「アタシはリアリスト 『真実の手』が1人、『左手』のリコリス! アタシの怒りを思い知りなさい!!」
「アタシたちと同じように、自分たちが偽物だって自覚があれば、理解もしてやったのに…… 気持ち悪い」
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』の第2部『断ち切られし絆』から登場する人物。
ハイプリスに仕えるリアリストの幹部「真実の手」の一人で、「左手」の異名を持つ。
プロフィール
容姿
ピンク髪のツーサイドアップで、彼岸花の髪飾りが特徴で、胸はご立派で、マントには大量のダガーが装着してある。
人物
冷酷な性格で、怒るととても怖く、ヒナゲシからは怖がられている。
ヒナゲシからはいつか見捨てられるのではないかと怯えているが、リコリス自身はいじめられっぱなしのヒナゲシには苛立ちを感じているものの、1人になるのはイヤで彼女を手放せずにいる。
また、ヒナゲシの事は内心では好きなようで、ヒナゲシ側もよく懐いているため、似た者同士である(サンストーン曰く、2人は互いに依存しあっている関係)。
また前述の台詞通り、リコリスの怒りを受け止めてくれる相手がたまたまヒナゲシであり、互いに姉妹としての関係は偽物と認識している(これはココアとチノの関係とは真逆である)。
そのため、“本物の姉妹の絆”をかなり嫌っており、ココアとチノ、双子であるシュガーとソルトを嫌悪し、特に後者はじっくり苦しめたいと発言している。
普段はヒナゲシと行動を共にしているが、2章までは単独で行動している。
ハイプリスからいただいた指輪によってリアライフを使用する事ができ、指輪は左手首に付けている。
ただし、ウツカイが倒させる度に知らせてくるのは腹立たしくうるさいと思っている。
他の真実の手達同様に聖典やクリエメイトを憎んでおり、過去の経歴から世界から拒絶されてしまったことによって激しく憎み、ハイプリスの仲間になった後はその怒りを糧に日々暴れている。
そのため、他の真実の手達と比べて世界に対する怒りは凄まじく、他の真実の手達はナイトメアウツカイに取り憑いたのに対して、リコリスはより強力なガーディアンウツカイが取り憑いてしまった。
戦闘
初戦闘は第2部3章19節。タガーの二刀流という戦闘スタイル。属性は炎。攻撃は全て物理で統一されている。
使用した技
- ハリケーネスリリー
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用するチャージ技。敵全体に物理の大ダメージを与え、敵全体の狙われやすさを1ターンの間だけ小ダウンする。
- ラジアータ・エッジ
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与える。
- ラジアータ・アーセナル
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵全体に物理の小ダメージを与える。HPを90%以下まで減らすと使用するようになる。
- 逃しはしないわ!
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵単体に100%の確率で孤立を付与し、敵単体のDEFを1024ターンの間だけ中ダウンする。
- リコリスの姿が揺らめいた
2部3章18節、2部3章19節で使用する通常技。「不意討ち」のスキルカードを1枚設置する。HPを90%以下まで減らすと使用するようになる。
- 不意討ち
2部3章18節、2部3章19節で使用するスキルカード技。敵単体に物理の小ダメージを与える。
- 先手必勝
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵全体に現在HPの70%の割合ダメージを与え、敵単体のDEFとMDFを3ターンの間だけ小ダウンする。戦闘開始直後に一度だけ使用する。
- 見敵必殺
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵全体に現在HPの30%の割合ダメージを与え、敵単体のDEFを1ターンの間だけ小ダウンした後、敵単体の狙われやすさを1ターンの間だけ小アップする。キャラ入替えの回数が一回達する度に使用する。
- 見ててイライラすんのよ!のろま!
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。自身に1024回だけ攻撃をすこしカットするバリアを張り、自身のSPDを1024ターンの間だけ小アップし、自身のLUKを1024ターンの間だけ小アップする。スキルの使用回数が合計五回に達したタイミングで使用する。
- チンタラやってんじゃないわよ!!
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。自身に1024回だけ攻撃をすこしカットするバリアを張り、自身のSPDを1024ターンの間だけ小アップし、自身のLUKを1024ターンの間だけ小アップする。スキルの使用回数が合計十回に達したタイミングで使用する。
- いいわ、一気に決めてあげる
2部3章18節、2部3章19節、2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。自身に1024回だけ攻撃をすこしカットするバリアを張り、自身のSPDを1024ターンの間だけ小アップし、自身のLUKを1024ターンの間だけ小アップする。スキルの使用回数が合計十五回に達したタイミングで使用する。
- なにやってんのよあのグズ……!
2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。自身のATKを1024ターンの間だけ特大アップし、自身の DEFとMDFを1024ターンの間だけ大ダウンし、自身のSPDを1024ターンの間だけ中アップした後、自身のLUKを1024ターンの間だけ小アップする。エネミー数が一人になると一度だけ使用する。
- ポピー・エッジ
2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、自身のATKを1024ターンの間だけ小アップした後、自身のDEFとMDFを1024ターンの間だけ小ダウンする。なにやってんのよあのグズ……!を使用した後に使用するようになる。
- ポピー・アーセナル
2部3章30節、2部3章【試練】支子のスクロールを求めて、2部7章4節、2部8章29節で使用する通常技。敵全体に物理の小ダメージを与え、自身のATKを1024ターンの間だけ小アップした後、自身のDEFとMDFを1024ターンの間だけ小ダウンする。なにやってんのよあのグズ……!を使用した後に使用するようになる。
- ラジアータ・コマンド
2部3章【試練】支子のスクロールを求めてで使用する通常技。敵全体に最大HPの40%の割合ダメージを与え、敵単体の狙われやすさを1ターンの間だけ中アップした後、敵単体のDEFとSPDを3ターンの間だけ小ダウンする。戦闘開始直後に一度だけ使用する。
物語での動向
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
1章『まちカドまおう』
名前は明かさず"通信機の少女"として登場。
通信でヒナゲシが「一人じゃ不安だからお姉様も来てほしい」とお願いされ、リコリスはそっちに行けるようにハイプリスに頼んでみたが、第2章「頼りはボディーガード?」でハイプリスが「今、持ち場を離れられても困る」と断られた。
このことにリコリスは少々機嫌を損ねたが、自分の立場を理解した。
3章『げいじゅつのみやこ』
この章から本格的に登場し、芸術の都を支配しており、敵ボスを務めている。
ハイプリスの命令を受けたヒナゲシと合流し、共に暗躍している。
キサラギ以外のクリエメイトのオーダーに成功したと連絡があり、リコリスはキサラギから絶望のクリエを回収してるから、ヒナゲシに他のクリエメイトを捕まえるよう命令した。
しかし、他のクリエメイトを捕まえる事を失敗したヒナゲシをお仕置きする。次はヒナゲシを留守番担当にして、自身はクリエメイトを捕まえに行く。
その後はきらら達と戦闘になり、ヒナゲシによるウツカイの増援を送ったことによって、きらら達を追い詰めるが、キョージュによる黒のインクを周りをぶっ掛ける。ウツカイの視認能力は低く、敵味方を区別できない事によってきらら達に逃げられてしまった。
秘密基地に戻り、きらら達と対抗するためにヒナゲシと共にキサラギからもっと絶望のクリエを絞りとり、巨大ウツカイを作った。その後はヒナゲシと共に出かける。
しかし、出かけている最中にきらら達がキサラギの場所を発見し、パスを繋ぎ直されたことによってリアライフが破られてしまった。そのことを知ったリコリスは巨大ウツカイに先に戻って、きらら達を足止めするよう指示して、リコリスとヒナゲシも秘密基地に急いで戻る。
巨大ウツカイは倒されてしまったがなんとか間に合っており、ヒナゲシと共にきらら達を襲うが敗北した。
キサラギの残した絵をスクライブ達に写本させると宣言し、撤退した。
5章『ご注文はゲリラですか?』
ヒナゲシと共にスイセンの手伝いをしている。
しかし、この聖典に詳しくそれを上手く利用したヒナゲシとは異なりリコリス自身はあまり暗躍しておらず、ココアを絶望させることくらいしかやっていない。
7章『連鎖する悪夢』
真実の手が揃い、写本の街を襲撃している。
スズランによる転移装置の細工によってバラバラにされたシュガーとソルトをヒナゲシと共にダチュラの毒を仕込んだ武器で攻撃し、シュガーとソルトを毒を与えることに成功する。一気に決めようとするがきらら達によって助太刀されてしまい、後退する。
その後はヒナゲシとスイセンと共に本命として神殿の連中を倒しに行き、描写はされていないが、ソラの神殿でソラとアルシーヴをさらったと思われる。
8章『旅の終わりは近づいて』
それぞれのリアリスト達が各地の街に分かれ、リコリスはソルトと対峙していた。
ハイプリスが他の真実の手と共に辺境の大神殿に集合させて、きらら達を倒すよう命令される。
エニシダの敗北後にきらら達の前に立ち塞がり、ヒナゲシと共にきらら達に挑むも、敗北。その場で倒れ込んだ。
リコリス「このバカ、最後まで足引っ張ってんじゃないわよ……」
ヒナゲシ「ごめんなさい、ごめんなさい、お姉様……」
リコリス「いいわよ、もう…… あんたがグズなことなんて百も承知だったんだから……」
ヒナゲシ「お姉様……」
その後、ハイプリスの計画はきらら達によって阻止されて失敗に終わり、リアリストは壊滅することになった。
壊滅後はソルトによって監視されるようになった。
外伝イベント『リアリストたちの未来』
ソルトによって監視された後もずっと怒りっぱなしだった。
リコリスに会いに来たハイプリス達だったが、この時も怒りが収まらずヒナゲシに対して「役立たず」「あんたの顔なんか二度と見たくない!」と怒鳴り、改心したハイプリスを歓迎せず、聖典を憎むのをやめないと言う。
そして、ハイプリスによってガーディアンウツカイを取り除かれ、頑なになった心から解放され、リコリスの過去が明らかになる。
かつてのリコリスは優しくて自分で聖典を読んでもクリエを得られない病気にかかった母親に対して薬を飲ませるのだった。
だが母親は衰弱し、リコリスは聖典を読もうとするも理解できずに母親は命を落としてしまった。
その後のリコリスはあちこちの神殿に潜り込んで神官の読む聖典のおかげで生きてきた。
聖典がないと生きられないこのエトワリアに聖典が読めないのは致命的で、これにはうつつからは憎んでもしょうがないとして納得していた。
今でも聖典を憎んでいるリコリスにメディアは彼女でも理解できる聖典を作り出すと誓い、リコリスはメディアに対して光明を見出したのか、そんな聖典ができたなら読んであげてもいいと言った。
その後ヒナゲシに対しては暴力女である自分を別れることを求めていたが、ヒナゲシはリコリスに想いをぶつけ、共にいるようになった(また同時に、リコリスはヒナゲシより役に立ってないと自覚していた様子)。
きっとココアとチノ、シュガーとソルトみたいに強い絆を手に入れることになるだろう。
ハイプリス達が旅立つ2日前に、リコリスとヒナゲシはハイプリス達とはついて行かず、シュガーとソルトの所で働くことにした。
検索上の注意
pixivで単に『リコリス』で検索すると、様々な用語(特にきららファンタジアのアニメーション制作を担当しているA-1 Picturesが制作したアニメである『リコリス・リコイル』など)のイラストまでも引っかかってしまう。そのため、きららファンタジアのリコリスを検索する時は、『リコリス(きららファンタジア)』や、『リコリス AND きららファンタジア』にして検索した方が良い。
関連タグ
リアリスト
リーダー
サンストーン ヒナゲシ スズラン ロベリア スイセン エニシダ ダチュラ
魔物