はじめに
当記事は「ピーチ姫」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。
ファイター番号は13、通り名はキノコ王国のお姫様。
『DX』以降の『スマブラ』シリーズがリアル志向ということもあり、ドレスのデザインがかなり豪華なものになっている。
瞳も原作シリーズより大きく、小顔も相まってまるで別人のよう。
特徴
アクション面は『スーパーマリオUSA』を意識した部分が多い。
機動力は低いものの、「空中浮遊」という(事実上)唯一無二の個性を持っており、スティック上+ジャンプボタンで最低空で空中攻撃を繰り出すこともできる。超低速で落下する上必殺ワザ「ピーチパラソル」も合わせ、横方向への復帰力はトップクラス。
使用するワザの中には、『スーパーマリオRPG』やスポーツゲームを思わせるものもある。
全体的に判定や発生に優れているが、ランダム要素の強い横スマッシュ攻撃(後に使い分け可能に)や下必殺ワザ「野菜ひっこぬき」、空中の相手にしかクリーンヒットしない上スマッシュ攻撃、ダメージ固定のカウンターワザ「キノピオガード」、相手を眠らせてその隙にダメージを回復できる最後の切りふだ「ピーチブラッサム」など、結構テクニカルな性能のワザが多い。
経緯
大乱闘スマッシュブラザーズDX
プリンと並ぶ空中型強キャラ。
浮遊をからめた立ち回りと、浮遊中に空中攻撃を出す→浮遊解除着地で着地隙が4Fになる「浮遊キャンセル攻撃」が強力。
また、下半身無敵が存在し、発生・ダメージ(最大60%以上)ともに優れる下スマッシュ攻撃も優秀。しゃがみ対策ができない相手には下スマッシュ攻撃だけで勝てる。
余談だが、横必殺ワザの「ピーチボンバー」は『DX』に限り、ヒットした時に文字通り爆発を起こすという物騒なワザだった。
大乱闘スマッシュブラザーズX
上強攻撃が頭上にハート型の魔法を出す「ロイヤルハート」に変更された。「ピーチボンバー」でハート型のエフェクトが出るようになったのも『X』から。
最後の切りふだは「ピーチブラッサム」。踊りによって地上にいる他のファイター達を眠らせ、回復アイテムである桃を大量に降らす。
『X』では桃の数が多いため、取りきるのに時間がかかってしまうのが難点。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
横スマッシュ攻撃「ピーチスマッシュ」のランダム性が無くなり、「テニスラケット→ゴルフクラブ→フライパン→テニスラケット…」の順番で取り出すようになった。
また、上空中攻撃が虹を描く「レインボーブリッジ」に変更された他、上スマッシュ攻撃でリボンを纏うようになっている。
「ピーチブラッサム」は桃の数が3個に減った代わりに巨大化し、取得時間の長さが解消された。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
通常必殺ワザ「キノピオガード」の演出が変更された他、つかみ・投げがキノピオと協力して攻撃するものに変わった。
また、横スマッシュ攻撃「ピーチスマッシュ」がシフト対応ワザとなり、上シフトでフライパン、下シフトでテニスラケット、何もしなければゴルフクラブで固定と、順番で道具を取り出す仕様は廃止され、使い分けが容易になった。
勝ちあがり乱闘「さらわれ姫からの卒業」
ROUND | 敵 | さらう相手 |
---|---|---|
1 | クッパJr. | ピーチ |
2 | ガノンドロフ | ゼルダ |
3 | ドンキーコング | レディ |
4 | クッパ7人衆(3体ずつ、合計7体) | ピーチ |
5 | キングクルール | コングファミリー |
6 | クッパ | ピーチ |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) |
クッパ軍団をはじめ、原作で誰かしらをさらっていくファイターが登場。
ROUND3は『ドンキーコング』を再現した内容のため、ドンキーも初代風の3Pカラー(赤色)になっている。
クッパ7人衆の登場順は『New スーパーマリオブラザーズ U』準拠。
その他
カラーバリエーション
『DX』~『for』では2Pカラーがデイジーを意識した配色になっており、特に『DX』では衣装まで再現されるというこだわりぶりであった。
そのデイジーはピーチのダッシュファイターとして、『SP』でまさかの参戦を果たすことになる。
それ以外はほぼオリジナルだが、『for』以降では髪型こそ変わらないものの、ファイアピーチと同じ色になるカラーも用意されている。
関連イラスト
pixivでは「スマブラ」関連のタグが付いていない場合でも『スマブラ』仕様で描かれていることも多い。
ただし、『スマブラDX』版が描かれるのは極めて稀。
希少な『スマブラDX』版イラスト