ヒナゲシ(きららファンタジア)
ひなげし
人物
自分に自信がないおどおどとした人物で、うつつに似たネガティブな性格をしている。
語尾は「~の」「~なの」。
へっぽこな自分と同じ境遇でも幸せそうなクリエメイトを憎んでおり、自分同様に絶望させようとしている。
リコリスを「お姉様」と慕っているが、ココアとチノの関係をみて、「わたしたちと同じ」の発言から、血の繋がりはない。
リコリスに対して、いつか見捨てられるのではないかと怯えているが、リコリス自身はヒナゲシに対しては苛立ちを感じているものの、一人になるのはイヤで手放せずにいる。
一方で何度も失敗しているせいなのが、ほとんどの真実の手からは完全に嫌われてしまっている。
リーダー・ハイプリスからお借りしたリアライフを使用でき、明言こそはされてはいないが使用する際に光る場所から胸元の青いブローチだと思われる。
戦闘
初戦闘は第2部第1章31節。弓矢を使った戦闘スタイル。属性は風。攻撃はほとんどが物理だが、使用技には魔法の攻撃も含まれるので注意が必要。
チャージ技は敵全体のいずれかのステータスを低下させ、敵全体に低確率で金縛り、眠り、沈黙を付与する効果のある敵全体物理攻撃の「スコールボルト」。
基本的な技構成は敵単体の炎耐性とLUKを低下させる効果のある敵単体物理攻撃の「オイリーアロー」、炎属性の敵単体物理攻撃の「ブレイズアロー」、自身のクリティカル時ダメージを上昇させる「痛い目を見るの…!」、自身の攻撃を一度だけクリティカルにする効果のある敵単体物理攻撃の「ここが弱点なの!」、敵単体物理攻撃の「マテリアルアロー」、敵単体魔法攻撃の「スピリットアロー」、自身に3回だけ攻撃をカットするバリアを張り、自身にクイックドロウを付与する「ポピープロテクション」、敵単体物理攻撃の「ポピーアロー」と「ポピーボルト」。
第3章30節ではリコリスとの連携を見せており、自身のATKが上昇する代わりにDEFとMDFが低下する効果のある敵単体物理攻撃の「ラジアータ・アロー」と「ラジアータ・ボルト」とリコリスと同じ「ラジアータ」と冠する技を使用するようになる。また、自身のチャージカウントを減らして味方単体のチャージカウントとATKを上昇させる「お姉さまのお役に立つの!」、自身のATKとSPDを上昇させる代わりにDEFとMDFを低下させる「よくもお姉様を……!」を使用する。
第3章の【試練】支子のスクロールを求めてでは30%の割合ダメージを与える敵単体物理攻撃の「ポピー・レシーブ」を使用する。
物語での動向
メインクエスト第2部の第1章「まちカドまおう」の敵ボスを務めており、劇中ではハイプリスにリアライフをかけられたシャミ子(魔王シャドウミストレス)を絶望のクリエを生み出し、聖典の世界を壊すために暗躍する。
きらら達とシャミ子と戦いの際にきららが新たなる力「切られたパスを復活させる力」が目覚め、シャミ子の切れたパスを繋げ、シャミ子が全てを思い出し、きらら達に追い込まれ、自ら絶望のクリエを絞り取る為にきらら達を襲うが敗北、撤退した。
第2章「頼りはボディーガード?」では新たなる計画であるスクライブを捕まえる為に写本の街へ襲撃し、メディア以外のスクライブを捕まえる。
途中、サンストーンとスイセンと合流(ヒナゲシ自身はリコリスに来てほしかったが別の作戦を遂行中で来られなかった)し、足りなくなってきた絶望のクリエの溜め込んだ結晶を新たに手にする。
その後、メディアを捕まえる事に成功し、絶望のクリエを使ってメディアを汚染させようとするがきらら達に助けられてしまった。
その後ウツカイを率いてきらら達に挑むが敗北。スイセンがきらら達を足止めにして、自身はサンストーンと共に撤退し、メディアを諦める事にした。
第3章「げいじゅつのみやこ」では芸術の都にいるリコリスと合流し、手伝いをしている。
リコリスからすでに捕まえているキサラギ以外の残りの4人を捕まえるよう命令され出かける。
芸術家に脅しでキョージュとトモカネの場所を案内させ、その場所にキョージュやきらら達を発見し戦闘になるが敗北、撤退した。
その後はリコリスが出かけ、ヒナゲシ自身はしばらく留守番でキサラギから絶望のクリエを絞り取っている。その後、リコリスが帰ってきた際はキサラギからもっと絶望のクリエを絞り取り巨大ウツカイを作り、リコリスと一緒に出かけた。
しかし、出かけている最中にきらら達がキサラギの場所を発見し、パスを繋ぎ直されたことによってリアライフが破られてしまった。そのことを知ったヒナゲシとリコリスは秘密基地に急いで戻る。
巨大ウツカイは倒されたがなんとか間に合っており、リコリスと共にきらら達を襲うが敗北、撤退した。
第5章「ご注文はゲリラですか?」でリコリスとスイセンと共に再登場している。