CV:曽我部和恭
概要
元GGG職員。『エリアⅢ 弾丸X』の初代管理責任者。白髪紛いの長髪と、痩けた頬が特徴。猿頭寺とは『GGG』結成式当初からの同僚だったが、コンピューターシステム開発主任の座を争って敗れ、逆恨みし、組織が立ち上がって一年後に退職。後任に『麗雄』と『猿頭寺』が『エリアⅢ』を引き継ぎ担当したが、プログラムにかなりの数のバグが発見され、それらの修正に手間取り、この過程で『Xルーム』内で気圧の異常が発生。『弾丸X』も切り離される寸前だったものの、サイボーグ手術後も昏睡状態のガイが覚醒を促される形になる。
『GGG』の本格的な始動後、『機界四天王 ペンチノン』に誑かされて、『ゾンダーメタル』を植え付けられゾンダー化。
コンピューター内部に電子レベルで侵入可能な能力を用い、『GGGベイタワー基地』のコンピューターにハッキングを仕掛け、セキュリティシステムを次々と掻い潜り、管理システムを乗っ取り、基地内部を混乱させ脱出路を全て封鎖した後、動力炉の冷却を全停止。熱暴走で修理・調整中の勇者ロボごと『Gアイランドシティ』諸とも爆破しようと目論む。
だが、緊急用秘密通路から侵入した『ボルフォッグ』と『護』が『エリアⅤ 多次元諜報潜水艦』へ向かうのを察知、『I.Bルーム』のコンピューターへ移動した事が仇となり、仕込まれた『猿頭寺』製作の『侵入者破壊プログラム』によりダメージを受け基地コントロールを奪還される。
手酷いダメージを受けて『ベイタワー基地』Cラインにある『GGG機動メカ交換パーツ格納庫』へ逃げ込み、『ガオーマシン』の予備パーツと融合したゾンダーロボ『EI-15』へと変貌。『ビッグボルフォッグ』の援護や『ファイナルフュージョン・マニュアル』で戦闘する『ガオガイガー』と対峙、『ブロウクンマグナム』を撃ち放つも、何時も肝心な事が抜けている事を指摘され『本物の勇者に在って偽物に無い』勇者の心を忘れたのを理由に『ヘル・アンド・ヘブン』の激突に競り負け、短期決戦で決着を迎え、護によって『浄解』される。
数ヶ月後、『ガッツィ・ギャラクシー・ガード』へと復職。新たな拠点となった『GGGオービットベース』の『セカンドオーダールーム』に常駐し、セキュリティソフトウェアの開発(ガオガイガーのファイナルフュージョンプログラムの随時更新)を担当。彼のデスクは『猿頭寺』並みに資料や専門書が山積みで、至るところにメモが書かれた付箋紙が張られている。
ただ、彼に対する恨みが未だに残っており、number.43.5に於いて『GGGアメリカ宇宙センター』の自室に『ビッグボルフォッグゲーム』の裏Ver.『プロジェクトX』を用いて隠れて憂さ晴らししている様である。
『覇界王~』では10年分も老成した為か達観の域に達しており『覇界の劵族』と化し、取り込まれた『猿頭寺』と再び対決。自分の実力が格下だと認めた上で、日進月歩に発達した科学力に加え、周囲の者達と互いに補いあう術を身につけた事を独白する。
名字は『いぬぼうさき』であって『いぬぼうざき』ではない。此方はテレビ公式サイト、ビデオ・LD付録冊子、T2出版ガイドやMF文庫版ノベライズ、コミカライズ『覇界王~』に於いてのものである。
関連タグ
パルパレーパ:こちらもガオガイガーの要素を持つ機体に搭乗した人物。
犬吠崎実:一部メディア媒体による表記揺れ。