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矢吹真吾の編集履歴

2021-11-03 12:36:00 バージョン

矢吹真吾

やぶきしんご

矢吹真吾とは、子安武人がSNKに無理を言って作らせた、KOFの登場人物。

プロフィール

格闘スタイル(自称)草薙京直伝、草薙流古武術
出身地日本
誕生日4月8日
身長178cm(97)、179cm(98~)
体重69kg(97)、71kg(98~)
血液型O型
趣味リザードマンフリーク(97)、怪談(98)、探検(99、2001)、チョコ菓子のおもちゃ集め(2000)、フィギュア集め(2003、XI)
大切なもの命、彼女(2001まで)、草薙流の技などをメモしている生徒手帳(97)草薙さんからもらったグローブ(98)
好きな食べ物冷凍食品(97)、冷凍うどん、イワシ(98)、チョコレート(2000)
嫌いなもの牛乳(97)、怖そうな人(特に八神庵七枷社山崎竜二)(98)
得意スポーツ水泳、水球
CV子安武人(97~)

『クールにいこうぜ真吾!』

概要

「真吾キーック!!」

あ、ちょっと、やめてくださいよ「ち○こ」とか言うの!これでも真面目なんですから!

矢吹真吾とは、子安武人が出演していたラジオ番組から生まれたKOFキャラである。

人物

世界中のメディアで放送されたKOF(『'96』)で見かけた草薙京に憧れ、偶然にも同じ高校の先輩と知り無理やり弟子入りした少年。

当初京は弟子を取るつもりなどさらさらなかったが、「面白半分」と「ちょうど良いパシリ」と考え、技を教えている。

…教えていると言っても、パシらせる代わりに技を一度だけ見せて終わりなので、あとは真吾の見よう見まねだったりする。

しかしその吸収速度は京が舌を巻くほどであり、かなり不格好とは言え短期間で形にしてしまっている。

また身体能力もずば抜けて高く、通常10分はかかるコンビニへの買い出しを3分で済ませ、京を絶句させてたりもしている。

ちなみにこの身体能力の高さは随所で活かされており、中でも『XI』のEDでは暴走状態になった八神庵に襲われても、重症で済んでいる事に驚きを隠せない。(参考までに追記しておくと、オロチ八傑集のマチュアとバイスは、暴走状態の庵に襲われ死亡している)


京には無いその直向さと努力家ぶりは、彼の父親である草薙柴舟にも認め気に入られているようで、『2001』のエンディングでは、本来なら草薙の血を引かない者には門外不出である草薙流古武術を本格的に身に付けさせようと、正式な弟子(つまり、京の弟弟子)にしてもらうに至っている。


家族構成は父、母、姉、妹がおり、格闘に関しては両親と姉は呆れながらも心配しているが、妹だけは真吾を応援している。ゲームでは一切登場していないが、漫画版では姉と妹が登場しており、妹は戦いの中で傷を作ってくる兄を見て「もっと強くなればケガもしないんじゃないの!?」とか言っちゃう脳筋であり、兄と同等の健啖家である。ちなみに兄を応援しているのは「友達に兄がKOFの出場者である事を自慢したいから」という俗っぽい理由であることが判明している(それでも邪気を感じさせない辺り、兄を純粋に応援してはいるのだろう)。

逆に姉は真吾が修行を再開した時にはいまさら止める気はなく「悔いが残らないように納得いくまでやればいい」と応援しつつも「憧れを追うのは勝手だけど無茶はするな」と心配をしているものの、健啖家である二人には苦労している様子である。

ちなみに両親が仕事で遅くなった時には彼女が夕飯の支度をやっているらしい。


ちなみにプロフィールに「彼女」と書かれているが、スタッフによると同じ学校に通う女子生徒を真吾が彼女と思い込んでいるだけで、実際は単なる幼馴染という設定となっている(また『2003』からは「彼女」はなくなっている)。


誕生の経緯

先に記述した通り、このキャラクターは子安武人氏がパーソナリティーを務めていたラジオ番組に、当時のSNK広報担当の方が電話出演した際に、「仕事下さい」と無理を言って作ってもらったキャラクター。

当初は名前等に不満があったものの、かなり愛着があるようで「三枚目子安キャラ」を代表するキャラになっている(後述)。

しかし今やかなりのベテランとなった子安である。そうホイホイ起用できないのか、『XI』を最後に使用キャラとしては出場できておらず、最近は影が薄い。また再び彼が出場できるのはいつであろうか…?


しかし前述のような経緯があるからか、ソーシャルゲーム『KOF ALLSTAR』においてもほぼ全キャラクターが『XIV』基準の新キャストや旧作から変更されている中当然のように子安氏が続投。しかも全て新録で

また、過去に配信されていたスマートフォン向けアプリ『THE KING OF FIGHTERS for GIRLS』においても、『XIV』から更にキャスト変更されているキャラもいる中当然のように子安氏が担当している。

近いうちに格闘ゲームで彼を操作できる日が来る…かも知れない。

と思いきや、異世界へ転生した八神庵に続いて、今度は真吾が過去へタイムスリップする羽目になったという。

没設定

なお、企画段階ではなんとオロチの依代という設定であり、弟子が因縁の敵となって立ちはだかるという鬱展開が予定されていた。その上、病気の母親、幼い弟妹を抱えているため、格闘大会の賞金で食い扶持を稼ぐという昭和枯れすすきな背景まであったという。

結局オロチの依代はクリスの役目となり、真吾は賑やかし要員の位置に落ち着いた。

ちなみに開発初期の名前は「鈴木真吾」。

経緯

オロチ編

『97』では自らの実力を試すべく一般個人戦予選を勝ち進み、決勝大会の出場を果たした。腕にリストバンドをつけていたが、京&真吾チーム特殊EDでは京からご褒美として草薙の日輪入りのグローブを貰った後、『98』以降は日輪グローブを愛用している。

『98』も同じくエディット専用キャラとして参戦。またCPU戦にて乱入キャラとして登場する。


嬉野秋彦氏のライトノベル版『KOF97』では本選決勝三位にまで活躍を見せたが、決勝前夜に八神庵に突っかかって逆にボコボコにされた。(この成績が運営側から評価され『98』では招待状が送られている。)『97』小説版の延長線上にあたる『KOF98 遺された者たち』では京からグローブを貰っていない為(京が行方不明だがら)、挿絵では真吾はリストバンドをつけたままになっている。

ネスツ編

『99』では日本に帰国した紅丸と再会。招待状を受け取った二人は主催側(ネスツ)からの要望でK’とマキシマと共に「主人公チーム」を結成した(K'達の目的は京を捕縛する任務として二人を餌として利用するためにチーム組んだ)。

特殊EDで京と再会するがK’達と離れ離れになり崩壊する基地から紅丸と共に脱出した。

『99』小説版では紅丸と脱出する際にネスツの兵士に射殺される寸前に京に助けられたが、真吾は気絶していたので会うことが出来なかった。

『2000』では紅丸が自ら構成したチームに入れてもらうが、チームストーリーで麟に話しかけたら殺されかけたが、紅丸のお陰で命拾いをした。それ以外はほぼ空気な状態になっていた。

『2001』では久々に再開した京と復帰した大門と紅丸の日本チームに一員として出場。EDでは京からは「独り立ちして本当の仲間を見つけろ」と突き放された後に成り行きで柴舟に出会い弟子入りした。

『2002』では家庭版のエディット専用キャラとして参戦。『2002UM』ではジョンがキムよりも自分が優れていることを証明したいという理由で麟とチームを組まされる羽目になった。

アッシュ編

『2003』では放火未遂の疑いで警察に補導されるが人脈の広い大門のお陰で事なきを得た。

炎が出ないことに悩む真吾を見かねた紅丸がチームに誘った。EDでつい調子に乗っていたら、真吾、後ろー!後ろー!な終わり方をした。

『XI』のチームストーリーでアッシュに『八咫の力』を奪われたちづるの頼みでちづるの後見人として京と庵をなんとか説得してチームを結成した(説得するために庵からは何度か身の危険をさらされたが)。

EDでは血の暴走を起こした庵の不意打ちで気絶した京を庇って全治数か月の重傷を負ったものの五体満足で済んだというタフっぷりを見せつけた。

『XI』以降は大会に出場していないが、『XIII』では背景キャラとして日本ステージ、96江坂ステージで観戦している。家庭版『XIII』のストーリーデモで車椅子に乗ったちづると一緒に登場している。

キャラ性能

キャラ設定の「見よう見まね」「不格好」を前面に押し出すように、京と似たような技を使うがどれも草薙流の代名詞と言える炎を纏っていない為、京と同名の技には「未完成」や「カッコだけ」の文字が付属としてついてくる。これらは総じて京より性能が低い(「荒咬み」等は稀に高くなることもある)。

一方で「覚えの良さ」「高い身体能力」を反映してか真吾が独自に開発した技や草薙流をアレンジ・昇華した技も多く、それらには自身の名や「真吾謹製 オレ式~」の冠が付く。こちらはその殆どが主力技として活躍することが多い。

京のような華麗な連撃は出来ないが、一発の破壊力では真吾の方に軍配が上がっている。


総じて火力・牽制は強いが無敵技・対空技が無いために守勢に入ると脆い。技のリーチや判定は平均程度であるため、ラルフ・ジョーンズ大門五郎など、強力な牽制技を持ったキャラクターを苦手とする。


初登場となった『'97』では最弱クラス。『'98』は打撃投げの「錵研ぎ」が追加されるなどの強化を受けた。

『'99』以降のネスツ編では緩やかに弱体化が進み、再び弱キャラ扱いを受けるように。

正史上で復帰となった『2003』以降のアッシュ編では、通常技・必殺技・超必殺技すべてにマイルドな上方修正が加わり、プレイヤースキル次第では十分に戦えるようになっている。特に『Ⅺ』では「オレ式・朧火車」が非常に強く、リーダーなら上位も狙える立ち位置にいる。

『UM』シリーズは概ね無印版の上位互換で中堅~中の下レベル。


ちなみに『'99』『2000』でストライカーに設定すると、 相手の足にしがみ付いて動きを止めるという無茶をやる。そのため真吾をストライカー要員とする者もちらほら見られた。…同時にものすごく嫌がられたのも事実だが。

汎用性が高いので大抵のキャラと相性が良く、台帳的なものとして「真吾で動きを止める→ラルフのギャラクティカファントム」というものがある。

元ネタは『痛快GANGAN行進曲』の草薙さんが呼び出す子分、カツオ。「条さん、やっちゃってください!!」

まさかの…タイムスリップ!?

2021年7月19日から水曜のシリウス(ニコニコ漫画)にて真吾が主役のスピンオフ作品「THE KING OF FIGHTERS外伝‐炎の起源‐真吾、タイムスリップ行っきまーす!」が連載開始される(漫画・あずま京太郎)。

時系列は「XIV」の後日談にあたる設定となっており、京に近づくために日々修行を積んでいた真吾は突如、660年前よりも昔(鎌倉幕府が滅亡した辺り)にタイムスリップしてしまった。そこで彼は庵の祖先である八尺瓊(後に「八神」と名乗る前の頃)に出会った。

KOFシリーズの中で人気の高いオロチ編。謎であった草薙と八神の660年に渡る炎の因縁、オロチとの宿縁の歴史が真吾によって過去から紐解いていくストーリーとなっている。


現代(の一般人)基準では真吾は超人であるといっても過言ではないが、妖怪が跋扈する660年前の世界ではどうしても戦闘力が低く見えがちであり、八尺瓊に(お前の)草薙流は生き物をも殺せぬ猿真似と評されている(※)。その原因は重心が拳一個分ズレてしまう程、構えが真吾の体格に見合ってないからだという。ただし、基礎は出来ているとの事であり、努力の成果は現れている模様。

なお、身なりは彼らから見れば貴族風に見えるらしい(そもそも真吾が持ち歩いているメモ帳のような上質な紙などは貴族の持つ物と相場が決まっていた)。


やはりというか、炎を出せない事をかなり気にしているようだ。


(※)そもそも、彼は人を殺す為でなく、格闘家として草薙流を学んでいるのであり、命が当たり前のように死んでいく時代で暮らす八尺瓊とは認識にズレが生じるのは仕方のない話である。


テラ子安

先ほど「三枚目子安キャラ」の代表格と述べたが、とにかくこの矢吹真吾と言うキャラは、「やりたい放題やりたい」と言うような子安氏の願望(?)を前面に押し出したキャラになっている。

それが良く表れている部分がセリフ。どのようなものか、特に代表的なモノをピックアップして紹介する。



・登場時

この日輪の輝きを恐れぬなら、掛かってこい!!


・挑発

な、殴ったねアンタ!お、お、親にも殴られたことないのにぃ!!


・必殺技

「名前募集中!」(実際ラジオで名前を募集してしまった)


・KO時

『'97』 「草薙さんごめんなさあぁぁぁぁい!」

『'98』 「俺って進歩ねえぇぇぇぇ!」

『'99』 「草薙さあぁぁぁん!」

『2000』 「ぅありがとおぉぉぉう!そしてさようならあぁぁぁぁ!」

『XI』 「やっぱ無理でしたぁぁぁぁ!」


…大事なことなのでもう一度お伝えするが、あくまで代表的なモノだけである。

これ以外を挙げるといろいろと大変なことになるので割愛させて頂く。


関連タグ

KOF


チームメイト

草薙京

二階堂紅丸

大門五郎

K'

マキシマ

セス(KOF)

八神庵

ジョン・フーン

麟(KOF)

草薙柴舟

クーラ・ダイアモンド


その他

神楽ちづる

藤堂香澄

椎拳崇


他作品の関連・類似キャラクター

ウルトラマンゼット服部優一郎:押しかけ弟子仲間。

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