概要
2012年4月から2019年9月までテレビ東京系列局にて放送された。
前年3月に発生した東日本大震災を受けて制作されたため、「ふるさと再生」の題が付く。
旭化成の住宅ブランド・ヘーベルハウスの一社スポンサー番組で、マスコットである十二支と猫のキャラクターの内の羊は、ヘーベルハウスのイメージキャラクターのラムくんが担っている。
このキャラクター達は「十二支のはなし」でメインを飾ったほか、2015年10月以降は各話に必ず一回はモブや背景として入ってくるようになった。
日本に言い伝えられている昔話や、神話、落語などの話をアニメ化し、子供から大人まで楽しめることのできる内容となっている。
構成としては1回につき3話のフォーマット放送していた。そのせいか3話中1話がアンコールだったりリメイクだったりした時期がある。
語り部は柄本明と松金よね子。この2人が様々な配役を担当している。
2017年4月に「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」にリニューアルされ、柄本と松金は引き続き続投したが、1回につき2話構成に変更された上、後半パートは特定の都道府県にまつわる逸話を放送するスタイルを採った。そしてそれに絡む格好で天狗の子供である新キャラ・てんすけ(声:山田キヌヲ)が新たに加わり、「てんすけのふるさとめぐり」という新コーナーも登場した。ただ1年で終了したため、47都道府県一周は果たしたものの、2周目は茨城県・山梨県・和歌山県の3県のみに留まる。
2018年4月から2019年9月にかけて「ふるさと 日本の昔ばなし セレクション」というタイトルでアンコール放送を実施した。
放送時間はこれまでの日曜朝9時台前半から同じ日曜でも朝10時台後半に変更された(ガールズ×戦士シリーズと枠交換)。また、複数スポンサー番組に切り替わったが、ヘーベルハウスは引き続きメインスポンサーとして参加している。
なお、BSジャパンでは「ふるさと再生 日本の昔ばなし」と「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」は放送されたが、「ふるさと 日本の昔ばなし セレクション」は放送されていない。
主題歌
オープニングテーマ
「一人のキミが生まれたとさ」(2012年4月1日放送分〜 2016年3月27日放送分)
作詞・作曲 - 大倉智之 (INSPi) / 編曲:吉田圭介 (INSPi) / コーラス - INSPi / 歌 - 中川翔子
「ふるさとほっこり村」(2016年4月3日放送分〜2017年3月26日(最終回)放送分)
作詞 - 山之内一 / 作曲・編曲 - 大森俊之 / 歌 - 水森かおり
※「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」のオープニングテーマとしても収録されているが、映像が変更されている。
「僕たちの世界」(ふるさと 日本の昔ばなし セレクション)
作詞・作曲 - 坪野竜也 / 歌 - 水森かおり
エンディングテーマ
「あるこう」(2012年4月1日放送分〜2013年3月31日放送分)
作詞 - 吉田圭介・大倉智之 (INSPi) / 作曲 - 吉田圭介 (INSPi) / 編曲 - 齋藤真也 / 歌 - 中川翔子
「ぴょんぴょん ぷにょぷにょのうた」(2013年4月7日放送分〜2017年3月26日(最終回)放送分)
作詞 - 心真堂 / 作曲・編曲 - MEG.ME / 音楽協力 - テレビ東京ミュージック / 歌 - すたーふらわー(小林星蘭・谷花音)
※「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」、「ふるさと 日本の昔ばなし セレクション」のエンディングテーマとしても収録されているが、どちらも映像がそれぞれ変更されている。
挿話
テレビ東京は、東京12チャンネル時代の1976年8月から12月にかけて、金曜夜7時台後半に、本番組とほぼ同じコンセプトのアニメ番組であった「まんがふるさと昔話」を放送していた。
こちらは牟田悌三・松島トモ子が“出演”していたが、このお二方以外にも劇団テアトル・エコー在籍者も参加する事があった。
ちなみにこちらも一社スポンサー番組であった
関連タグ
まんが日本昔ばなし・・放送スタイルが同じであるが、直接な繋がりはない。
ヘーベルハウス・・先述の通りスポンサー。
湖川友謙・・当番組は数多くのベテランアニメーターが参加しており、中でも氏が担当する回は独特のタッチから人気が高い。