概要
一般に、生臭坊主と同じ意味合いで使われることが多い。
具体的には破戒していることを恥じない態度が問題だとされる。
当人に自覚があるか無いかの話である。故に厳密には創作のキャラクターは該当しない。
破戒僧をモチーフとしたキャラクターなど
玄奘三蔵(最遊記):僧でありながら飲酒・喫煙・博打を嗜む男。
殺生院キアラ(Fate/EXTRA-CCC):真言立川流という密教の尼僧。
ウルージさん(ONEPIECE):「破戒僧海賊団」を御率いなさられ、御趣味は「酒と色事」。
悠久山安慈(るろうに剣心):自ら破戒僧であることを認める。殺生も行う。
凶羅(うしおととら):いわゆる戦闘狂であり、他人を傷つけるや戦意のない妖怪を殺すことを厭わない。
破戒僧(SEKIRO):ゲーム終盤のエリアの入口にて番人を務める、常人の倍近い体格を持つ尼僧。薙刀を主な武器とする他、霧を伴って分身する幻術の使い手。その正体は意外な人物である。
はかいそう(真・女神転生):ガイア教徒として出てくるエネミー。笠をかぶった僧侶の姿をしている。
波羅夷空却(ヒプノシスマイク):言動は下品で、耳に多数のピアスの穴を開けている。
信楽(繰繰れ!コックリさん):女好き・ギャンブラー・愛煙家・酒豪と破戒僧の見本のような存在であり、業界関係者からは踏み倒しのプロとしてブラックリスト入りされている。
円生(京都寺町三条のホームズ):幼い頃より美術品の贋作を作り続けてきたが、あまりの精巧さに誰も贋作だと見破れず、虚しさを感じ仏門に入り数年間は真面目に生活していたが、清貴が初めて自分の贋作を見抜いたことで彼への対抗意識と喜びを感じて寺を抜け出し、僧侶姿のまま贋作師としての活動を再開し、幾度となく清貴と対決する事となる。
その他
まんが日本昔ばなし・ふるさと再生日本の昔ばなしにも、『飯降山』や『坊主地獄』など、堕ちた僧侶を描く話がある。