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ヘルアンドヘブンの編集履歴

2021-10-31 14:12:00 バージョン

ヘルアンドヘブン

へるあんどへぶん

『勇者王ガオガイガー』に登場する必殺技の誤字表記(公式サイドで全く使用されていない表現ではないが)。

曖昧さの回避

 本来の名称はヘル・アンド・ヘブン、またはヘル・アンド・ヘヴンであり、「・」が抜けている。この項目は不要の誤植項目であるが、長く使われているため現状は当項目で詳細を解説する。


概要

 スーパーメカノイド・ガオガイガー、及びその派生機の必殺技


 攻撃を司るブロウクンアームと、防御を司るプロテクトアームを発光させ、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」の呪文と共に両手を組み、攻撃エネルギーと防御エネルギーを融合。

ガオガイガー

EMトルネードで敵の動きを封じた後、融合エネルギーを纏ったままステルスガオーの推進力で両掌を突き刺し敵の核を抉り、敵体内に送り込んだ融合エネルギーを開放、内部から爆破する……というのが一連の流れである。


ちなみに、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」は緑の星の言葉で『ふたつのちからをひとつに』という意味合いの言葉らしい。


 TVシリーズでは、この技をゾンダー核を摘出するために使っており、必然使用頻度も高い。これはギャレオン内部にあったブラックボックスから解析されたものを再現したものであり、現在の攻撃方法は凱がシミュレーション内で編み出したオリジナルバージョン(『覇界王』第39回より)。加えて最後の呪文が解明できていなかった不完全版で、身体にかかる負担が大きい。

当時サイボーグ体だった獅子王凱にとってはまさに命を削る諸刃の剣で、number.15での使用直後に身体機能が停止しかけている。


 後にハイパーツール「ゴルディオンハンマー」が開発された事で必殺技の座はハンマーヘル・アンド・ヘブンに譲られたが、ハンマーが使用できない状況下では何度か使用された。


 原種大戦終結後には、凱が「エヴォリュダー」へと進化した事と、ガオファイガーの全体的な性能強化の結果、連発さえしなければ問題ないレベルまで安全性が明確となり再び使われるようになる。

但し、使用後のダメージが回復できるようになっただけなので不完全な技である事に変わりはない。


 強力な技である半面、使用の際には大きな隙を作るため、EMトルネードで相手を拘束してからこの技を使用しているが、この拘束も確実とは言えず、一部のゾンダーロボやメカノイドには振り払われ反撃されている。


 基本的に左腕の防御エネルギーを先にオーバーフローさせる事によって中のゾンダー核、あるいはメカノイドの搭乗者を保護するのだが、OVAではガオファイガーが一度だけ攻撃エネルギーを先に展開して使用した事がある(この場合は防御エネルギーによる保護がされない)。これはレプリ護が目の前でイレイザーヘッドXLごと超竜神をヘルアンドヘブンで貫いた事に対する怒りと嘆きによる感情の変化に伴ったものである。


ヘル・アンド・ヘブン・ウィータ

 緑の星の指導者カインとその血を継ぐ者にしか発動する事ができないとされる、真のヘル・アンド・ヘブン。

「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」で二つの力を一つにしてもそのエネルギーは全身に纏った状態となってしまうが最後の呪文「ウィータ」を加えることで、その力を拳に集約することが可能となる。


 その威力は凱の不完全発動版を凌ぎ、実質的な上位技であるゴルディオンハンマー(ただしハンマーヘル時であり、グラビティ・ショックウェーブは最低限しか放っていない)や、いかなる強大なエネルギーも相殺し消し去るはずの超竜神のイレイザーヘッドのXLとかち合っても一方的に押し返してしまえるものであり、使用後の反動も全くない。


 劇中ではカインはすでに死亡、その息子である天海護もこの技を使えるほど覚醒が進んでおらず、発動可能な者は存在しないはずであった。

 しかし、Zマスターの中枢であるマスタープログラムに最後の封印を解かれた護が使用し、浄解消滅させた。この時は拳の先からビーム状のエネルギーを放つという形式になっている。


 例外として、カインの記憶と能力を受け継いだソール11遊星主のペイ・ラ・カインが発動可能。

また、複製されたレプリジンの護もパスキューマシンを力を借りてはいるが使用しており、ゴルディーマーグを消滅させ、超竜神を大破させている。しかし傀儡として空虚な使命感しか持たない者では本来の威力を発揮することはままならず(ノベライズの記述的にはラウドGストーンの状態に近い定量の出力)、互いの技の撃ち合いでは「地球を守る」という強固な意思――つまり勇気に支えられたガオファイガーに押し負け、敗れ去っている。


 上述したようにガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンの形式が凱オリジナルであることと、護たちの使うヘル・アンド・ヘブンが基本的にビームを放つ形式であることから(レプリ・スターガオガイガーもゴルディオンハンマー破壊時には光線状に放っていた)、本来のヘル・アンド・ヘブンはビーム(もしくは気のエネルギー)攻撃に相当する技なのかもしれない。


ジェネシックヘル・アンド・ヘブン

ヘルアンドヘブン

 ジェネシックガオガイガーが使用する、究極の攻撃機能。ノベライズでは「ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド」と呼称。発動の際にはガジェットツールが変形した専用マニピュレーター保護グローブを装着する(よく見ると、親指部分のみ保護グローブが付いていない)。地球製メカノイドのそれがゾンダー核摘出に用いられるのに対し、こちらは純粋に破壊のみを目的としている。ビジュアルにも、右腕と左腕の発光順序が逆になっているという違いが見られる。

ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」の呪文の後に生命を意味する「ウィータ」を唱える。


 その名の示す通り、ジェネシックオーラによって破壊力が無限に増大するという破壊神の名にふさわしい性質を持つ(この為、もしゾンダーにこれを放つと、ゾンダー核どころか素体にされた人間ごと粉砕してしまう)一方で、使用の際には、推進システムなど本体の一部を覆うジェネシックアーマーが消失する。パルパレーパ・プラジュナーとの戦闘時には、一度その隙の部分を突かれ、毒性のケミカルナノマシンを注入されている。


その他の類似技

ゾンダーヘル・アンド・ヘブン

 ガオガイガーの予備パーツを取り込んだEI-15が放つ、ゾンダーロボ版ヘル・アンド・ヘブン。ガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンに対するカウンターとして使用するものの、勇気を持たざる偽物では力を引き出せず、本物の勇者たるガオガイガーに敗れる。


ゴッド・アンド・デビル

 パルパレーパ・プラス及びその強化体パルパレーパ・プラジュナーが放つ、パルパレーパ版ヘル・アンド・ヘブン。背中に6つ装着されているシリンダー状の多目的モジュール「カーベータ」を連結・結合させ、巨大鉗子型モジュールを作り出して両腕に装着した状態で高速で打ち込む。


pixivにおいて

 この技と似た構図のポーズの画像に、このタグが付けられることが多い。主に「両手を広げたポーズ」「両手を組んだポーズ」などが該当する。

スバル

霊央拳「天変地異」HOWLING


もしかして

 イナズマイレブンGOギャラクシーにおけるチーム「ダークエンジェル」の必殺タクティクス。公式ではブランクを入れて「ヘル アンド ヘブン」と書くのが正しいようである。(画面でもそう見える)味方選手の移動速度UPと同時に相手選手の移動速度をDOWNさせる攻防一体の技。


関連タグ

勇者王ガオガイガー

勇者王ガオガイガーFINAL

勇者王ガオガイガーFINALGGG


使用機体

ガオガイガー

スターガオガイガー…使用したのはレプリジンで、本物は未使用。

ガオファイガー…『覇界王』では「ウィータ」をつけたバージョンを使用。

ジェネシックガオガイガー

ガオガイゴー…Gパワーのみのヘル・アンド・ヘブンも可能な上、二つのエネルギーとしてGパワーとJパワーを融合させる強化版も使用。


メドローア・・・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する呪文。左右の手にそれぞれ、火と氷の相反する攻撃呪文を展開し、両者を合体させて放つという、類似点の多い必殺技。


ポチョムキン・・・Xで使用している覚醒技、ガイガンターの派生技・ガイガンティックブリッドが両手に赤と青のオーラを纏って組み、そのまま突進する…とモーションがそっくり。


鋼鉄ジーグ・・・技の一つであるナックルボンバーの射出ポーズのモーションがそっくりだが、誕生したのはこちらが先


バオウ・ザケルガ・・・登場当初は諸刃の剣、外部の強化手段を持つ、ある時期から威力が強化されデメリットも軽減される、技の開発者と実際の使用者が異なる、同系の強化版も存在といった共通点がある。

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