※本馬をモチーフとする『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクターについてはヒシアケボノ(ウマ娘)の記事を参照。
概要
半弟に海外G1を2勝したアグネスワールドがいる。
体重が500kgを優に超える超大型馬として有名で、馬名の由来は当時現役だった第64代横綱の曙太郎からである。
しかし、年が明けても勝てず武豊を背に挑んだ5戦目の未勝利戦も5着。武が乗ったのはこの1戦だけだった。
河内洋を迎えた未勝利戦で、6戦目にして初勝利し次の500万下条件戦も連勝。
騎手が角田晃一に代わっても連勝を4に伸ばす。
この後の2戦は河内が騎乗するも、再び角田に戻ったスワンステークス(GⅡ)で重賞初勝利し以後、角田が主戦騎手となる。
マイルチャンピオンシップはトロットサンダーに敗れて3着になるも、続くスプリンターズステークスでビコーペガサスとドバイから参戦したソーファクチュアル(オリビエ・ペリエ騎乗)の追撃を振り切りGⅠ勝利を飾る。
この時の馬体重560kgはGⅠ勝利再重量記録として長らく不動であったが、2016年にアポロケンタッキーがダートGⅠの東京大賞典を馬体重565kgで勝利したことにより破られた。
しかし芝GⅠ優勝馬の歴代最重量記録としては2021年現在も残っている。
(※逆にGⅠ勝利最軽量記録は1971年度のオークス馬であるカネヒムロの384kg。)
しかし、翌1996年以降はまったく勝利できず、1997年末のスプリンターズステークスで9着になったのを最後に引退(この時の騎手は、ヒシアマゾンの主戦だった中舘英二)。
引退後は種牡馬になるも、目立った成績は残せなかった。
2008年に16歳で死去した。
重量馬と短距離レースとの関係性について、こんな動画が作られている。