概要
ウィザーディング・ワールドの人物・魔法使い。
最強のクィディッチ選手
ブルガリアのクィディッチ代表チームのシーカー。国の代表に選ばれるレベルの凄腕の選手。ポジションはハリー、ドラコ、セドリック、チョウらと同じシーカーで、同ポジションで世界最高の選手の1人と称されている。ロンは若くして活躍する彼の凄さを熱弁し「天才」と讃えていた。
ダームストラングのチャンピオン
実はまだ北欧の魔法学校「ダームストラング・インスティチュート」に在学中の学生である。(4巻時点)
校長のイゴール・カルカロフのお気に入り。
ホグワーツ開催の1994年度三大魔法学校対抗試合ではダームストラングの代表(チャンピオン)に選出される。健闘しており、各課題では二位前後をキープしていた。
闇の魔術や戦闘の教育で有名なダームストラングの学生ということもあり、4巻の黒幕探しではハリーやハグリッドに疑われていた時期もあった。しかし蓋を返せば潔白そのもの。普通にめちゃくちゃ良い人である。
第一の課題におけるドラゴンとの対決にハリーが箒を使い、見事な飛行を見せたことに脱帽していた。(クラム自身は結膜炎の呪いというスタンダードな対ドラゴン魔法を使用しドラゴンを倒した。)
ハーマイオニーの最初の恋人
おそらくハーマイオニーに対して作中最初に「異性へと向ける好意」を示した人物であり、ユールベール(クリスマスダンスパーティー)では彼女をパートナーとして選んだ。
その後も文通を続けていたようだが、スタディなパートナーには至らなかったようだ。
クラムとの交際はハーマイオニーの恋愛経験値を格段に上げたようで、後にジニーに、「本命に行く前に色んな人と付き合った方が良い」というもっともなアドバイスをしている。
クラムの方はまだハーマイオニーに未練があったようで、7巻のビルとフラーの結婚式では悔しがっていた。
一族の因縁
実は過去に祖父をゲラート・グリンデルバルド(ダームストラング出身の魔法界の過激派革命家)に殺されており、闇への嫌悪感は強い。
実は元死喰い人のカルカロフ校長のことも内心嫌っていたようだ。
ホグワーツの戦いでは登場しなかったが、戦いの終盤にチャーリー・ウィーズリーが連れてきた外国の魔法使いの集団にクラムがいた可能性がある。
余談
19年後
卒業後もプロを続けたが2002年に引退。しかし2014年に現役復帰を果たしワールドカップを制した。試合の観戦にダンブルドア軍団のメンバーが再結集。
サメ?
第二の課題では身体を半分サメヘ変えて湖に入った。アニメーガスが変身する獣は守護霊と同様に生まれつき決まっているので、クラムはサメのアニメーガスのようだ。