「根暗は余計よ…… 呪うわよ……
食べるたびにあさりの砂を噛むといいわ……」
「綺麗なものばかり並べ立てる、あなたたちに
特大の呪いをプレゼントしてあげる……!!」
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』の第2部『断ち切られし絆』から登場する人物。
ハイプリスに仕えるリアリストの幹部「真実の手」の一人で、「妙手」の異名を持つ。
プロフィール
容姿
青色の髪にシニヨンとツインテールが特徴で、チャイナドレスっぽい服装を着用している。
人物
陰湿な性格で、口癖は「呪ってやる」。
その性格はロベリアにとっては気にしており、他者に指摘されると地味に嫌な呪いを掛けようとしている。
人々に裏切られて世界を憎む一方、ハイプリスは自分を必要としてくれることから唯一ハイプリスだけは信じられる存在とし、たとえ自分を道具扱いしてもいい思っている。
ハイプリスに執着し、右腕になることを渇望しており、ハイプリスの右腕サンストーンに対して“馬の骨”と一方的に敵視しているが、7章で緊急時には協力して団結している事と8章でサンストーンを全てを託した事から、どうやら軽口の様である。
ただし、ロベリア自身はハイプリスの考えてる事を理解できてないようで、サンストーンからは「なぜお前はハイプリス様のお心がわからないんだ……」と苦言を呈されている。
真実の手の中でスズランとは比較的仲が良く、彼女に報酬を差し出すなどしていた。
一方で、何度も失敗ばかりしているヒナゲシに対してハッキリと「嫌い」と言い切るくらい嫌悪感を抱いている。
リアリストでは参謀役で、作戦を立てて他人を操ることが得意で、戦闘よりも罠を仕掛けることが多い。
その策略の高さはハイプリスとサンストーンは高く評価された上に、作中できらら達を苦しませた。
戦闘
初戦闘は第2部4章30節。扇子を持ち、計略と呪術を使う戦闘スタイル。属性は土。攻撃は全て物理で統一されている。
使用した技
- 進攻計
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用するチャージ技。味方全体のすべてのステータスアップをリセットし、味方全体のATKとMATを5 ターンの間だけ大アップし、味方全体のDEFとMDFを5ターンの間だけ大ダウンする。
- 攻伐計
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用するチャージ技。敵単体の狙われやすさが 1 ターン大アップし、味方全体のすべてのステータスアップをリセットし、味方全体のATKとMATを5 ターンの間だけ中アップした後、味方全体のDEFとMDFを5ターンの間だけ大ダウンする。ナイトが一人もいない場合のみ使用する。
- 堅守計
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用するチャージ技。味方全体のすべてのステータスアップをリセットし、味方全体のATKとMATを5 ターンの間だけ中ダウンし、味方全体のDEFを5ターンの間だけ大中アップする。戦士が一人以上いる場合に使用する。
- 特守計
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用するチャージ技。味方全体のすべてのステータスアップをリセットし、味方全体のATKとMATを5 ターンの間だけ中ダウンし、味方全体のMDFを5ターンの間だけ大中アップする。魔法使いが一人以上いる場合に使用する。
- 呪いをかけてやるわ…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体の DEFとMDFを5ターンの間だけ大ダウンする。
- あなたたち…気に入らないわ…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。敵全体に物理の小ダメージを与え、敵全体の DEFとMDFを5ターンの間だけ小ダウンする。
- 受け流し
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節で使用する通常技。自身に1回だけ攻撃を完全カットするバリアを張る。自身のチャージカウントが2以下の時にクリエメイトに通常攻撃の使用回数が零回に達する度に使用する。
- ここを通すわけにはいかないのよ…!
2部8章31節で使用する通常技。自身に1回だけ攻撃を完全カットするバリアを張る。自身のチャージカウントが2以下の時にクリエメイトに通常攻撃の使用回数が零回に達する度に使用する。
- あなたから呪ってやるわ…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。敵単体の狙われやすさを1ターンの間だけ大アップする。エネミー数が二以上の時に使用する。
- 不幸になりなさい…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。敵単体に100%の確率で不幸を付与する。エネミー数が二以上の時に使用する。
- 一気に仕掛けなさい…!
2部4章30節、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。味方全体のチャージカウントを4だけ増やし、味方全体の物理攻撃を一度だけ小アップした後、味方全体のSPDを5ターンの間だけ大ダウンする。戦陣展開、進攻計、攻伐計、堅守計、特守計を使用した後に使用する。自身は優先度が低い。
- 払った報酬分は働きなさい…!
2部4章【試練】鮮緑のスクロールで使用する通常技。味方全体のチャージカウントを4だけ増やし、味方単体の魔法攻撃を一度だけ小アップした後、味方単体のSPDを5ターンの間だけ大ダウンする。戦陣展開、進攻計、攻伐計、堅守計、特守計を使用した後に使用する。自身は優先度が低い。
- 戦陣展開
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。自身のチャージカウントを4だけ増やす。戦闘開始直後に一度だけ使用する。
- 痛いじゃない…呪ってやるわ…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。単体に物理の小ダメージを与える。 受け流し、ここを通すわけにはいかないのよ…!を使用した後に使用する。
- 態勢を立て直すわよ…
2部4章30節、2部4章【試練】鮮緑のスクロールを求めて、2部7章19節、2部8章31節で使用する通常技。味方全体を小回復し、味方全体に1回だけ攻撃をすこしカットするバリアを張る。HPが90%以下の時に一度だけ使用する。
物語での動向
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
4章『うつつはひとりぼっち』
敵ボスを務めており、秘密会談の際に登場する。自分以外にスズランとエニシダとダチュラと会談し、ヒナゲシに対する批判とリアリストの目的の確認について話し合っていた。
また、水路の街で「住良木うつつ絶望計画」を遂行するために、スズランに協力を求め前金を渡す。
スズランと共にきらら達を撃破するためにまずはうつつを孤立させ、その後きららとランプを引き離し、一人になったところをスズランに各個撃破を狙うよう指示する。
しかし、ロベリアの計画は予想外に外れることになる。それは、筆頭神官アルシーヴから手紙を預かりうつつに渡すために七賢者カルダモンが水路の街にやって来たのだ。
カルダモンが来てしまった以上は作戦を変えて、カルダモンを捕まえて汚染させるために行動し(第1部でカルダモンはオーダーでクリエメイト本人に触れているため、一般人や神官に比べクリエメイトや聖典と強い”絆”を持っている)、捕まえた後は絶望のクリエを使って絶望に堕とした。
その後、スズランの協力はもう必要はないとして、スズランがカルダモンと神官達をハイプリスの元に転移した後に、ウツカイを率いてきらら達に立ちはだかるが、敗れ去る。
女神ソラの神殿に連れてかれそうになったが、間一髪にサンストーンに助けられる。ロベリアはサンストーンなんかに助けられたくないと拒絶したがハイプリスの命令と聞けば嫌々ながら承諾した。
サンストーンときららが戦ってる際に簡易転移陣を作り、完成させた後はサンストーンと共に撤退した。
7章『連鎖する悪夢』
真実の手が揃い、写本の街を襲撃している。
策を練り、真実の手の能力を最大限に活用している。
策は順調に進みシュガーやソルト、ジンジャーがダチュラによる毒に仕込んだ武器によって倒れ、カルダモンも6章でのタチュラの毒を回復しきれず倒れ、きららはサンストーンによってパスを切られて倒れた。
しかし、唯一きららとのパスが切れなかったうつつの活躍によってきららのパスが復活してしまったことをスズランに知らされた。
シュガーの時は「スペシャリストウツカイ」を配置して様子を見ていたがきらら達によって悪夢から解放されてしまう。
そこで、報酬をスズランに渡してサンストーンとスズランがソルトの夢の世界に入ったが、きらら達によって撃退され、ソルトまで悪夢から解放されてしまった。
そしてジンジャーの悪夢から解放された後、疲弊したスズランに代わり、自らとサンストーンでカルダモンの夢の世界に入りきらら達と戦うが、撃退されてしまった。
七賢者襲撃作戦は失敗に終わってしまい、次の作戦に備えるためにサンストーンとスズランと共に撤退した。
そして、エニシダとダチュラには高純度の星彩石を餌にしてきらら達を捕まえるように命令した。
8章『旅の終わりは近づいて』
それぞれのリアリスト達が各地の街に分かれ、七賢者と対峙していた。
ハイプリスが他の真実の手と共に辺境の大神殿に集合させて、きらら達を倒すよう命令される。
ハイプリスやサンストーンがきらら達に追い詰められてしまった時に現れ、ハイプリスを逃がすために自身は盾になる。
ランプを人質にしていたが、こみっくがーるず勢のクリエメイトを見たことによって彼女が興奮して元気になり、きららがランプとの聖典の思いによってパスが復活されてしまう。
聖典の力でパスを取り戻したことに苛立ちを感じ、スペシャリストウツカイを率いてきらら達を襲うも、敗北。その場で倒れ込んだ。
「ここまで……か でも、十分に時間は稼げたはず……」
「本懐をお遂げください、ハイプリス様…… 頼んだわよ、サンストーン……」
その後、ハイプリスの計画はきらら達によって阻止されて失敗に終わり、リアリストは壊滅することになった。
壊滅後はフェンネルによって監視されるようになった。
外伝イベント『リアリストたちの未来』
フェンネルによって監視された後はずっとぶつぶつと呪いをかけていたのと、ハイプリスの名前を呼んでいた。
ハイプリス達がやってきた際はハイプリスの解放しにきたの一言でおそばにいられないと落胆するが、そうではなくロベリアに取り憑かれているナイトメアウツカイを解放しにきたの発言で喜ぶ。ハイプリスが真実の手への贖罪が終わったら辺境の地へ旅立つからロベリアはどうするか?と言われるが、ロベリアは「どこまでもついていきます!ずっと道具として使ってください!(要約)」と嬉々と言う。
しかし、ハイプリスの「今から取り憑かれているナイトメアウツカイを解放して、その上でついてくるかを改めて考えてほしい」の発言で再び落胆し、サンストーンに対して逆上する。
そして、ハイプリスによってナイトメアウツカイを取り除かれ、頑なになった心から解放され、ロベリアの過去が明らかになる。
幼少期にどこかの要塞でロベリアは長(※)のためにどんな策だって考えると言い、長はロベリアをずっと傍にいてねと可愛がっていた。
しかし長はロベリアを道具と見ており、囮にして逃亡。そのことを副官から聞いたロベリアはショックを受けてしまった。
(※)ロベリアは長の事を「お姉さま」と慕っていたが、長の名前が「少女」となっていたため、本当の姉妹の可能性は低いと思われる。
信じていた長に裏切られたことによって人を信じられなくなり、自身を駒と称していたがそれでもよく、自身を道具として必要としてくれるのならよかった。そして改めてハイプリスに同行を頼んだ。
その過去を見たうつつからは「本当は道具は嫌で、どちらも信頼される関係になりたいと思ってるのではないの?」と言われ、そしてフェンネルからは「世の中道具のような主従だっているかもしれないが、本当の信頼で結ばれた主従だっている。あなたはなりたくないの?」と言われる。
うつつとフェンネルの話を聞いてロベリアは本心でハイプリスとは仲間としてお互いに信じ合いたいと伝えた。そして、ロベリアはハイプリス達とは今は一緒には行かず、ハイプリスの右腕に相応しい自分になるためにフェンネルに弟子入りする。
そして自分が右腕になるまでは、不本意ながらもサンストーンにハイプリスのことを頼んだ。
余談
- キャラクターデザイン
ロベリアのキャラクターデザインを担当した琴慈先生は、きらら作品なら『あんハピ♪』や『精霊さまの難儀な日常』で有名な漫画家である。
なお、ロベリアが判明された時期は、実は『精霊さまの難儀な日常』が連載終了した後である。
ちなみに、『あんハピ♪』はきららファンタジアに参戦しているが、『精霊さまの難儀な日常』は残念ながら参戦していない。
- 声優
ロベリアを演じた声優である野中深愛女史は、2020年にデビューした新人であり、リアリストの幹部「真実の手」のキャラを演じた声優の中では最も新しい声優である。
関連タグ
リアリスト
リーダー
魔物