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照橋心美の編集履歴

2021-11-20 00:18:15 バージョン

照橋心美

てるはしここみ

照橋心美とは、漫画「斉木楠雄のΨ難」のヒロイン。

花屋の花が美しいのは当然。私はその花よりも美しい野に咲く花になるの


公式プロフィール

身長164cm
体重?kg
誕生日8月6日
血液型A型
告白された人数0人
オーラ巨大な光の翼
備考究極絶対最強愛されガール
声優VOMIC:阿澄佳奈、アニメ版:茅野愛衣
実写版橋本環奈

(単行本2巻記載)


人物像

斉木と同じクラスの美少女。そのあまりの美しさに、彼女に相対した男はもれなく挙動不審状態に陥り、おっふという奇声を上げて赤面してしまう。街を歩けば芸能人のごとき人だかりができて、石油王や作中屈指の大富豪たる才虎芽斗吏にすら求婚させるほど。学力や歌唱力もかなり優秀、人当たりも良く、心優しいという完全無欠のマドンナである。


しかしそれらは表面上の態度に過ぎず、その本性は己の美貌に絶対の自信を持つあまり、自分以外の全人類を見下している天上天下唯我独尊の高慢な女王様。

当然プライドは非常に高く、「誰もに愛される完璧な美少女」を自認して憚らず、万事を自分本位で考える悪ぶっていて実はいい子は王道だが、彼女のような真逆のタイプは、味方サイドあるいはヒロインでは中々珍しい。

常に計算づくで行動して「完璧美少女」を演じ続けているため、腹黒い正体を知る者は誰もいないが、作中初期は同性のクラスメイトとの繋がりも希薄であった。嫌われていると云う訳では無いものの、後に友人になった知予曰く、近寄り難い雰囲気を放っていたらしい。


だがテレパシーで他人の思考を読み取れる斉木にとっては、彼女の偽善はお見通し。男が自分に傅くのが当然と思っている彼女になびくわけもなく、距離を置きたがっている。

自分に興味を示さない存在がいることが気に食わない照橋は、斉木の気を引こうとあれこれ策を弄する内に、気が付くと、自分では認めていないが斉木を強く意識するようになってしまった。恋する美少女の誕生である。

斉木視点だと内心の企みが丸見えであることに加え、斉木へのアタックがほとんど全て空振りに終わっているので、典型的ラブコメヒロインとして、読者からの応援は決して少なくない。


それでも斉木は何かと目立つ彼女とは関わり合いになりたくないため、あれこれ手を尽くして彼女との遭遇を回避しようとするのだが、恐るべきことに照橋は神様にも愛されているので、行く先行く先で彼女と出くわし、斉木がいくら逃げ回っても結局出会う運命になっている。この点に関しては、さすがの斉木も「神には勝てない」と諦め気味。


当初は上記のように高慢腹黒キャラだったが、斉木に恋してあたふたしている内に次第に性格も丸くなっていった。

美し過ぎて、女子からも遠慮されて話しかけられず友達がいなかったのも、誰にでもフレンドリーに接する夢原知予と仲良くなったことで改善され、目良千里とも友達になり、自身を敵視していた後輩の梨歩田依舞とも(梨歩田が負けを認めたからというのもあるが)仲良くなっている。そうした仲間を大切に思う気持ちも芽生えてゆき、才虎に求愛された時も、彼の財産に心揺さぶられつつも、「斉木や私の友達を馬鹿にしたのが許せない」という理由できっぱり拒絶した。


また、「完璧な美少女」になるための情熱や努力も並大抵ではなく、時には半泣きになりながらも決して困難に対してへこたれないポジティブな性格は、むしろ立派・健気とも評され、この点に関しては斉木も高く評価している。


一方、身内を除けば斉木の正体を知る唯一の女性である相卜命に対しては、無意識に恋のライバルとして警戒している。彼女に張り合うあまり別人レベルのギャルに変貌するなどの迷走を見せてしまったこともある(結局斉木と相卜の機転で元の自分を取り戻した)。それ以降も斉木と相卜の関係が気になるようで、最終回では斉木の超能力を目の当たりにしたことは二の次にして、火山噴火阻止後に抱き合っていた2人の関係を一番気にしていた。


兄の照橋信は「六神通」の芸名で芸能活動しているトップアイドル。表向きは穏やかな好青年に見えるが、妹に輪をかけて滅茶苦茶性格が悪い。しかも重度のシスコン

妹に近づく男は一人残らず排除しようとし、照橋を遠ざけたいという点で利害が一致する斉木は、時々信に協力する事もあるが、その度を越したシスコンぶりを見るに堪えず、やむを得ず照橋の味方をする形になって、結局照橋との距離が近づく結果に終わったりする。


因みに、石化した明智を元に戻すために斉木がタイムリープを繰り返して偶然できた異世界では、斉木の彼女になっておりこちらでは堂々と「楠雄さん」と呼んでいた。


「おっふ」しない者達

だがそんな彼女にも苦手なものがある、それは子供である。子供には「おっふ」どころか、自分の魅力が通じないからである。斉木の隣に住んでいる入達遊太がその典型で、裏で照橋対策として斉木に利用される遊太に「おばさん」呼ばわりされ、自分が一生言われないであろう言葉に少なからずショックを受け、軽く殺意さえ芽生えたほどである。更に遊太が彼女の魅力に気づくであろう10年後に復讐してやると妄想して目が完全にイッてしまっていた(斉木曰く「こんな情けない照橋さんを見たくなかった」)。


他にも、妻の事しか目に入らない極度の愛妻家の斉木國春、誰にでも平等に接する博愛主義の灰呂杵志、弟以外の全人類が猿にしか見えない斉木空助も、「おっふ」しない数少ない例外である。空助には初詣の際本性を見抜かれて罵倒されたりしたが、直後に報復として一杯食わすことに成功している。


名前の由来

テレパシー」「心を見る」から。


関連イラスト

てっ…照橋…さん…!

完璧な美少女という自負に違わぬ麗しい容姿が最大のアイデンティティのため、とにかく美少女であることを前面に押し出したイラストが多い。

関連タグ

斉木楠雄のΨ難

斉木楠雄 斉照

夢原知予 目良千里・・・最近よく行動する仲。

梨歩田依舞・・・仲の良い(?)後輩。

照橋信・・・血縁者(である事を断ち切りたい人物)

沢北・・・照橋ファンクラブ「ここみんズ」会長。


残念な美少女 鬼畜ヒロイン 偽善者


モモ・ベリア・デビルーク天使ヶ原桜里美真桜・・・照橋さん同様、男子から高い人気を集める美少女かつ、盲信的なファンクラブまで持つジャンプのヒロインキャラ(特に里美はファンクラブ結成までとは言わないが、自分と親しい主人公がファンから理不尽な暴力に晒されたり、主人公不在時にはとんでもない勢いでファンに迫られるなど、異常な人気と言える)。


夜桜六美・・・彼女も照橋さんと同じようにの異常なシスコンぶりに頭を悩めるジャンプのヒロインキャラで、髪型もよく似ている。


ミモザ・ヴァーミリオン・・・同じジャンプ作品のヒロインの一人で、照橋さんと同様に主人公に好意を抱く、非常に鬱陶しい残念な兄を持つ等と共通点が多い。(前者はシスコンだが、こちらはナルシスト。)


ジュリエット・ペルシア・・・中の人繋がり。一見共通点はCV以外にないように見えるが、作品のアニメ版の放送時期の近さ、CV神谷浩史の眼鏡男子に崇拝レベルで慕われているというある意味面白い状況だったりする。また「料理が下手」「武術の心得あり」と対照的な部分も。

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