概要
エーリッヒ以外の一軍はWGPと同時期に開催されていたヨーロッパ選手権に出場していたために、当初は二軍がWGPに参加していた。
二軍では苦戦を強いられていたが、一軍と交代して以降は圧倒的実力で他チームを制し、瞬く間に上位に躍り出た。モットーは「正々堂々勝利を掴む」。
リーダーであるミハエルの圧倒的カリスマ性の下、規律厳しくまとまっているチームである。
一軍には監督はいない。
ユニフォーム
原作では一軍のみが登場し上下とも黒。アニメでは一軍と二軍とも上半身は赤、下半身は白っぽいズボン。
活躍
劇中でのTRFビクトリーズとの対戦成績は、二軍が2試合戦いずれも敗北。
一軍とも1試合行い、ミハエルが1位をとるもその試合はポイント制のため後続のポイントでビクトリーズに敗れた。ファイナルステージでも二日目でミハエルは星馬烈とカルロ・セレーニに敗れ3位。最終日には星馬豪とブレット・アスティアとトップを競うが、TRFビクトリーズの豪が1位をとり、TRFビクトリーズの優勝が決まった。
MAX編では、アメリカで開催されている第2回WGPに乱入したボルゾイチームの攻撃でマシンは粉砕され、あっさり敗れ去ってしまった。また第1回WGPの最終戦でミハエルは2位になったことがMAX編の第2話で描かれた。
使用マシンは「ベルクマッセ」、一軍到着後は「ベルクカイザー」。ベルクカイザーにはR型とL型の2種類があり、ミハエルとエーリッヒがR型を、シュミットとアドルフがL型を使用する。ヘスラーはレースによって両機を使い分ける。
メンバー
五人全員が男子。
・ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー(ミハエル(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP))(リーダー。声:安達忍)
・シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ(シュミット(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP))(声:石田彰)
・エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ(エーリッヒ(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP))(声:三木眞一郎)
二軍について
二軍メンバーはエーリッヒ及び四人の男子で構成。
・エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ(声:三木眞一郎)
・ハインツ・シュタイドルフ ※アニメ本編ではミニ四ファイター(杉山闘士)がクレッセンと呼んでいた。
※エーリッヒ以外の声優については、二人について川島得愛氏と田中啓之氏が演じていたことがEDクレジット上に載っていた。その際は選手は固有名詞ではなく3話(シリーズ通算54話)ではともに「アイゼンヴォルフ選手」、退場する話ともなった23話(シリーズ通算74話)では川島氏については「アイゼンヴォルフ2軍A」、田中氏については「アイゼンヴォルフ2軍B」と表記していた。クレジットには載らなかった残り二人は矢島晶子氏と西村ちなみ氏であったことがWGPパーフェクトガイドにて明らかになった。
二軍監督にクラウス(声:宇垣秀成)がいたが、一軍と入れ替わる際に解雇された。
エーリッヒ以外はビクトリーズを見下したり、バトルレースに近い行為もしており、豪から「卑怯」と言われるも「これが俺たちの勝ち方だ」と言い放ったり、監督も監督でメンバーに反則するように命令するなど、一軍のモットーである「正々堂々勝利を掴む」に反している。
ビクトリーズ戦ではいずれもリタイヤ車を複数出しており、特に初戦では(エーリッヒが止めたにもかかわらず)烈を相手にして4台とも自滅している。
成績は一軍到着までの時点では5勝4敗であり、総合6位の順位であった。
一軍との交代にあたり、二軍からはエーリッヒが一軍に加わり、他の四人、またクラウスは帰国することとなった。
アニメ以外ではゲーム『オールスターバトルMAX』にも登場した。
関連イラスト
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!! 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP ミハエル(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP) シュミット(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP) エーリッヒ(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP)
アニポケ - ポケットモンスター(ポケモン)のアニメ作品。アニメWGPの放送があった1997年に同じくテレビ東京で放送開始。その年の12月2日に本放送があった第36話「あらしのサイクリングロード」では、固有名詞をもたない単発キャラクターのうち、「チャリンコ族1」を田中啓之氏、「チャリンコ族2」を川島得愛氏という本チームの二軍メンバーでクレジットに載った二人が演じた。クレジット記載の順番はWGPとは逆転。同じく元々は二軍に属したエーリッヒ役の三木眞一郎氏は『ポケットモンスター』ではコジロウでレギュラー出演しており、同回ではスポットを浴びる立場だった。