概要
公式設定
「ビッグデスターズ」金賊軍団将軍。
財宝に目がなく、水棲型や海獣型デジモンと共に暴虐・略奪の限りを尽くす。
奪った財宝は全て彼の食料となり、食べるほど鎧の強度が増す。
ビックデスターズ一の怪力を誇り、「デュアルトマホーク」と呼ばれる戦斧を軽々と振り回す。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:塩屋浩三
ゴールドランドを治めているデスジェネラルの一人で「金賊のオレーグモン」と呼ばれる。
悪人ではあるがバグラ軍幹部としては珍しく仲間思いの性格。
金賊団という海賊団を指揮しており、団員からの信頼は厚い。
「ガッポガッポ ビバ オレーグナ!!」という掛け声がある。
音波でデジモンを洗脳する能力があり、それでシャウトモンらを操ってタイキたちを苦戦させた。
また両肩と一体化している宝箱のような箱から「スルト」と「ヨルムンガンド」という魔神を召喚することも出来、その力で攻撃をしたり空中に浮かぶことも可能。
また、ダークボリューモンことバリスタモンの生みの親でもある。
最後は自身が生み出した破壊音波を利用され、倒された。
バグラモンとの決戦前に復活した際、デスジェネラルの信頼のなさに見切りをつけ、裏切ってタイキたちの味方をした。
プリズンランドからタイキ達と共に帰還し、「リヴァイブサーキット」を破壊。
グランドジェネラモンに押されているシャウトモンX7を助太刀し、勝利に貢献するが、リヴァイブサーキットを破壊する直前に受けた傷がもとで倒れ、消滅。
ダークネスバグラモンとの最終決戦の際に、タイキがコードクラウンに選ばれたことでデッカードラモン・ベルゼブモン・アポロモン・グレイドモンと共に復活しタイキ達を助けた。
デジモンアドベンチャー:
CV:塩屋浩三
令和版無印にも登場。
公式設定通り水棲生物タイプのデジモン(ガワッパモンやハンギョモン)を引き連れて海賊をしていたが、それは元々彼等の住んでいた島や周辺の海が突如汚染され、食糧がなくなり住めなくなったためと、仲間思いな性格はクロスウォーズと変わらず。なおそれもあってか当人は「将軍」呼びを希望していたが、仲間達からは「お頭」や「ボス」、「親方」に「頭領」、「親分」や「船長」、「大将」などと思い思いに呼ばれていた。
食糧や新天地を求めるも見つからないまま各地を彷徨う中河に迷い込み、偶々遭遇したブリンプモンを襲い、同じくバイキングモチーフのヴァイクモンと対決した(対決時は正々堂々としており、最終的にはデュアルトマホークを破壊され敗北するも和解)。
偶発的に捕らえたトノサマゲコモンを晒す様子にバンチョーマメモンが「人質など汚い手は嫌うはず」と疑問を抱いたり、そもそも終始食糧だけを要求し続けたりと「実は良いやつ」感が最初から見え隠れしていた。
余談
なぜか海獣型となっている。
クロスウォーズでスルトとヨルムンガルドを演じたのは岸尾だいすけ氏と櫻井孝宏氏で、どちらもデジモンシリーズに何度も登場している。
塩屋氏は「アドベンチャー:」ですでにトノサマゲコモンを担当していたが、登場回ではエコーの有無込みで両者を演じわけている。また、自身が「将軍」と呼ばれたり丈に対して「将軍」という称賛を送ったのもクロスウォーズのジェネラルやデスジェネラルを思い出させる(今話にはドンドコモン、次話にはグラビモンが登場するのもクロスウォーズを意識していると思われる)。
ついでに言えば丈を演じた草尾氏はオレーグモンと関係性があるバリスタモンや蒼沼キリハも演じていたので、その件も影響しているかもしれない。
クロスウォーズのデスジェネラル(ビッグデスターズ)で謀反し仲間に加わったデジモンは全員ワクチン種だった。(デスジェネラルに限らなければドルルモン(ウイルス種)やバアルモン(フリー種)も。)
なお、クロスウォーズのオレーグモンは二度蘇ったデジモンである。
関連記事
ゴッドドラモン・ヴァイクモン(モチーフや技、仲間思いの性格などに共通点がある)
フックモン・キャプテンフックモン(海賊デジモン仲間(世代や属性的にも進化前かもしれない)。)