概説
『Fate/GrandOrder』の期間限定イベントの1つ。
イベント開催期間は、2015年11月25日(水)19:00~12月11日(金)13:59
『帝都聖杯奇譚』の時空間と接触し、崩壊の危機に立たされたカルデアの時空を救うべく、暴走した帝都聖杯の探索とその回収に挑む。
脚本は『コハエース』『カプセルさーばんと』、web漫画『ぐだぐだオーダー』でお馴染の経験値氏。
その内容はFateギャグ時空の真髄を行くがごとく清々しいまでのぐだぐだっぷりである。
ある意味、FGOギャグ時空の方向性を決定づけたともいえるイベントである。
複数の続編が制作され、きのこから「ぐだぐだシリーズ」と呼ばれている。
戦闘による「GP(ぐだぐだポイント)」を獲得し、さらに「平蜘蛛」「九十九髪茄子」「曜変天目茶碗」の天下の名茶器の贋作を回収することで、サーヴァント「織田信長」を獲得できる(ただし正式加入まで10万GPが必要)。
また、同時開催の期間限定ガチャでは☆5沖田総司が実装された。
後に織田信長は、別イベント『空の境界/the_Garden_of_Order』へ出張した際にも、一人だけ異空間な雰囲気を生み出していた。是非もないネ!
世界観上の位置づけ
ファミ通に掲載されたFGO5周年記念インタビューにおいて、「『FGO』の中でも“セイバーウォーズ”と“ぐだぐだシリーズ”は、世界が違うんです。それ以外はなんだかんだ言ってリンクしているのですが、このふたつだけは言ってしまうと、『FGO』のスピンアウト」ときのこの口から語られている。
別の期間限定イベント「いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~」では主人公がノッブをさして「そういえば、忘れられがちだけど、ノッブはぐだぐだ時空の人だから……かな?」と述べている。
ぐだぐだシリーズのイベントを経てカルデアに召喚されたノッブや沖田さんも原典の『帝都聖杯奇譚』における第三次聖杯戦争と複数の共通点のある聖杯戦争に参戦してはいる。
復刻ライト版
2017年には復刻ライト版として再開催。
イベント開催期間は、3月15日(水)19:00~3月31日(金)23:59
また、開催と同時に織田信長と沖田総司の通常攻撃モーションがリニューアルされた。
ちなみに、このいかにも「エイプリルフールに何かやります」と言わんばかりの日程にも注目されていたが、FGOでは特に何も行われなかった。
……そう、FGOの中では…
ストーリー
突如、別位相から直接カルデアに突撃してきた謎の侵入者。
緊急事態と思って駆けつけた主人公一行。迎撃に向かうと、目の前には軍服姿の謎の生物……?
そんな折、カルデアに二騎のサーヴァントが出現し、助けを求めてきた。二人に促されるままに正体不明の特異点に足を踏み入れる主人公たちだったが、そこに待ち受けていたものとは……?
登場サーヴァント
謎の軍服型ナマモノことちびノブをそのまま人間にしたような姿のサーヴァント。
帝都聖杯を思いつきで爆弾にしようと決行し、聖杯を暴走させて時空間の異常を生みだした今回の元凶。
その責任を(強制的に)清算すべく、カルデア陣営と共に歪んだ帝都戦国時空を進軍していく。
謎のナマモノを追跡してきた、袴にブーツのハイカラスタイルの美少女剣士。
今回の異変の解決のため、カルデアに協力を要請しにきた。
ノッブとは腐れ縁で、今回の騒動のツケを払わせるべく彼女の監視役も兼任している常識人。原作同様ツッコミと病弱は健在の超苦労人体質。
ただし薩奸死すべし、慈悲はない。見ると覚醒して冷徹非常な剣士としての側面を全開にして容赦ない攻撃にかかる。
イベント礼装
ぐだぐだシリーズ
続き物となる期間限定イベントは複数有るが、現状5作とシリーズものとしては最多。ファンからは非公式に「ぐだぐだイベント」と総称されることもある。
続編にも『コハエース』『帝都聖杯奇譚』出身サーヴァントが登場するが、公式側から「コラボ」という言葉が使われたことはない。これは前述のように『FGO』のスピンアウトという背景によるものと思われる。
3作目以降は毎回CMが制作され、そこで流れる楽曲のタイトルには数字が含まれる、という共通点がある。
イベント名 | テーマ楽曲名 |
---|---|
ぐだぐだ本能寺 | なし |
ぐだぐだ明治維新 | なし |
ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 | 二者穿一 |
オール信長総進撃_ぐだぐだファイナル本能寺2019 | 参全世界 |
ぐだぐだ邪馬台国 | 明鏡肆水 |
ぐだぐだ龍馬危機一発! | - |
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ぐだぐだ明治維新(続編イベント) ちびノブ(イベントで出てくる雑魚敵)