ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

尾藤吼太

びとうこうた

スーパー戦隊シリーズ第26作『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する人物。ハリケンイエローに変身する。

演:山本康平

人物

忍風館陸忍科第507期生。

かつては椎名鷹介野乃七海と共に落ちこぼれの忍者と言われていたが、館長の日向無限斎は、実は高く評価していた。

宇宙忍群ジャカンジャの襲撃時では、鷹介・七海と共に朝礼をサボっていたため、難を逃れることが出来た。

後先考えずに突っ走りがちな鷹介や七海に対し、吼太は慎重派で、それで対立したこともあった(巻之四・巻之二十九)。

忍者になる前から介護福祉士として活動しており、高齢者達のウケはいい。それもそのはず、若い頃の祖父に似てイケメンだかららしい。高齢者以外にも小児を担当する事も。

ちなみに特徴的な髪の毛は天然パーマである。

鳴子(めいこ)という保育士の妹がいる。兄が忍者であることには感づいており、巻之四十一で明確に知ることになった(その時は黒子ロボットが記憶を消しに現れたが鷹介と七海に止められ未遂に終わった)。

尾藤あやめという戦前に生まれた祖母がおり、現在は死別しているが、巻之二十五にて復活忍者バンパ・イヤーンの能力で現代の女子高生レベルにまで若返って現世に蘇る。死亡した後もずっと守護霊として彼を見守って来たらしく、戦争で死亡した夫の二の舞になるのを止めるべく、ハリケンジャーを辞めさせようとしたが、彼の奮闘する姿を見て安心してあの世へと帰っていった。今も彼女は尾藤家を影から見守っている事だろう。

第25話「海賊とニンジャ」および第26話「シュシュッとTHE SPECIAL」に、鷹介・七海と共に登場した。

現在でも介護福祉士として活動を続けている。

宇宙帝国ザンギャックの行動隊長・サタラクラJr.とサンダールJr.の暗躍を察知し、鷹介・七海と再会。

ゴーカイジャーに対しては、当初はあまりいい印象は持っていなかったが、ボキ空間での交流で考えを改める。

戦闘シーンでは、ジョー・ギブケンドン・ドッゴイヤーと武器交換をし、ジョーのゴーカイサーベルを手に持った時には、「海賊の武器だ!」と歓声を上げた。

『10years after』

ライオンの鬣のようにモジャっとしていた天然パーマも整えられ、眼鏡を着けるようになった事でイメージがガラリと変わった(メガネを外すシーンもある)。そりゃあおばあちゃんがイケメンと評するわけである。

二児の父親になっており、娘は「鈴音」(演:新田麻結)、息子は「陸」(演:松田北斗)と名付けられた。いずれもハリケンイエローの二つ名である「陸忍」やを連想させるネーミングとなっている。彼女達には自分がハリケンジャーだという事は秘密にしており、続編の小説版で彼女達の活躍を描いたエピソード「毒鳥と姉弟」ではとうとう正体がバレてしまう。ここでも黒子ロボが記憶を消去しに現れたが、吼太の判断で記憶は消されることはなかった。

マゲラッパとの戦いでは坂本龍馬のコスプレを披露し、口調まで真似していた(リリース年の大河ドラマに坂本龍馬は出ていたが、主役の年ではない)。

しかし、単なるネタと侮るなかれ。シングルショット式ピストルを使った射撃の腕前は本物であり、10歩勝負ではウェンディーヌの「ドキュン!」を回避し、眉間に一発叩き込んだ(ギャグ補正でお約束の黒焦げ顔になるだけで済んだ)。

彼がパワータイプの戦士であり、他二人が比較的ドライガンやハヤテ丸ガンモードといった射撃武器を多用していただけに意外に思うファンもいるかもしれないが、ハリケンイエローは技の戦士としての側面も持っている為、射撃スキルを披露できてもそこまでおかしい話ではないだろう。

余談

吼太を演じた山本氏は後に『仮面ライダードライブ』で第5話から第6話にかけてゲストである市川勇蔵を演じており、シノビチェンジのポーズを取ったスチールが撮影されている(名前の由来は某歌舞伎役者であろうか?)。

ゴウライジャーが兄弟戦隊なこともあって家族に絡んだエピソードが展開されたため、ハリケンジャー側で家族に触れられたのは吼太だけだった。

尾藤吼太の編集履歴2022/02/23 17:03:36 版