才虎芽斗吏

さいこめとり

『斉木楠雄のΨ難』に登場するキャラ。

「俺も貴様くらい知性がなかったら笑う所だったぜ

貴様の笑ってる姿は貴様以上に笑えたからな」

漫画みたいな金持ち

公式プロフィール

身長	163㎝（特注シークレットブーツ着用時173cm）
体重	50㎏
誕生日	9月8日
血液型	O型
去年の誕生日プレゼント	無人島
オーラ	かなり光り輝くオーラ
声優	松風雅也

概要

2学期に転校してきた斉木楠雄のクラスメイト(3人目)。

世界有数の常識はずれな大財閥(建設・通信金融などの大企業)「才虎財閥」の御曹司で、常に札束を持ち歩いているほどの大金持ち(規模としてはあの中川財閥や姫川グループにも並ぶ超巨大財閥らしい)。その生い立ちや父親(斉木には最低の父親と批判された)の教育のせいで「金で買えないものはない」と豪語する傲慢な性格をしている。

転校初日に照橋に一目惚れと称して金で恋人になってもらおうとしたが、実際は上から目線での選民主義思想による選択だった。

斉木を始めとする友人関係を馬鹿にされた照橋さんによって拒絶された挙句、逆上し、金の力で斉木達の家族や環境に圧力をかけたが、最終的に奮起した照橋ファンと斉木の暗躍によりぶっ潰されて終わった。

初登場の頃は悪辣な人間であったのは事実だがその後は悪態をつきながらもなんとかうち解けだしているようで恩がある者には遠慮していたにもかかわらず札束を渡してたりもしている。

元々この学校には金の力よりも大切なものを知っている生徒も何人かいるようで拝金主義の考えも若干ながら薄れつつある(燃堂が溺れている子供を助けている場面では拝金主義の考えを疑っていたなど)。

また頭脳明晰だが生粋のボンボンゆえに許容範囲が狭い他、ラーメンを啜れない、行列を待てずイライラするなどダメな一面もあり、カルチャーショックに苛まれることが多い。

無人島遭難の話で極限状態に陥った際には小さなカニを見つけ、「カニは高級食材だから」という理由で食べようとしていた（斉木達が来た事で未遂に終わったが、おまけページを見る限り斉木達が来る前にそのカニを食べていたら……）。

性格はアレだが育ちはいいため相卜曰く「かなり光り輝くオーラ」の持ち主らしい。

実家に虎を飼育しており、自身が提案した遊園地には虎の意匠を持つジェットコースターが存在するなど虎と縁の深い面も窺える。

一癖も二癖もある面々に絡まれたためか、物語が進むにつれ、持ち前の頭を私情で潰すことなく意見交換に使う冷静さを細やかながら身につけ、悪辣さという欠点を球技で相手の精神を翻弄する武器にするなど(形はどうあれ)、彼なりの成長らしき描写が見られるようになる。

連載終盤の忍舞県での旅行では灰呂と燃堂のミスでホテルの予約が取れていなかった斉木達の前に通りがかり、上から目線ながらも才虎家が所有するホテルの１つに彼らを無料で宿泊させたり火山の噴火阻止の際に斉木の超能力を目の当たりにした際は燃堂達の「斉木が自分から秘密を話してくれるまで待つ」と決めた彼らに便乗して「どうしてもと言うなら聞いてやっても構わんがな」と気遣いを見せた。(尤も、結局斉木はタイムリープを行ってこの展開をなかったことにしてしまったが)。

真の最終回では巨大隕石が地球に迫った際にSP達にシェルターへの避難をさせられながら「ま、待て！あいつらも！」とクラスメイトらも助けようとする意思を見せるなど初登場時から比較にならない人間的成長を見せていた。

名前の由来はサイコメトリーから。

照橋さんの周りの人間に行った嫌がらせ一覧

斉木楠雄・海藤瞬…二人の父親が務めている会社に圧力をかけシベリア送りにしようとした。

窪谷須亜蓮…自分のボディガードへの暴行罪として警察に逮捕させる。

照橋信…42歳年上女性との熱愛というでたらめなスキャンダルで照橋家をマスコミの取材責めで追い詰める。

目良千里…彼女の自宅の前に下剤パンを置いて食べさせる(聞いてない上に効いてなかったが)。ちなみに目良家の水道と電気が止められたのは別に関係ない。

燃堂力…彼が購入したジャンプに3ページに渡って鼻くそを付ける。

……約2名やたらと嫌がらせのスケールが小さいが突っ込んではいけない。

関連イラスト

一等きれいなbyクラス|めとりちゃんby非品木

関連項目

斉木楠雄のΨ難　大富豪

トラ

ミネルバ・オーランド：「FAIRYTAIL」の登場人物。父親の教育により、力が全てという考えを持つようになり（才虎の場合は金）、外道へと育ってしまった権力者。仲間との友情に気付いた点が共通。紋章が虎がモチーフのギルドに所属している。

白鳥麗次、シュート・サザーランド：才虎と同じく、自分が金持ちであることを鼻にかけて庶民を見下す傲慢な御曹司（しかし両者の父親はいずれも息子とは違い、まともな人間性を持ち合わせる常識人）。しかし制裁を受けて以降、初登場時の横暴さが薄れた才虎とは異なり、両者ともに反省の色を全く見せず、幾度もトラブルを引き起こしては制裁を喰らっており、擁護の余地は無いと言える（特に後者）。