- 九つの尾を持つ妖怪のこと。十中八九狐の妖怪である→九尾の狐
- 『NARUTO』に登場する尾獣の一体。→九喇嘛
- 『大神』に登場する妖魔王を名乗る大妖怪(ボスモンスター)。→キュウビ
- 『森羅万象チョコ』に登場するキャラクター。→クオン
- 鞭の一種。バラ鞭やCat-o-Ninetailなどの別称がある。
なお多くの作品は1をモデルにしている。
九尾(妖怪)
獣の姿をとる妖怪の持つ複数の尾は、長寿や法力、霊力、妖力の象徴であり、それらの妖怪を外観的に妖怪たらしめている重要な要素である。
複数の尾をもつ狐の総称として尾裂狐(オサキ)とも呼ばれる。
万単位の年月を生きた古狐が化生したものだともいわれ、妖狐の最終形態の存在だとされる。
日本では、「玉藻前」すなわち白面金毛九尾の狐に関する伝説が有名である。
他の動物がモチーフの妖怪でも多尾の妖怪がおり、特に猫は七尾のものが実在の伝承として存在するなど、今後創作の世界において「九尾の○○」が出現しないこともないだろう。
九尾(NARUTO)
CV玄田哲章
火の印からの無尽蔵のチャクラ、人の手足と九本の尻尾を持つ狐の姿をした生命体。
初代火影・千手柱間が手にして以来、木ノ葉隠れの里が保有してきた。
人柱力は柱間の妻・うずまきミト、四代目火影の妻・うずまきクシナ、現在は主人公・うずまきナルトの体内に封印されている。
尾獣の中では事実上最強であると同時に、他の尾獣よりも邪念が桁外れに強く、幾度もナルトを利用し封印術を解除させようとした。
・・・が、最近はツンデレ化が進行しつつあるようにも見える。
第二部後半にて、「九喇嘛(クラマ)」という本名が判明した。