安西正弘

あんざいまさひろ

テアトル・エコー所属にしていた男性俳優・声優。（1954年11月26日 - 2021年3月15日）

概要

日本大学芸術学部卒業。デビューから亡くなるまでテアトル・エコー所属であった。

1970年代後半から芸能活動を始め、ミュージカルなど舞台活動のほか、吹き替え、アニメを中心に声優活動を行っていた。

1997年から病気（糖尿病とその合併症）療養のため休業していた。

40歳ごろ糖尿病と診断されたという。悪化により左足の膝下を切断、右目が失明状態（左目のみ0.07の視力が残る状態）となったほか、腎疾患を発症し、一時は自殺を考えるほど追い詰められていたとインタビューや本人のサイトで述べている。

療養中はテアトルのメンバーであった田中真弓・島田敏から支援を受けていた。

治療を続け、2005年ごろから田中・島田プロデュースのもと「安西正弘とカプットゲズント」として楽曲をリリースした他、劇団カッパ座（「はに丸」の企画・制作を手がけた着ぐるみ劇団）の劇で声の出演をするなど散発的に活動を再開する。

その後、病状が安定したことから2009年11月よりテアトル・エコー11月公演「お手を拝借!」で舞台、Wii用ゲーム『スーパーロボット大戦NEO』で声優として本格復帰した。

また、糖尿病に関する啓発活動などにも参加していた。

2021年3月15日、急性心不全のため、死去。66歳没。