活の保障はされているので他の人間至上主義国家よりはマシである。

フェンリルを従魔にしたムコーダに取り入ろうとするが失敗している。

当時後ろ盾のなかったムコーダは冒険者ギルドの解体屋から噂で聞いたフェンリル説とAランクの魔物グレートウルフ説を聞き、勧誘トラブルを避ける為、レオンハルト王国に入国するまでの各地で偽情報を流した。

web9話で『鉄の意思』と共に入国し、web17話でファリエールの街を出た後、web23話でレーデン村、web25話で図書館のあるラウテルの街に立ち寄り、ムコーダが同業者によって地図のぼったくりにあった後は人里に寄らずにさっさと隣国を目指した。

魔の森

フェーネン王国とレオンハルト王国の国境の間に魔の森があり、オルトロスやグリフォンなどの凶悪な魔物が集団で住みついており、フェルに乗った状態でも通過するのに6週間以上かかった(ちなみにフェルのみなら3週間で通過できる)。

エリクサーの材料であるヒーリングマッシュルームも魔の森で手に入る。

漫画版ではヒーリングマッシュルーム温泉も存在した。


ガイスラー帝国

ルバノフ教を国教とする人間至上主義の独裁軍事国家。奴隷の獣人やエルフ、ドワーフなどは家畜扱いされている(web27話)。創造神から公に「」として認定された国家(web481話)。

ガイスラー帝国国宝は魔剣ブルトガング。400年ほど前にガイスラー帝国のダンジョンから出たもので、この魔剣を手に入れるために3万人の兵士をダンジョンに送り込んだ(web155話)。

ルバノフ教が売り込む奴隷を戦闘訓練の的にする他、「死んでもなお口にするのもおぞましい運命」「帝国人は、帝国人以外は人間として見ておらんな」と創造神が神託で各教会関係者に伝えるほどの怖すぎる「何か」を行っているようだ。


ルバノフ神聖王国

ルバノフ教を国教とする人間至上主義の宗教国家。エルフ、ドワーフ、獣人を邪教徒としている(web27話)。数多の悪業から創造神デミウルゴスによって「ルバノフという神が存在しない」と数多の悪業を公にされ、彼の命を受けたムコーダ一行に制裁させられる(web481話)。

ルバノフ神聖王国国宝は魔剣ジュワイユーズ。700年前に神に選ばれた勇者がダンジョンから持ち帰ったと言われている(web155話)。その為過去に勇者召喚を行った疑いがある。

聖騎士(パラディン)隊がいるが、フェルやゴン爺のいるムコーダ一行の相手にならなかった。

ムコーダと戦った聖騎士が所持した魔剣は祖先によって100、200年前に密かに売りに出されて偽物にすり替わっていた為、偽魔剣はムコーダに破壊された。

ルバノフ教総本山の大きい城のような教会もムコーダ一行によって破壊され瓦礫と化した。

web版550話を越えてもその後の没落は描かれていない。


ソレフ王国

ルバノフ神聖王国に属国扱いされている。内情はルバノフ神聖王国と大差ない(web27話)。


魔族領

人族大陸の魔族が住む国で隣接した国と国交はないらしく、謎が多い。

賢者の自叙伝によると元は魔族と巨人族が住む別大陸に住んでいた魔族達が水難事故に遭い、飛行魔法で辿り着いたこの大陸で根を下ろし、そのまま魔族領となった。

その末裔達が国を作り、ムコーダが召喚された時代の600年前時点ではアンドラス、キマリス、ラウムの三カ国が存在した。600年前は国自体の面積は狭く、人口も少なかったが、ムコーダが召喚された600年後は国の面積は明らかに増えたが、一般的な交流は途絶えている為、人口がどの位なのかは不明。


魔族大陸

魔族が住む別大陸。ムコーダ達がいる大陸とは別で、魔族領に住む魔族達は元はこの土地に住んでいた。巨人族と交流を持つが魔族領の魔族達の存在は知らないと思われる。

ムコーダが魔族大陸ダンジョンの寿命を伸ばすエリクサーを必要とする日が来るか、フェルに魔族大陸に転移する魔道具が見つからない限りは魔族大陸に行く事はないだろう。


巨人族の島

魔族が住む大陸側にある巨人族が住む島。魔族と交流を持つ。


過去に存在した国

※ムコーダが異世界召喚された後に滅んだ国は除く

  • アスタフィエフ王国

600年前に勇者召喚を行い、二人の勇者と賢者を召喚する。

後の賢者カズの自叙伝によるとレイセヘル王国と同じく私腹を肥やした愚王と記されている。使えない異世界人の脅威を取り除く為の暗殺を間接的に目論む悪知恵はあったが、勇者召喚情報は他国にも流れており、松本和希を直接処刑して他国の外聞を悪くするリスクは避けた為、森に放置してMPKする暗殺に失敗。現在はレイセヘル王国と同じく亡国となっている。


  • スレザーク王国

アスタフィエフ王国の隣国で賢者カズが冒険者登録をした国。現在は魔族領と違ってこの国の名が地図から消えたので何らかの理由で滅んだと思われる。


  • フォンデル王国

小国群の小競り合いによって亡国になり今は紛争地帯になった(web452話)。ブリクストの戦神の教会に寄付に来たムコーダ一行は戦神の施設師範からダンジョンの情報を得た。


とんスキ異世界用語

魔素

創造神デミウルゴスの創った世界に存在する魔力の元になるもの。その魔素を取り入れて魔力に変えて魔法を使う。

高ランク魔石持ちモンスターの亡骸や魔素が溜まりやすい地形だと稀にダンジョンが生まれると言われている。

ムコーダのネットスーパーによって召喚されるアイテムは異世界ゴミでさえ魔石を越える魔素が含まれているのでまさに魔素の塊とも言える。


ダンジョン

世界各地に存在する魔物の巣窟。難易度は地下層の階数による。

魔物を倒すとドロップ品や宝箱を得られるが、ダンジョン内で死ねば種族・魔物問わず肉体は吸収される。

栄養を得ることで成長続けるので一つの生き物として考えられている。

ダンジョン内のどこかに核があり、常に移動し破壊されればダンジョンそのものが崩壊し穴倉と化す。フェルなら核を発見し破壊する事も出来なくはないが、遊び場を破壊する事は愚行と考えている。

魔素が濃い場所や、高ランクの魔物(魔石持ち)の亡骸があったり、魔素が溜まりやすい地形であると稀にダンジョンが生まれる。階によっては休憩地であるセーフエリアも備わっている。

ダンジョンに集合した集落はダンジョン都市と呼ばれ多勢の冒険者達が集う街になっている。

冒険者にとっては命懸けだが、ムコーダ一行の従魔であるフェル達にとってはアトラクションや食料庫のような場所である。

ダンジョンは生物である為、土魔法と草木魔法の大半は無力化されてしまう。


ダンジョンコア

ダンジョンの核。書籍版で判明するが、実は意識がある

コア次第で魔物の数や配置を変えることができる。長年階層を築き上げたプライドがあり、踏破されることを恐れている為、ムコーダ一行が訪れた時に限って魔物の動きが活発化(特殊個体大量発生)する傾向がある。

外界から遮断されている為、世の情報に疎く商業ギルド曰く宝箱のデザインは古臭い。

ダンジョンコア自身はダンジョンから出る事は出来ないが、ダンジョンで生まれたモンスターを外に出す事は出来る。


レオンハルト王国ドランダンジョン

宝箱にはほぼ毒ガス(即死級のものもある)や攻撃魔法などの罠が仕掛けられているが、危険な分それなりの宝も入っている。過去にエルランドが踏み入れた25階から29階は森林地帯だったが、ムコーダ一行が来た時には28階層は沼地(木の通路である為、重量のある魔導コンロが使えずカセットコンロを使用)、29階層は砂漠に変わっていた。後日期間によって25階層から29階層の様相が変わることが発表され、高難易度ダンジョンに指定された。


ドランで赤竜解体のついでに再びドランダンジョンに潜ると宝箱罠の落ちたら二度と出られない落とし穴などフェルの結界や神の加護対策としてダンジョンコアがムコーダ抹殺の為に知恵を出したと思われる凶悪即死罠も誕生し、ドランダンジョンの性格はだんだん悪くなっている。


エルマン王国ブリクストダンジョン

20階に隠し宝部屋を作ったりする反面、餓死を狙った41、42階層の荒野フィ―ルド、43、44階層の魔物の多い砂漠フィールド、45、46階層の雪原フィールドがありフェルに乗った状態でも、踏破するにはそれなりの日数が必要となる。

荒野フィールドの時点でフェルの安定した速度で丸2日かかる距離である為、普通の冒険者だと2、3か月かかる距離で魔物肉のドロップも出来ず、水の確保もできないので実質ダンジョン踏破不可能な作りになっている。Sランク冒険者達でも十分な備えが可能なアイテムボックスと、少なくともフェルやスイなどのように馬車の速度以上の効率的な移動手段がないと実質攻略不可能で、この事実を知ったブリクストの副ギルドマスターを悩ませた。

最下層47階層のボスはブラックドラゴンで即死級の呪いを使う為、39階層の森のアリの巣を殲滅した時に出た宝箱に「解呪のペンダント」を用意するなどの一応隠し救済処置を用意している。隠しアイテムや広いフィールドを作る事を意識しているようだ。


亡国フォンデルダンジョン

エルマン王国ブリクストの戦神教会の施設師範から情報を得て古竜に乗って辿り着いた。ロイカイネンで買い物を終えた後、【箱舟(アーク)】と再会したので共にダンジョン攻略を目指す事になった。

階層の1つ1つが非常に広いフィールドで雑魚も強力な魔物が多く、ボス階級魔物も1階層からSランクが2体出るほどの高難易度ダンジョンであるが、全2階層。

2階層の時点でフィールドが海と島だけなので巨大化したスイに乗らないと移動もできない有様である。ダンジョンボスは海竜リヴァイアサン。倒された魔物はそのままドロップ品として小島一周するほど巨大なリヴァイアサン(成体)の屍が残された。ゴン爺いわくまれにダンジョンに吸収されない魔物(巨大牛クジャタ)も存在するようだ。


加護

天上の世界に住む神々が「世界をより良くする」と見込んだ者(魔物も含む)に授ける能力。

状態異常無効化、魔力削減強化に授けた神の属性スキルが特化する効力を持つ。稀な形ではあるが神の加護(小)だと通常の加護より劣るが三つだと同効果。

ちなみに加護を連発し過ぎると創造神に怒られる。

与える加護は10年に一回ではなく、50年から100年に一回が鉄則らしい。

不老不死を得られる加護も存在するが、実際は人なら1500年に寿命が伸びて、致命傷を負えばその怪我が元で死ぬ事もあるので必ずしも不死身というわけでもない(正確には不老長寿)。


聖刻印

聖印を超えた強化版「聖刻印」は男神鍛冶神と戦神らの協力により創られ、ムコーダが個人的に所有している。

神以外でムコーダ一行が所有していると知っているのはエルランドのみである。


ムコーダ一行と敵対した組織

※国を超えた組織である冒険者ギルドやラングリッチ家が有能でいい仕事をするのでムコーダ一行が手を下す前に第三者によって滅ぼされる事も多い。


盗賊団”黒犬”(ブラックドック)

書籍版1巻終盤で闘った盗賊団の事。書籍版2巻で盗賊団と頭の名が判明した。漫画版では盗賊と表現されておりすぐ倒される敵にすぎない為、組織名は出てないが、黒忍者風の姿をしていた。ランベルト商会の馬車を襲って冒険者達と戦闘中だった。

冒険者パーティの【不死鳥(フェニックス)】と互角に戦えるほどの実力で総合して冒険者Dランククラスの強さを持つ盗賊団だったが、ムコーダ一行の敵ではなかった。

フェルとスイによって倒された黒犬の頭の斧男はザハールという悪党で金貨30枚の賞金が付いていた。彼の組織ごと壊滅した事で合計金貨45枚の討伐報酬がカレーリナ騎士団からムコーダ一行に支払われた。

ムコーダ一行によって魔物のように直接始末された数少ない人族だった。


クルベツ男爵&スタース商会

書籍7巻にてランベルトの口から出たムコーダの石鹸やシャンプーの出所と利権を奪おうとランベルト商会の周りを探っていた商会。後ろ盾の下級貴族クルベツ男爵の狡猾さにより証拠を掴めず商人ギルドは手を出せなかった。

ランベルトと相談したムコーダは従業員として雇った奴隷達を守る為に冒険者ギルドマスターのヴィレム経由からラングリッチ伯爵と繋ぎを持つ決断をした。

書籍8巻にてムコーダ一行とラングリッチ伯爵との交渉は多少のトラブルはあったが、無事に成立し、ラングリッチ家とレオンハルト王宮貴族によってクルベツ男爵とスタース商会はお家取り潰しに犯罪奴隷として鉱山送りにされた。


ルバノフ教

人族大陸で根付いている人間至上主義の宗教。他の種族を邪教徒とし、各地で国教として根付いている。

実は人間であるルバノフという男が金集めの為に作り出した宗教で、神々によるとルバノフ神という神は存在しない。神聖な力を謳い文句に各教会ではアンデット対策として武器に聖印を付与できるが、それは数百年前にマルベール王国ダンジョンで入手した魔道具効果によるもので本体はルバノフ教総本山に保管されており、各教会にあるレプリカは中途半端な効力しか持たず武器も傷む。自由平等国家では「付与」以外に相手にされていない。


ムコーダは戦神、鍛冶神、トリスタンによって教団の悪行を知り彼らに関わらない用にしていたが、web453話でルバノフ教徒達がエルマン王国ブリクストにてムコーダ一行のいる借家に押しかけ寄付(金銭)を強要してきたが、ガン付け(威圧)攻撃で撃退された。

レオンハルト王国のムコーダ邸でもルバノフ教徒が押しかけて襲い掛かったが、従魔達の放つ威圧と殺気で戦意喪失した(一部失禁して気絶した者もいる)。そして冒険者ギルドとラングリッジ伯爵領第三騎士団に連行された。

フェルや古竜の実力を見極められる冒険者Cランク以上の実力者は今の所この組織で登場せず、魔剣を任された聖騎士ですらフェルや古竜の実力を見抜けずムコーダと互角の実力なので強くてもDランク程度の実力者までしかいない。

信者の大半は厄介な狂信者やテロリストというよりは愚かで欲深い詐欺師と小悪党の集団なので世界の敵国を動かす為の丁度いい舞台装置でもある。

小悪党でも集団で襲い掛かると元Bランク冒険者の命の1つ位は奪える程度の脅威はあったのでムコーダ一行はロイカイネンに行くついでにルバノフ神聖王国へ行き信仰破壊工作『デミウルゴス劇場』を実行した。


勇者(異世界召喚者)

異世界(地球)から召喚された人間の呼称。

作品内で召喚された勇者はムコーダが召喚される600年前に2人の勇者と賢者、過去に神の加護を2つ得た勇者、ガーリケという異世界食材をニンニク呼びして根付かせた勇者、古竜に戦いを挑んだ無謀で傲慢な勇者、そしてムコーダと3人の勇者で作中では10人異世界召喚者が確認されている。

大抵、職業欄は『勇者』になるが稀に『賢者』や『巻き込まれた異世界人』という例も存在する。さらに称号にも『勇者』があり職業とは別に能力補正がつく。

勇者は高ランクの豊富な攻撃・魔法スキルに加え、高いステータスを持ち、別職業の召喚者は勇者より弱いかわりに特殊な固有スキルが備わっている(それでも異世界一般人よりは強い)。

歴史では勇者と思われる冒険者や英雄の逸話が後世に伝わっているが、神か、または他の何者かが隠蔽したのか何故か勇者の名前は語られていない

勇者召喚のメリット

召喚された者には勇者であるなしに関係なく時間停止と容量無限大の『アイテムボックス』と『鑑定』スキルが与えられる。

地球言語を異世界言語に翻訳したり、異世界語の読み書きが出来る特典もついている。

勇者召喚のデメリット

召喚された者は今の所例外なく、地球の家族・知人・会社などの勤め先の事を思い出しても何故かその人たちの事を心配する事がないよう思考誘導の術式がかかっており、ムコーダ、カイト一行、カズにも同様の現象が起きており、賢者カズでさえその違和感に一切気づく事なく生涯を終えた。

しかし、異世界召喚者を利用したい者や悪用したい者にとってはメリットそのものである。


異世界生物の能力値

名前体力/魔力/攻/防/俊敏性主な能力・他記述
ムコーダL1100/100/78/80/75ネットスーパー
一般異世界人70/70/70/70/70※大人の平均値
勇者カイトL1800/769/772/759/746聖剣術、火水土風光雷氷魔法
Cランク冒険者リタL18135/64/119/107/138短剣術、聞き耳、忍び足
フェルL9069843/9481/9036/9765/9684火水土氷雷神聖結界魔法,他略
フェルL906(バフ5割増)14961/14031/13554/14159/14235※国産黒毛和牛(モモ肉)ステーキバフ5割増
ベビースライムL12/1/1/2/2※魔物の中では雑魚中の雑魚
スライム(特殊個体)L7157/151/149/152/153酸弾(※特殊個体)
ビッグスライム(特殊個体)L2684/679/668/674/682増殖(※特殊個体)
ビッグスライム(スイ)L6855/848/834/842/852フェル曰くカレーリナ冒険者が束になっても敵わない
ピクシードラゴンL126895/2879/2652/865/3269火水風土氷雷回復魔法,砲撃
エルランドL251924/1098/913/882/904※元Sランク冒険者
異世界の学生松本和希L196/88/88/88/88※体力以外改竄値
古竜(小型)L133410096/14987/9987/10364/5459ムコーダ一行同行時の姿
古竜(通常)L133414423/21281/14267/14806/3895※古竜通常の姿

勇者召喚

創造神曰く『勇者召喚は次元を超える禁忌の術』で、行えば地球と異世界双方の世界が滅ぶ危険性がある為に元の世界(地球)に戻ることはほぼ不可能とされている。

ちなみに召喚した国の二つは後に滅亡している。

次元の穴が広がると「天上の世界である神界」に住む創造神含む神々では「地球」と「異世界」双方の崩壊を阻止できない為、創造神デミウルゴスは勇者召喚された地球人に対しては地球に帰せないかわりに多少の融通処置を取っている。

勇者召喚で呼ばれた勇者は地球に帰ろうと考える者もいるが、家族や知人や職場のなどの事を考える事が少なく帰還抑制力となる効力がある模様。ムコーダ、カイト一行、賢者カズはその思考誘導の違和感に全く気づいていない。

なお、神界は勇者召喚による地球と異世界の崩壊には巻き込まれない。


スキル

素質さえあれば体得できる技術能力の総称。


固有スキル

一般の魔法や技術スキルとは違い、既に備わっている個人特有の限定スキル。勇者とは違う意味で極めて特殊かつ異質な能力。作中ではムコーダの『ネットスーパー』と賢者の『魔法の深遠』が該当し、召喚者の中で勇者以外の職業欄を持つ人間が得ている模様。


アイテムボックス・マジックバック

スキルの一つで召喚された世界では千人に一人の割合で持っている(web版3話)。

一番小さい容量でも商人の使用する背負い子の3倍入る(ベッド1台運べる)ので一人旅に十分すぎるほどの容量があり商人にとってはあこがれのスキルといえる。しかし、ある程度の大きさのアイテムボックスを持っていないと貴族や大商会に雇われることはないとの事。

自由に物資や武器を異空間に収納ができ、容量は個人の魔力に依存する。通常は時間経過アリだが、異世界人の場合は時間経過無しで容量は無限大。種族の中でも特に魔力の高いエルフが多く体得している。

ムコーダはアイテムボックスの大きさを誤魔化しているが、だんだん通用しなくなってきている。少なくても冒険者ギルドには既に嘘を見抜かれている。ムコーダの他にアイテムボックス持ちの人物はそれなりに登場するが、その報告した人物全てがムコーダ同様正直にアイテムボックスの大きさを語っているとは限らないのである。


入れたアイテムは順番にリスト化されるが、数量は確認できないので独自でメモなどを取ってアイテムボックスの中身の数量を把握する必要がある。

アイテムボックスを取得してる子供は使い道があるので孤児院に流れてくる事はない。


アイテムボックスの能力をもったマジックバックも存在しており、大きさが異なったり、時間経過が通常のもの、10分の1の時間経過ですむもの、時間停止効果のあるものなどが存在する。


鑑定・鑑定魔道具・改竄・隠蔽

スキルの一つ。文字通り個人のステータスやアイテムを確認できる。

今の所、勇者召喚された異世界人と伝説級の魔獣であるフェンリルやエンシェントドラゴン位しか持たず、鑑定情報内容はスキル所有者の生涯とレベルに依存し、鑑定者の性格を反映した説明になる。

最もフェルの威圧気配察知、スイの分裂、古竜の身体変化による縮小、冒険者の危険察知など『鑑定スキルが認識しない隠しスキル』もあるので「古竜が小さくなれる」という情報はムコーダが古竜を従魔にするまで表に出る事はなかった事例もある。


通常は古の遺跡から発掘された魔道具を使う為、国家やギルド支部や神殿といった大きい組織でないと所有できず他者の『鑑定の魔導具』で鑑定スキルを知られ勇者の正体を暴かれる危険は少ない。レイセヘル王国の鑑定魔道具は鏡の形をしていた。鑑定スキルと大差ない正確な情報を知る事ができたのでかなり高度な魔道具だったと思われる。


エイヴリングの冒険者ギルドで初めて『簡易鑑定』のマジックアイテムがあるとの情報がエルランドから語られている(web271話)。

レオンハルト王国の王都ギルドに高性能な鑑定魔道具があれば王都ギルドの頂点達がムコーダの実力を見ている時に使用しているはずなので持っていない可能性がある(レイセヘル王国の鑑定魔道具がレオンハルト王国冒険者ギルド本部まで回されなかった可能性有)が、実はムコーダ一行に気づかれないように使用している可能性もある。

鑑定は勇者というよりは商人向けのスキルと言われており、商人にとっては夢のスキル。


ちなみに神の鑑定レベルになると《加護の適正》や《種族の各運勢》も見る事ができる。

ちなみに鑑定妨害する賢者の改竄スキルや創造神の隠蔽スキル(書籍版で登場)も存在する。前者は改竄されたステータスを表示する。隠蔽は説明の一部を隠蔽する。

鑑定レベルによっては改竄や隠蔽も見破れるのかもしれない。

ムコーダの『巻き込まれた異世界人』も実は神々に改竄隠蔽されている可能性がある考察もある。


結界魔法

スキルの一つ。自分の認識した者に結界を張り防御する。持続時間は個人の魔力によるので分類的には魔法の一種。

大昔に使える者はいたが、ムコーダ召還された時代の異世界の人族大陸で使用できるのはフェンリルとエンシェントドラゴンのみ。魔族領で使用者がいるかは不明だが、魔族大陸ではいまだに使える者は多く健在していると思われる。

魔物でもエイヴリングダンジョンボスのエンペラーリッチ(265話登場)が結界を使用した位である(フェルの爪斬撃に2回耐える結界)。

フェルの魔力だと5日間持ち、並のドラゴンブレスまでなら防ぐことができる。フェルとゴン爺の二重結界も可能でダンジョンボスとなった野生のベヒモスの攻撃すらびくともしない。


職業

鑑定で見れるステータスのひとつ。主に『冒険者』や『勇者』や『料理人』や『冒険者ギルドギルドマスター』や『賢者』などがつくとその職業に応じた補正効果が出る。恐らくだが、『副冒険者ギルドマスター』という職業もあると思われる。ムコーダの『冒険者?』の効果は都合の悪い事は後回しにするムコーダの悪癖の為に未だに不明。

賢者が隠蔽スキルで『異世界の学生』という即席偽装職業を再現した事もあった。


称号

鑑定で見れるステータスのひとつ(web版468話で初登場)。職業と同じく補正効果が出る。全てのステータスに補正がかかる『勇者』と料理調理速度が上がる『孤独の料理人』などがある。


テイマー

魔物を従える冒険者の職呼称。従魔契約が珍しいスキルである為、テイマーの数は少ないが、ダンジョン都市ドランでモブ冒険者が魔物を従える場面が見られ、エルマン王国ブリクストダンジョンでムコーダ一行に関わる魔物使いが登場した。

通常の従魔契約

冒険者が魔物を屈服させ、従魔契約を結ぶことで使役できる。主だけでなく従魔の経験値も獲得でき、テイマーはレベルが上がりやすいといわれている。

ムコーダの従魔契約

一般的には一定のレベルと特殊な才能が必要とされるが、実はフェル曰く『魔物が主と認めれば従魔契約は完了する』らしい。

ムコーダの場合は魔物に食事を与える事で戦わずして従魔契約を可能としている。

主と従魔は念波で会話する事ができるが、使用できるのは後者のテイマーであるムコーダのみである。なお、主に内緒で従魔同士の念話も可能である。

普通の従魔契約と違う為、従魔の獲得した経験値を主が得る事ができない。

※ムコーダのステータスには従魔契約の表示が出るが、従魔達にはムコーダとの契約ステータスは一切表記されない。実は「ムコーダが従魔の契約に従う」という意味の従魔契約かもしれない。

最も借金奴隷や犯罪奴隷や洗脳奴隷などの奴隷契約と違って「契約された側」の行動が制限されるデメリットもないが、どのみち気に入られた従魔達から逃げる事はほぼ不可能であるのでムコーダは護衛と財産などの対価を得る代わりに美味しい食材を求めて異世界放浪料理人を余儀なくされるのである。


ポーション系

初級ポーションが銀貨5枚、中級ポーションが金貨1枚、上級ポーションが金貨10枚。

特級ポーションは金貨50枚で切断された手足も時間が経っていなければ繋げられる。

冒険者が通常所持するのは中級までで、高ランク冒険者になると上級を所持する者もいる。

毒消しポーションも存在するが、価値価格は不明。しかしAランク冒険者団体であれば中級ポーション並にそろえる事は可能。スイ特性ポーションは通常のポーションよりも効力が上で毒も消すので毒消しポーションいらずである。

冒険者ギルドでは上級ポーションを保管しているが、特級ポーションは王都の冒険者ギルドにいかないと保管していない(web100話)。


エリクサー系

エリクサーにはエリクサーより効果の劣る劣化エリクサーも存在しており、傷や切断された手足も再生できるが、エリクサーと違って種族の寿命を伸ばす事はできない。

スイ特性エリクサーは通常の劣化エリクサーと効果は変わらない。

なおエリクサーの値段はダンジョンで発見される希少性からムコーダの従業員用の奴隷14人の金貨3470枚(3470万円)よりも高額な値段が付く。その額は人が一生を遊んで暮らせるほどの金額である。

エリクサーの材料

エリクサーを創ろうとした賢者カズ一行やエリクサーを創ろうとした某国の動向も長寿種の噂や書籍の記録などで残されている。


エリクサーや特級ポーションはweb500話を越えた時点でもムコーダの手に渡っていないアイテムである。


魔石

上級魔物を倒すと手に入る物。魔道具を稼働させる電池のように使われる。魔物が魔石を食べるとステータスがアップするが、ムコーダの食事になれた従魔達にとっては不味い物なので無理に食べずにムコーダに食費として換金してもらう事を選んでいる。

スイは『魔素』の塊である異世界ゴミを吸収する事でレベルアップできるので魔石より効率がよく味もいい異世界ゴミがあるのでなおさら魔石を吸収する必要がない。

魔石の大きさは「極小」「小」「中」「大」「特大」がドロップされる。


賢者の石

錬金術師たちが追い求める至高かつ伝説の石。この石を媒介にして鉄に魔力を流すと、その魔力量により《鉄》が《ミスリル》(流通している金属)⇒《オリハルコン》(希少金属)⇒《ヒヒイロカネ》(希少金属)の順に変化する。

web517話にてムコーダ一行がスケルトンキングを倒したドロップ品(ルバノフ教潰しによる創造神デミウルゴスからの報酬)として入手したが、【箱舟(アーク)】のシーグヴァルドにオリハルコンとヒヒイロカネが流通した時に起こり得る人族大陸戦争の可能性を回避の為に賢者の石を存在しない事にすると共に【箱舟(アーク)】には秘密にしてもらう事にした。

なお魔剣に使われているアダマンタイトの金属を創れるかどうかは不明。


異世界の金属

装備品に使用される物として鉄、魔鉄、ミスリル、オリハルコン、ヒヒイロカネ、アダマンタイトが確認されている。硬貨製造には鉄、銅、銀、金、白銀が使われている。

鉄からミスリルまでは市場で流通している。ミスリル鉱山は国家が管理している。

ムコーダはミスリル鉱山を発見した時にアイテムボックスにミスリル鉱石を回収している。

ムコーダが召喚された時代ではオリハルコンやヒヒイロカネを作り出す技術は失われている。

アダマンタイトは一番強力な金属だが、とても重い。


魔剣

高難度ダンジョンの最下層ボスを倒すと入手できる剣。

人類がフェンリルや古竜と戦闘するなら魔剣の1本はないとお話にならないらしい。

実際にドラゴン解体に魔剣がないと話にならなかった。

魔力が付与された武器でもあり、アダマンタイトという伝説の鉱石で作られている。各国の力の象徴とし、厳重に保管されている。


この世に存在していた魔剣はマルベール王国所有のベリサルダ、ルバノフ神聖王国が過去に所有していたジュワイユーズ、ガイスラー帝国所有のブルトガング、レオンハルト王国所有のアロンダイトの四本であったがムコーダが五本目である魔剣カラドボルグを入手(ブリクスト踏破次点で更に3本(エッケザックス、グラム、フルンティング)追加)。

web147話で手に入れた魔剣カラドボルグをweb155話で試しにエルランドに見せた時に国家予算相当の魔剣は買取れず、ムコーダ自身は剣が重くて扱えず他勢力に干渉され異世界人とばれるのも嫌な為、公表せずに処遇が決まるまでアイテムボックスの中に塩漬けしていたが、海竜リヴァイアサン(成体)の解体でエルランドとフェルによって公表に至った。


ムコーダの所持する魔剣

魔剣所持を知っているのはエルランドのみだったが、海竜リヴァイアサン解体に必要な為、エルランドとフェルによって魔剣4本所持をレオンハルト王国と冒険者ギルドにばらされた。

それでも戦争の火種となる『賢者の石』所有をばらされるよりは遥かにマシだったと言える。


  • 魔剣カラドボルグ:雷魔法が付与された魔剣。アダマンタイト製。アダマンタイト製の金属はとても重いのでムコーダには使いこなせないが、Sランク冒険者のエルランドには使いこなせる。ムコーダが使いこなすにはエルランド並のステータスに達しないと不可能と思われる。海竜リヴァイアサン解体にエルランドに貸し出される。


魔槍

web525話にて小国群の亡国フォンデルダンジョンにて初登場した魔槍。

作中に登場した魔槍

  • 魔槍バイデント・・・魔力を込めることで一撃必殺となる。ヒヒイロカネ製。この魔槍所収を知るのは【箱舟(アーク)】のみ。

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