データ
全長:42m
重量:84t
飛行速度:マッハ0.98
装備
攻撃:ミサイル、ドリルミサイル、ブルースモーク、ウルトラマグネット 他
救助:パワークレーン、救助ホース、フックワイヤー、マジックハンド 他
索敵:スカイスコープ、集音マイク 他
概要
ゴレンジャーの空中要塞でもある、ブルドッグをモチーフとした飛行戦艦。赤と白のツートンカラー、そして色の境目に施されたファイヤーパターンが特徴である。
平時は新宿西口の地下に設けられたゴレンジャー基地に格納され、出動時には新宿駅前西口の通気口から垂直飛行で発進する。直径50mもないあの通気口を、全長40m越えの機体が通り抜けられるはずがない、とは間違っても言ってはいけない。
ブルドッグの頭を模した機首に、2人用のメインの操縦席が設けられている他、機体中央と左右の主翼端にもサブの操縦席が配置されており、最大で5人の搭乗が可能。
主翼端下部に配された大型の回転翼、それに尾翼後端のプロペラによる垂直離着陸が可能で、これにより重爆撃機に匹敵する火力と、戦闘機以上の機動力を兼ね備えているのみならず、給油なしでも世界一周飛行ができるという高性能機である。
そんな高性能ぶり故に、操縦の難易度はメインパイロットである新命明をもってしても非常に高く、補助の武装を使用する際などは主に大岩大太がサブパイロットを務める。また新明不在の場合には他のメンバーや、江戸川総司令などが操縦する事もあった。
初回から登場し、物語前半の主戦力として幾度となくゴレンジャーの活躍を支えてきたが、全体の折返しを迎えた第42話にて、後がなくなった鉄人仮面テムジン将軍の猛攻により乗っ取られ、ゴレンジャーへ特攻をしかけるべく利用されてしまう。
しかしアオレンジャーのオートコントローラーにより機体の制御を奪われ、その目的を果たせずに終わっただけでなく、機内温度の上昇によってテムジンの両肩に付いていたゴレンジャーストーム(※)が解凍され爆発。テムジンの爆死とともにバリブルーンも墜落・炎上した。
その最後を目の当たりにしたゴレンジャーは、見事に散った「戦友」に対し敬礼を捧げる。
・・・そしてバリブルーンの魂は、新たなる翼へと受け継がれた。
(※ この時のテムジンは凍結装置搭載の戦闘ジャケットを着用しており、二度に亘って繰り出されたゴレンジャーストームもこれによって凍結、無効化していた)
復活
それから長い時が経ち、2011年公開の映画『199ヒーロー大決戦』において黒十字城が地球を脅かす中、スーパー戦隊を信じる人々の思いに呼応するかのようにとあるサラリーマンが持っていたおもちゃがなんと巨大化し、全ての戦隊のロボが集結するという史上最大の奇跡が起きた。戦闘ではスカイエースやバトルフィーバーロボと共に先陣を切り反撃の狼煙をあげた。
そしてゴレンジャーの大いなる力としてゴーカイオーと合体し、ゴレンゴーカイオーが誕生。黒十字城を倒したのであった。
2017年の映画『超スーパーヒーロー大戦』では、ゴーカイガレオンやキャッスルドランら歴代ヒーローメカと共に、アカライダーとなった仮面ライダーエグゼイドの救援に駆け付け、巨大円盤アンドアジェネシスを攻撃した。
関連タグ
巨神ゴードム - 轟轟戦隊ボウケンジャーに登場する敵の巨大戦力。デザインモチーフとしてバリブルーンを採用