EI-15
いーあいわんふぁいぶ
CV:曽我部和恭
『機界四天王 ペンチノン』により『ゾンダー化』した元『GGG』職員『犬吠埼実』がライバル視した『猿頭寺』により『多次元諜報潜水艦』内のコンピューターに仕込まれた『侵入者破壊プログラム』で手傷を負い、『GGGベイタワー基地』内の『Cライン武器交換パーツ格納庫』へ逃げ込み『ガオーマシン』の予備パーツ等と融合した予備パーツ型『ゾンダーロボ』。『ゾンダーメタル』は、額に設置。
『Gアイランドシティ』の海上で『ビッグボルフォッグ』と対決。『ガオーマシン』は安全面から蓄積していた合体更新データを消去、『ファイナルフュージョン・マニュアル』を行った『ガオガイガー』とは互角の展開に持ち込むものの、所詮「勇者の証」を持たぬ偽者に勝利は無く撃破。黒幕の抹殺対象だった『護』により『浄解』される。
しかし、度重なる『ヘル・アンド・ヘブン』の連発は『サイボーグ・ガイ』の肉体に深刻なダメージを蓄積させ機能停止寸前にまで陥らせた…
オリジンの技を使繰り出せるが、『ブロウクンマグナム』を使う際、右下腕と拳が互いに逆方向に高速回転する機構を再現出来ず、右腕部そのものを高速回転させつつ、足りない逆の回転力は右肩ごと高速回転させて補い本家の技を相殺。
異なる部分として、右腕の推進部が外に露出しているのを利用し、推進力を活かした強烈な拳を撃てるほか、『ゾンダーロボ』特有の有機的ボディで肘を伸縮させた殴打技も披露。
基本的に右手首のみで、『ビッグボルフォッグ』との戦闘は終始右腕の殴打のみ。左腕から手首が露出し『見様見真似ヘル・アンド・ヘブン』を繰り出す際は左手も現れたので、単に収納されていただけ。
胸部に『ドリルガオー』の予備パーツが取り付けているが、特筆すべきものは無い。ゲーム作品では相手を掴み、ドリルで削る攻撃をするらしい。
その他、『プロテクトシェード』や、応用した『プラズマホールド』も使えるが、防御として使用された事例も無い。
オフィシャル設定資料では「ガオゾンダー」という名称があり、様々な愛称で呼ばれている。GGG調査ファイルでは『GGGメカパーツロボ』とも呼称さる。
尤も、偽とは言っても意図したものではなく、武装が同じなのは単なる偶然。本体の『ギャレオン』を含め不足分も多く、全体的には似ても似つかない。
number、14.5に於いて先行登場していたが、諸事情でEIナンバーから除外され、後発が登録される。基準的に言えば数字は英語の通し読みの「フィフティーン」ではなく「ワン ファイブ」で表記(但し、『EI-17』は脚本家違いから英語読みされる)。『機界31原種』も『GGG』側が『ZX』ナンバーで公式呼称する場合も同様である。
ブレイブサーガ2、 スーパーロボット大戦シリーズでガオガイガー参戦に因み現時点レギュラーエネミー枠として毎回登場。原典に登場した犬吠埼に加え各種クロスオーバーが多く毎回他作品の関係者がゾンダーロボ化する形で使われるクロスオーバーを使われている。以下はその例。
敵組織の目的がプラントの製造のため利用される。
最終的にゴルディオンハンマーを使ったためおそらくのEI-20の代理と思われる。
ある依頼人からある物を研究し研究不足のストレスが原因で変貌。その後、部下から救出されるも敵組織の傭兵となるも最終的に投降。
続編に因みバイオネット首魁代理で使用する疑似ゾンダーロボ(偽覇界王)の代わり。また、本作は勇者シリーズである勇者警察ジェイデッカーとの競演に因み犯罪者たちの雑魚として出てくることがある。
パルパレーパ・プラス…EI-15とは別の意味でガオガイガーのネガと呼べる敵。
レプリガオガイガー…ガイガーの複製が本物のガオーマシンと合体した『影の勇者』。ガオガイガーを模している点こそ同じだが、パイロットまでコピーし、本物以上の戦闘力を持つ。
ネオガイガー…児童向け書籍(ゲームブック)に登場した偽ガオガイガー。素体は、地球のテクノロジーで製造されたいわば地球製のギャレオン/ガイガー。同時期に出現した他のゾンダーロボの破片を取り込み、疑似的なファイナルフュージョンを行う。タテガミ部分にパイプ状のパーツの相違はあるものの、胸ライオンやプロポーションなど、EI-15以上にガオガイガーを模倣している。詳しくはリンク先を参照。
ゴルソドラン…『黄金勇者ゴルドラン』に登場したゴルドランの偽物ロボット。
ブラックマイトガイン/ブラックガイン…『勇者特急マイトガイン』に登場したマイトガイン(ガイン)のコピーロボット。但しこちらは最終的に味方になった。