演:水島かおり
概要
仮面ライダークウガの登場人物で、科学警察研究所の責任者。
五代雄介とは第7話で対面しているものの、第16話でゴウラムの調査を行うにあたって、彼がクウガだと知ることになった。
気さくかつ気丈な性格で、一条薫の過去を知る人物の一人。
グロンギに対抗するため特殊ガス弾やマーキング弾などさまざまな装備を開発し、終盤ではグロンギをも殺害する威力を持った神経断裂弾を完成させた。
仕事熱心だったため旦那に逃げられた過去があり、現在は母・篤子と息子・冴との3人暮らし。
しかし、未確認生命体事件のために、レジャー中に調査に向かったり、授業参観に行くという息子との約束を破ってしまうこともあった。
終盤、神経断裂弾の開発を急がなければならずに約束を破ってしまったために、冴が学校にいかずに、悲しんでいることを電話で知らされ、途方にくれてしまう。
しかし、以前から親子の仲を心配していたジャン・ミッシェル・ソレルの励ましを受けて、向き合うことを決意し改めて和解。
ジャンとは、彼が帰国するまで親子揃っての付き合いが続くこととなった。
城南大学理工学部の卒業生である。
科警研が開発したもの
- 未確認生命体鎮圧用特殊ガス弾
- ゴ・ザザル・バ用の中和弾(部下の柏原仁と柳沢が開発)
- ザザルの体液を分析して完成。着弾すると白煙を上げ、ザザルの強酸を中和してしまう。
- 筋肉弛緩弾
- ゴ・バベル・ダ討伐の際に導入。打ち込んだ対象の筋肉を弛緩させ、まともに立つ事も困難な状態にさせる。バベルの猛攻に苦しむクウガを援護するために一条が発射し、ライジングビートゴウラムアタックに繋いだ。
- 神経断裂弾
- 人間側の切り札となった武装。連鎖的な爆発で連鎖的な爆発でグロンギの神経状組織を破壊し、自己再生を阻害して死に至らしめる特殊弾。作中ではラ・ドルド・グに引導を渡した。
- その為には爆発の感覚をを0.3秒秒以下に調節する必要があり、最終的に0.28秒にまで調節された。更に威力が強化された『強化型神経断裂弾』が開発され、ラ・バルバ・デの討伐に使用されたが、バルバの生死は不明に終わる。
- 小説版ではゴ・ライオ・ダに引導を渡したが、彼の場合は人間体に戻った際に放たれた為に上半身が吹き飛ぶほどの威力を発揮していた。
- 『仮面ライダーディケイド』の"アギトの世界"でも神経断裂弾が未確認生命体用の武装として導入されている。
- マーキング弾
- 20個の超微細発信機が埋め込まれており、着弾するとグロンギの血液に入り込み、生体電気を動力源に対象の位置を特定する仕組み。1つでも埋め込めれば効果は発揮される仕様となっている。
- ラ・ドルド・グの位置を特定するために導入され、見事、神経断裂弾で討ち取る戦果を挙げた。
漫画版
科学警察研究所に所属している点やメガネを付けている点は原作と同じだが、マッドサイエンティストの臭いがする変人として描かれている。どうやら息子はいない様子で、おまけにかなりの酒豪である。
また、アギトにおける小沢澄子のポジションにも相当し、G3システムの開発に勤しむ。